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結婚式の花嫁の手紙の書き方・例文
手紙の結び
手紙の結びで使う「かしこ」や「敬具」などは使わずに、「今まで育ててくれて本当にありがとう」といった感謝の言葉で結ぶのが良いでしょう。実際に読み上げるので、話し言葉の手紙で大丈夫です。堅苦しく構えるのではなく、リラックスして、普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを込めた言葉でつづりましょう。
年代別おすすめの花嫁の手紙の例文
20代
例文
いつもわがままばかりで困らせてばかりだったとおもうけど、ブツブツ言いながらもいつも見守ってくれていましたね。
ずっと実家暮らしで、食事も洗濯もなんでもお世話になりっぱなしで、家で料理もしないので、お母さんはかなり心配しているのではないですか。
まだ作れない料理もあるから、作り方がわからなくなったら、電話やメールするから、教えてね。
私が覚えているのは、人生の節目には家族写真を必ず撮っていたことです。この日だけは、どんなに忙しくても家族みんなの予定を合わせていたんだよね。
私も○○さんとそんな温かい家庭を築いていきたいとおもっています。
本当に今までありがとうございました。これからは、私たちのことを温かく見守ってください。
30代
そのあたりを踏まえ、感謝の気持ちを込めた内容にするとよいでしょう。また、20台ほどまで砕けた口語体ではなく、少し大人な部分も感じさせる口語体くらいにするのがおすすめです。30代の花嫁の手紙の例文も紹介します。
例文
こんな私を今まで大切に育ててくれてありがとう。
お母さんが私を生んだのは、20代の時だったとよく話していたのを覚えています。本当は、もう少し早く結婚してほしかったんだろうなぁって気づいていました。
でもやっと素敵な○○さんと出会って、今日、こうして結婚式を挙げることができました。
これもお父さんとお母さんのおかげだと思っています。
就職活動の時は、本当に心配をおかけしました。なかなか希望する会社に受からなくて、自暴自棄になっていた私に「大丈夫だ、焦らなくていい」と声をかけてくれた時は、本当に嬉しかったです。
おかげで、あの後に面接を受けた会社に無事就職が決まり、○○さんと出会えたことは、今でも奇跡のように感じています。
お父さん、お母さん、そして○○さんのお父さん、お母さん、私たちのことをこれからよろしくお願いします。
40代以上
例文
今日○○さんと結婚することができました。今まで本当にありがとうございました。
30代前半ごろまでお見合いの話をしたりと結婚してほしいという思いをひしひしと伝えてきていたのに、30代後半あたりからは、何も言わなくなったのを覚えています。
○○さんのことを紹介したときは、本当に喜んでくれましたね。
私は、これからお父さんとお母さんみたいな温かい家庭を築きたいです。そして、今までたくさん心配をかけてしまった分、しっかりと恩返しをしていきたいと思っています。
歳は重ねてもまだまだ未熟な私たちです。これからも私たちのことを応援してください。そして、本当に今までありがとうございました。
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片親の場合の花嫁の手紙の例文
母子家庭など
正直に言うと…小さい頃はお父さんという存在がいない事、そして仕事で家を留守にしてばかりのお母さんの事を全然理解する事ができなくて、本当はすごく…すごく…寂しかったです。周りの子達の、家族の話を聞く度にどうして私はお父さんがいないんだろうと胸を痛めた事もあった。
でも、これからは大好きなお母さんと、一緒に旅行に行ったりその分たくさんの思い出を作っていきたいです。https://wedding-tips.jp/c11_how-to-write-brides-letter-templete/
種類別花嫁の手紙の例文
明るい
例文を挙げると「あの頃は、私も随分とやんちゃだったから、いっぱい迷惑をかけたね」という文面とともに、スクリーンでやんちゃだった時代の写真を映してもらうと、とても明るい雰囲気で場を和ませることができるでしょう。
幼いころ、なかなか寝付けない私のことを、お父さんは毎晩ドライブに連れていってくれました。途中で私が寝たと思って引き返すと、コースが違うと泣き出し、ずいぶん困らせたようですね。
感動など
感動する花嫁の手紙の例文を挙げると「あの頃は、どうしてもお父さんと顔を合わせるのが嫌で、家に帰ってきてもリビングに顔も出さなかったこともありました。」と家族に対してつれない態度をとったことを反省している内容から、感謝をしているといった結びにつなげるような手紙にすると、感動する内容になります。
「ごめんね」と「ありがとう」を同時に伝える手紙にすることで感動する内容になるでしょう。
相手別花嫁の手紙の例文
家族
例文を挙げると「お父さん、お母さん、お姉ちゃん。私は、今日○○さんと結婚することができました。今までたくさんの思い出をありがとう。これからは、○○さんとたくさんの思い出を作っていきたいと思っています。」と言ったように、感謝と決意を含めた内容で普段話しているような言葉でまとめるとよいでしょう。
お父さん、お母さん、そしてお姉ちゃん。今日私は○○○さんと一緒に夫婦になります。この場を借りて今までの感謝の気持ちを伝えたいので、聞いてね。
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相手の両親
例文を挙げると「○○さんのことをこんなに素敵に育ててくださり、ありがとうございます。」というように感謝の言葉を込めた内容にするとよいでしょう。「○○さんからいつも仲の良い両親だという話を聞いて・・・」というように、相手の両親のことを褒める内容を意識した文面にします。
結びには、これからは二人のことを見守ってほしいといった意味合いの文で締めるとよいでしょう。
お母さん
例文を挙げると「お母さんあの時は、お父さんに黙っていてくれて、ありがとう」というように、二人だけで秘密を共有していたことがあれば、こういう場を借りてありがとうと言った感謝の気持ちを伝えるようにするのがおすすめです。
おばあちゃんなど
例文を挙げると「お父さんやお母さんは、もちろんなんだけど、おばあちゃんのおかげで私はこの日を迎えることができました。」と言ったように、お父さんやお母さんにも感謝しているけれど、おばあちゃんにもとても感謝していると言ったように、両親に失礼のないような文面にしつつ、おばあちゃんに感謝の気持ちを伝える文面にするとよいでしょう。
花嫁の手紙は素直に書くのが一番
花嫁の手紙で大切なことは、素直な気持ちを表すことが大切です。例文で紹介したように、当人にしかわからないエピソードを盛り込んだ手紙にすることで、相手にも気持ちが伝わりやすくなります。参考にしやすいように例文は紹介しましたが、自分の素直な言葉で花嫁の手紙を綴ることで本当の感謝の気持ちが相手にも伝わります。素直な気持ちで書くようにするとよいでしょう。