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趣味・特技はありますか
今回は、いざというときにスムーズに趣味・特技について自信をもってこたえることができるよう、趣味や特技の例についてお伝えします。
趣味・特技とは
人に趣味・特技を聞かれた場合は、結論から言うと特技を伝えるのがベターです。一般的にはモノマネや一発芸のようなものではなく、例をあげると「楽器がひける」「スポーツが得意」などといった人より上手にできる趣味をこたえるべきです。そういった意味でも、特技と趣味は同時にきかれることが多いのでしょう。
ここで例にあげたような楽器やスポーツで得意なことがないという人でも、いままでの人生を振り返れば何かしら得意なことがあったはずです。どんな些細なことでもいいので、得意なことを掘り起こし、特技と堂々と言える程度に「整える」作業をしてください。
年代別趣味・特技の例
また、ここにあげるものは一例であるため、自分独自の趣味・特技があるならば、ぜひそれを生かしてください。
中学生
そのため、中学生の趣味・特技の例としては、スポーツならサッカー、野球、水泳、陸上、卓球、テニス、バレーなどが多くあげられます。また、それ以外に例をあげるとピアノ、吹奏楽部などで演奏する楽器、英会話などがあげられます。
例示してみるとよくわかりますが、中学生の趣味・特技は部活動や習い事と同じになることが多いため、みんなが似たような趣味・特技をもっているということになります。そのため、ほかの人があまりやっていないような趣味・特技を修得しておくと、まわりから一目置かれたり、意外なところで注目を集められたりします。
中学生でもそのような趣味・特技をもつ人は、高校生並みに本格的な技術をもっていることもあります。
高校生
例をあげるとすれば、バンドを組んでギターをはじめたり、パソコンを使ったプログラミングができたりする人もいます。また、趣味とは思えないくらい上手なイラストを描けるような人もいます。例示することができないくらい、高校生の趣味・特技は多様です。
高校生になると、趣味・特技を仕事にしたいと思う人も増えるため、趣味・特技と言えどもより本格的に技術を磨こうとする人も多くなります。いずれにせよ、精神的にも体力的にもほとんど大人と同じ状態になっているため、生涯の趣味・特技かそれ以上のものとしての完成度を目指すことも可能な時期です。
大学生
大学生の趣味・特技は社会人の趣味・特技と同じくらい幅広く、一例をあげると、ダンス、スノーボード、登山、ビリヤードといったアクティブなものから、読書、映画鑑賞、英語以外のさまざまな語学、ブログなど多種多様なジャンルへ展開されています。大学生の趣味も、例をあげればきりがないほど人によってさまざまです。
社会人
とはいえ、大人の世界に足を踏み入れることで、新たな趣味・特技に出会うチャンスも多くなります。例をあげると、会社の付き合いでゴルフを始める人が増えます。はじめはあまり興味がなかった人でも回数を重ねるごとにその楽しさを感じ、プライベートでもゴルフに出かける人も多いです。
また、とくに女性であれば習い事として、例えば料理教室に通う人も多いですし、ビジネスで使うことを目標に英語に力を入れる人もいます。
社会人の趣味は大学生以上に、「こんなものがあります」とまとめて例示することが難しいほどに多様です。なかには、趣味を極めているうちにそれが仕事に変わっていく人もいます。
就活での趣味・特技の例
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履歴書
ここに書いた趣味・特技については、選考が面接へと進んだ際に必ずというわけではありませんが、質問をされる可能性があります。履歴書に書くからには自信をもってこたえられる内容を記載しましょう。
仮に、例えばほかの人より秀でているという自信がある趣味・特技があれば、あえて目を引くキーワードを入れて面接官に質問をさせるというのも一つのテクニックです。自分を売り込むために、趣味・特技を利用できると判断した場合には積極的に活用しましょう。
ES
ESに書く趣味・特技は慎重に選定し、自分をアピールできるものにしましょう。アピールと言っても、趣味・特技自体がすごいものである必要はありません。自分の長所といったアピールポイントを根拠づけるようなエピソードを語ることができるようなものを選ぶことができれば問題ありません。
