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「プレ」の意味と由来|類語/反対語・用例7つ|プレオーダー

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「プレ」とは

「プレ」とは、接頭語のうちの一つです。この「プレ」という接頭語をみなさんはご存知ですか。あまり聞いたことがない人が多いでしょうし、そもそも接頭語が何かをわからない人も多いでしょう。

今回はこの「プレ」という接頭語についてその意味や由来、使い方や類語などについて詳しくご紹介していきます。「プレ」に関する知識を深めて、日常で活用してください。

「プレ」の意味

「プレ」とは、「以前の」や「先行して」、それから「前に(の)」という意味です。英語では「Pre(プレ)」と書きます。

普段から英語に馴染みのある人は、この「プレ」という接頭語をよく見かけるでしょう。色んな単語でこの接頭語が使用されています。例えば「Prefer(プレファー)」や「Prefix(プレフィックス)」などです。

カタカナ語では「プレビュー」という言葉などが馴染みがあるかと考えます。

「プレ」の由来

「プレ」の意味の由来は、ラテン語「Pre-」です。ラテン語で「Pre-」 は 、「Before in time or place(その時間より前、その位置より前)」を意味します。

以前のラテン語と変わらず、現在も同じ意味で使われています。英語は、ラテン語に比べると新しい言語なので、ラテン語から由来されている言葉が非常に多いです。

「プレ」の使い方

ここからは、「プレ」の使い方を詳しく見ていきましょう。「プレ」の意味や由来は何となくわかったけど、使い方がまだわからないという人も多いと考えます。「プレ」という接頭辞は、一体どのように使うのでしょうか。

「プレ」は、実に色んなシチュエーションで使われています。それぞれの場面での「プレ」の使い方を、具体的な用例とともに見ていきましょう。

接頭語「プレ」の用例

「プレ」の使い方としては、名詞の先頭に付けて「以前の」「前に(の)」「先行して」の意味を表すことができます。

例えば「プレビュー」や「プレホスピタルケア」などです。また、本番前の試験的な意味合いにもプレがよく使われます。例えば、「プレ大会」「プレオープン」などです。

用例1「プレオーダー」

「プレオーダー」とは、「プレ(前の)」「オーダー(順序、命令、注文)」という意味で、「事前注文」や「先行抽選」という意味で使われています。

例えばレストランなどでテイクアウトだけしたい場合は、この「事前注文」をよく利用します。先にレストランに電話やアプリで品物を注文しておいて、後で取りに行くということです。これにより、順番待ちという現場で待つ時間を解消できます。

用例2「プレオープン」

「プレオープン」とは、「プレ(先行して)」「オープン(開く)」という意味で、お店のオープン前に、近隣の方やお得意様を招待するイベントのことを意味しています。

特に飲食店でよく行われ、オープンの前日か、2日前ほどに行われます。予行練習とパーティが組み合わされたようなイベントです。これにより、日頃お世話になっている方たちへのお礼ができたり、営業中での不備が見つかりやすいという利点があります。

用例3「プレママ」

「プレママ」とは、「プレ(以前の)」「ママ(お母さん)」で、もうすぐお母さんになる「妊婦」さんという意味です。ただ、英語圏では一般的に「プレママ」ではなく、ただの「妊婦」という言葉を使います。

海外で「プレママ」を使う人はかなり少数になるでしょう。

用例4「プレホスピタルケア」

「プレホスピタルケア」とは、「プレ(以前の)」「ホスピタルケア(病院での処置)」という意味で、病院に搬送される救急車の中などで行われる処置のことを指しています。

例えば急に具合が悪くなったり、交通事故にあった場合などは救急車を呼ぶでしょう。その中では、病院に着くまでに必要な処置が行われます。それによってその後の容体も変わってくるので、「プレホスピタルケア」は非常に重要な処置と言えるでしょう。

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用例5「プレ大会」

「プレ大会」とは、「プレ(以前の)」大会という意味で、本番の大会の前に行われる前哨戦のことです。例えばオリンピックなどでは、オリンピック大会の前年にその開催予定地で競技大会が行われます。

1964年東京オリンピックが開催されたときには、前年の1963年に関係のある外国との協力のもと「東京国際スポーツ大会」という名で「プレオリンピック」が行われました。本番のリハーサルを兼ねた大事な「プレ大会」でした。

用例6「プレ幼稚園」

「プレ幼稚園」とは、「プレ(以前の)」幼稚園という意味で、幼稚園へ通い始める前の親子を対象としたクラスのことです。これは一部の幼稚園で行われていて、その目的は「園を知ってもらう」「環境に慣れてもらう」「子育て支援をする」などです。

これにより、親がより良いと感じる幼稚園を選ぶことができたり、子供を幼稚園に慣れさせることができるという利点があります。

用例7「プレハブ」

「プレハブ」とは、英語の「Prefabricated(プレファブリケイテッド)」の略で、「プレ(前に)」「ファブリケイテッド」(組み立てられた)」を意味しています。

