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絶賛とは
絶賛の意味
「絶賛」の意味の由来は、その漢字からもわかります。「絶」には「普通とはかけ離れて優れている」、「この上なく。非常に」という意味があります。「賛」には「高く評価する。褒めたたえる」意味があります。これらを合わせて「この上なく評価が高い」意味を強調した言い方になります。
絶賛の使い方
またその程度を表す言葉をつけることで、どれほど評価されたのかを言い表すこともできます。
例文1:絶賛された作品
「絶賛されている本」というのは、世間一般に高い評価を受けている本という意味です。「誰が」と主語が省略されれば一般的に、と言った意味が強くなります。
例文:「絶賛されている作品を読んだが、自分にはその良さがわからなかった」
例文2:大絶賛される
例文:「友人を行きつけのレストランに連れて行ったら、大絶賛してもらえた」
例文3:絶賛を博する
少し堅苦しく文章で多く使われる表現ですが、このような言い方を覚えておくと、より博識な印象を与えることができるのでオススメです。
例文:「この映画は監督の渾身の作で、絶賛を博するのも理解できる」
絶賛の類語
「絶賛」の類語には、同じく褒める、高い評価を与える意味がある「熱賛」「称揚」「称賛」という3つの言葉を解説します。どの言葉も堅苦しいイメージで日常会話で使う機会が少なくても、ビジネスでは使えるものもあります。
「熱賛」の意味
絶賛と使い方はほとんど同じなので、言い換え表現として使うことができます。
例文:「この映画は、先月評論家に熱賛されたので観るのが楽しみだ」
「称揚」の意味
「称揚」の「称」は「たたえる」とも読み、褒める、褒めてすごいと思うというニュアンスです。「揚」の字には「高くあげる」と言う意味があります。
例文:「彼の功績を称揚する」
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「称賛」の意味
称賛の意味も、絶賛や他の類義語と同じで「ほめたたえること」です。「熱賛」「称揚」とは異なり、日常会話でも使うことができます。
例文:「この小説は称賛に値する作品だ」
ビジネスで正しい表現を学びたいなら
敬語や正しいマナーを身につけているつもりでも実は間違っていた、といったこともあるのがビジネスマナーです。そういったことを避けるためにも持っておきたい本です。
絶賛○○中とは
「絶賛○○中」というフレーズには、「好評につき○○しています」というニュアンスが含まれています。特に、商品や本・映画などのポスターに「絶賛」を付けると、消費者に買ってほしい・見てほしいという気持ちが伝わりやすくなります。注目させるためのあおり効果として、有効利用できます。
絶賛○○中の意味
「絶賛○○中」という表現には、「ただいま」「継続中」の意味があります。また「褒める」「評判がいい」という表現を一緒に使うと、後ろの言葉を強調するような役割があります。
絶賛発売中
「絶賛再販中」などの場合には、「好評なので再販します」と言ったニュアンスが強くでるでしょう。
絶賛上映中
この場合も「好評で」「たくさんの人に観られている」雰囲気を出したい意図があり、絶賛があると映画が面白そう、などポジティブな意味に捉えてほしいためにつかっています。
間違った絶賛○○中の使い方
しかし、スマホなどが普及しインターネットを介したコミュニケーションが盛んな現代では、短い言葉で面白い表現ができ、使い勝手がよく使われやすい言葉でしょう。
言葉は使われる時代によって常に変化している歴史があるので、今後この使い方が正しくなる可能性はあります。
絶賛仕事中
ただ仕事を今頑張っている、と言ったニュアンスを伝えられることができますので、正しい使い方を理解した上で、同僚などに冗談を込めて使う分には問題ないでしょう。
絶賛遅刻中
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第三者に対して「絶賛遅刻中」と使う分には心配ないと感じても、「絶賛」を使う上では間違いですので、使い方は注意しましょう。
絶賛彼氏または彼女募集中
絶賛をつかってみよう
ビジネスで「絶賛○○中」と使うことは好ましくありませんが、相手を傷つけたり、失礼に当たらないのであれば日常会話で使っても良いでしょう。
上手に相手を褒める方法
ビジネスの場で後輩などを褒める場合には、社会人として上手な褒め方を身につけると良いでしょう。別の記事でも、ビジネスパーソンとして相手を褒める方法、表現を解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。