例え、自分の経歴や能力に自信がない場合でも、趣味・特技であれば、ある程度、自信をもって書くことができるのではないでしょうか。自分自身のよさをアピールできる機会を逃さないよう、趣味・特技についても積極的に記載しましょう。
面接
また、趣味・特技がその場で披露できるようなものである場合、企業によっては「やってみて」と言われることもないとは言い切れません。とくに海外とのやり取りが多い企業なら、英語を趣味・特技だという学生がいればその場に居合わせた社員と英会話をさせることもあります。
面接で趣味・特技を披露することはそう多くはありませんが、心配であれば面接に向けて一度練習してもよいでしょう。社風にもよりますが、自ら趣味・特技を披露したいという申し出が歓迎されることもあります。
趣味・特技の例・一覧
スポーツ
面接では面接官と好きなスポーツが同じであれば、話が盛り上がることも予想されるでしょう。競技者人口が多い競技は、例えば、サッカー、野球、ラグビーなどがあります。話が弾んだからといって次の選考に進めるとは限りませんが、面接という緊張が伴う場で少しでもリラックスできれば本来の力を発揮できる可能性も高まります。
就職活動においては、「体育会系」と呼ばれる厳しい環境を経験したことがある人を優遇する企業もまだまだ多いのが実情です。スポーツを長く続けてきたという経験はそれだけで精神の強さや粘り強さを示す指標として捉えられることも多く、経験がある人は積極的にアピールしてください。
スポーツの経験は面接官にとってもイメージがわきやすくわかりやすいので、経験がある場合はぜひ話すようにしましょう。
音楽
例としてピアノやバイオリンなどを子どものころから続けている場合には、ずっと続けてきたという継続性をアピールできます。親にやらされていたという印象をもたれないよう、自発的に取り組んできた姿勢をアピールしましょう。面接では、「挫折したときにどう乗り越えてきたのか」という点を重視するため、そのような質問に対応できるエピソードを一つ用意しておくといいでしょう。
絵・イラスト
また、それ以外で絵・イラストを趣味・特技としてアピールする場合には、言い方をきちんと組み立てる必要があります。例えば、「ただ好きで書いていたら絵がうまくなった」というだけでは、面接で語る趣味・特技としては不十分です。
どのような目標を立てて、どのようなやり方をして、どのような結果になったのかといったことをきちんと説明できなければなりません。面接官の頭の中にこれまでの取り組みが絵にかいたように浮かぶくらいわかりやすく話すのが理想です。
語学
まず、例えば子どものころに海外に住んでいた経験があるために語学が堪能な場合は、エピソードの語り方に注意が必要です。
仮に、小さな子どものころに語学を修得している場合は、あまり自分で修得のための計画を立てて取り組んだわけではないはずです。その場合は、語学そのものの修得よりも、海外での生活で大変だったことやそれに対する自分の対応や努力を説明したほうが面接官には響くでしょう。
また、おとなになってから語学を修得した場合には、目標設定の仕方や自分の取り組み方を説明するとよいです。とくに語学留学の経験がある場合は、積極的に語学の修得や異文化交流に取り組んでいたことを説明し、好奇心旺盛でどんなことにも果敢にチャレンジできるといった姿勢をアピールしましょう。
オーディションでの趣味・特技の例
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歌
努力したという事実だけで合格を勝ち取ることは難しいですが、例えば合否がほかの人と接戦となった場合には、今後より成長しそうな人が選ばれます。最後まであきらめないという必死さを見せることも重要なアピールです。
楽器
曲はオーディションを行っている相手の好みに合わせたり、自分をそれとなく印象付けられたりするものを選ぶといいです。
例以外にも趣味・特技を見つけよう
また、趣味・特技は短期間で身につけられるものではありません。趣味・特技を聞く側もある程度の期間、真剣に取り組んだ姿勢を見たいという観点から、趣味・特技についての質問をしてきます。相手が求める内容をうまく説明し、評価を得られるようなエピソードを伝えましょう。