このことから、「プレハブ」とはどんなのものを意味するかというと、あらかじめ部材が工場で生産・加工してあったり、建築現場で材料を組み立てるだけのものを指します。

代ゼミが主催する模擬試験

代ゼミが主催する模擬試験でも「プレ」という言葉が使われています。そもそも「代ゼミ」とは「代々木ゼミナール」を短く略した言葉で、予備校のことを指します。その予備校主催の模擬試験ということですが、その状況で「プレ」という言葉をどのように使っているのでしょうか。

代ゼミにおける「プレ」の使い方を詳しく見ていきましょう。

「東大入試プレ」

「東大入試プレ」とは「前もった東大入試」つまりは、東京大学の入試の練習いう意味になります。この「東大入試プレ」を受けることで本番同様の雰囲気を感じ取ったり、事前に対策が取れるということが利点です。

また、代々木ゼミナールでは「東大入試プレ問題集」という問題集を年代別で発売しており、多くの受験生がこの「東大入試プレ問題集」を活用し、勉学に勤しんでいます。

「早大入試プレ」

「早大入試プレ」とは「前もった早大入試」つまりは、早稲田大学の入試の練習いう意味になります。先程の「東大入試プレ」の「早大」バージョンです。同じくこれを受けることで、本番に向けての対策が取れます。

また、代々木ゼミナール以外の予備校でも、これに似たような模擬試験はあらかじめ行われ、河合塾や駿台予備学校、東進ハイスクールなどで各々主催しています。

「pre」の発音は「プレ」か「プリ」か

英語だと「プリ」と言い、カタカナ語だと「プレ」と言います。「Pre」の発音は「プレ」か「プリ」か悩む人も多いでしょうが、どちらも通じるので、状況によって判断するのがいいでしょう。

つまり、外国人と話しているときは「プリ」と言った方が通じますし、周りが日本人ばかりでその人たちが「プレ」と言っていたら、自分も「プレ」を使った方が良いでしょう。

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「プレ」の類語・言い換え表現

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「プレ」には、多くの類語や言い換え表現があります。「事前」や「予行」などです。これらの言葉は一体どんな意味があるのでしょうか。

また、これらの言葉は言い回し表現として使えます。色んな言い回しを覚えるためにも、「プレ」と一緒に覚えておきましょう。

「事前」

「事前」は、文字どおり「物事が起こる前」という意味があります。ですので、前々から何かを決めておく場合は「事前に決めておく」と使ったり、あらかじめ調査しておく場合などは「事前の調査」などの使い方をします。

「事前」は日常でも頻繁に使う言葉になりますので、知っている人も多いのではないでしょうか。

「予行」

「予行」とは、本番のためにあらかじめ行うことという意味です。この「予行」は本番と全く同じように行われ、不備がないかのチェックや、実際ちゃんとうまく行くかの確認のために行われます。

使い方としては、「〇〇の予行練習をする」だったり、「運動会の予行」のように使います。

「プレ」の反対語

ここからは、「プレ」の反対語を見ていきましょう。「プレ」の反対語もたくさんありますが、「アフター」や「ポスト」などになります。これらの言葉は一体どんな意味があるのでしょうか。

「アフター」

「アフター(After)」は、(順序を表わして)あとに、(時を表わして)あとに、次にという意味があります。「アフター(After)」の使い方は、「After party(アフターパーティー)」で二次会を指したり、「After 5(アフターファイヴ)」で仕事の後という使い方をします。

英語では「I’ll call you after work.(仕事が終わったら電話するよ)」などです。

「ポスト」

「ポスト(Post)」の意味は、「後の」「次の」「貼る」「地位」などさまざまです。「ポスト」の使い方は、「Postwar(ポストワー)」で戦後の、「Post Mr, Abe(ポストミスターアベ)」で安倍さんの地位として使用します。

また、「Post it(ポストイット)」という物もあります。「Post it(ポストイット)」は、書類などに貼り付けて伝言メモとして使われたりする文房具です。

「プレ」の意味を理解して使いこなそう

「プレ」には、「以前の」や「先行して」、それから「前に(の)」という意味があります。日常でこの「プレ」という言葉を見たり聞いたりした時に、頭の中で変換すると、その言葉の意味が分かりやすくなるでしょう。

日常では、ここでは挙げていない「プレ」がまだまだたくさんあります。今回ご紹介した内容を参考に、「プレ」を含んだ言葉を正しく使いこなしましょう。

接頭語を上手に使おう

最近では、英語のボキャブラリーを増やすのに「接頭語から覚える」というアプローチの仕方もありますので、上手く活用してください。

特に英語では、知らない単語を見たり聞いたりした時でも、接頭語を知っていることでその単語に対するイメージが湧きます。そういった意味でも接頭語を覚えることは非常に役に立つことだと言えるでしょう。

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