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シャツの襟汚れの原因
シャツの襟がピンク色になる原因
カビが原因
そんな赤カビが発生する原因は、汗が付いた湿ったままのシャツを放置したり、洗濯カゴに入れっぱなしにしたりと、カビが発生しやすい環境を作ってしまい、そこに空気中にいた赤カビが付着し繁殖していきます。
赤カビが、発生したのに気がつき何度も洗っても、ピンク色の汚れが濃くなることがあります。濃くなる理由は、汚れがきちんと落ちていないために、シャツが乾燥するまでに酵母が増殖してしまっているからです。
一度増殖してしまった赤カビの汚れは、普通に洗濯しても落ちません。シャツの襟元に付いたピンク色の汚れを落とすには、50℃くらいのお湯に酸素系漂白剤を溶かし、1時間ほど浸け置きしたあとに、軽く揉み洗いをしましょう。その後は普段どおりに洗濯して使用してください。
漂白剤と日焼け止めが原因
ピンク色になってしまう理由は、シャツを白くしようと塩素系漂白剤に浸けた場合におこります。その原因は、シャツなどに残っていた「日焼け止め成分」になります。この日焼け止め成分と塩素系漂白剤が混ざることで、化学反応をおこしてしピンク色に変色してしまいます。
全ての日焼け止めで、このような反応が起こるわけではありませんが、白くするために浸けたはずなのに、シャツがピンク色になっていたら驚きます。ですが、このピンク色はシャツなどの生地そのものが、ピンク色に染まっているわけではないので、日焼け止めの成分を綺麗に落とすことができれば、白いシャツに戻すことができます。
シャツの襟が黄ばむ原因
皮脂は、文字どおり油性の成分になり、水とはなじまない性質があります。そのうえ、襟回りは、地肌とシャツの生地が直接触れあって擦れるので、皮脂などの汚れが繊維の奥深くまで入り込み、洗濯しても汚れが落ちにくいです。
皮脂以外にも洗濯方法が、黄ばみの一因にもなります。その理由は、洗濯水の水温が油汚れに適した温度よりも低くいために落ちなかったり、洗剤が適量使われないと汚れが残ってしまいます。その他にも洗濯の1回量が多いと、洗いやすすぎが不十分になることで皮脂汚れが残ってしまう原因になります。
このように、皮脂汚れが落ちずにシャツの襟などに蓄積され酸化することで、頑固な黄ばみ汚れになります。
黒ずみ
黄ばみが酷くなると、黒ずみの汚れへと変わっていきます。そのため、黄ばみ汚れに気づいたときに、綺麗にお洗濯して落とすことができていれば、襟元に黒ずみが発生することはないので、早めの対策が大切です。また、襟元に黒ずみと黄ばみの両方の汚れが付いている場合は、黒ずみの汚れを先に落とすように洗いましょう。
シャツの襟の汚れの落とし方
1:まず襟の汚れが付いている部分を、ぬるま湯で軽く濡らせます。
2:汚れている部分全体に洗剤を直接塗ります。このとき、洗剤が多いと色柄が落ちる場合があるのできをつけましょう。
3:シャツを両手で持って、生地同士を軽くこすり合わして洗うか、古い歯ブラシを使って洗っていきます。ただし、新しい歯ブラシを使用したり、力強く洗うと生地が傷むだけではなく、浮いた汚れが襟の生地の奥に入り込みます。そうなると、汚れが取れなくなる可能性があるので、優しく擦り洗いをしましょう。
4:ぬるま湯で洗剤を洗い流したら、普段どおりに洗濯機で洗濯します。
汚れ落としは難しくありませんが、この方法で洗うことで襟元の汚れは綺麗に落せます。この洗濯をする前の一手間で、汚れの落ち具合が違います。
ブラシ
摩擦洗いの仕方
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摩擦洗いのポイントは、洗濯ブラシは汚れを掻き出すために作られているので、布に直角に当てて擦りましょう。また擦る力が強かったり、往復させるような擦り方をすると、生地を傷めるのでやめましょう。擦るスピードは、ゆっくりではなく素早く動かし、汚れが酷くなければ何度も擦る必要はありません。
たたき洗いの仕方
たたき洗いのやり方は、襟元など汚れのある部分に石鹸液を付けて軽く濡らします。そして、ブラシを軽く持って、ブラシを上下させながらブラシでたたきます。力が入りすぎると、シャツなどの衣類やブラシを傷めるので注意しましょう。
歯ブラシ
その理由は、新しい歯ブラシを使うとブラシ部分が硬いため力が入りやすくなり、シャツなどの生地が傷みやすくなります。なので、何度も使用したあとの柔らかくなった歯ブラシが1番いい道具になります。
なので、歯ブラシを使って落とす場合は、あまり力を入れずに泡を立てるイメージで擦りましょう。イメージ的には、擦って落とすというよりも、汚れを掻き出す要領で擦ってみてください。擦りだすときのスピードは、洗濯ブラシのときと同じ要領でゆっくりではなく、素早く擦りましょう。
襟汚れを身近なもので落とす方法
食器用洗剤
1:洗面器にぬるま湯を入れ、シャツの襟汚れがある部分を軽く濡らしておきます。
2: 皮脂汚れなど気になる部分に、直接食器用洗剤を塗ります。洗剤を塗る前に、色落ちなどしないかをシャツの目立たない場所などで試してから洗いましょう。
3:布同士を優しく擦り合せて汚れを落とします。シャツを強く擦り合わせると生地が傷むので優しく作業します。また、古くなった歯ブラシを使って擦ってもいいです。
4:優しくもみ洗いが終了したら、その後はいつもどおりに洗濯します。
クレンジングオイル
1:襟汚れが付いている部分に、クレンジングオイルを直接塗ってください。このとき、食器用洗剤のときとは違い、汚れた部分を濡らす必要はなく乾いている状態のところに、塗っても大丈夫です。
2:シャツなどの生地が傷まないように、優しく擦って洗います。
3:化粧を落とす要領で、クレンジングオイルを落としていきます。このとき、お湯を使うとクレンジングオイルが素早く綺麗に落ちてくれます。その後は、普段どおりの洗濯にまわしてください。
シャツのしつこい汚れを落とす方法
セスキ炭酸ソーダで落とす
1:まず、水500mlにセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯を混ぜて、「セスキ炭酸ソーダ水」を作り、襟などの汚れがあるところにスプレーします。
2:スプレーしたら20分ほど放置します。その後軽く手で揉み、あとは普段どおり洗濯します。
セスキ炭酸ソーダは、水に溶けやすいので、溶かすのに特別な手順などがなく、溶かす水温の温度も気にしなくて大丈夫です。
重曹とクエン酸で落とす方法
1:重曹(25㎖)を少しの水(小さじ1)で溶かしたペースト状のものを使い終わった歯ブラシなどで襟元などの汚れた部分に塗っていきます。
2:塗り終わったら、クエン酸(100㎖)を水(小さじ1/2)の濃度で伸ばしたものをスプレーで吹きかけると、重症とクエン酸が中和作用をおこし、汚れを分解しながら発泡します。その後少し時間をおいたら、そのまま普段どおりに洗濯します。
酸素系漂白剤と重曹とスチームアイロンを使う方法
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1:まず、酸素系漂白剤をぬるま湯で溶かします。分量はパッケージに書かれている規定量を参考にします。
2:溶かした酸素系漂白剤と重曹の割合が2:1になるように混ぜて、汚れている部分に直接塗ります。手荒れの原因にもなるので手袋などをしましょう。
3:最後にアイロンのスチーム機能を使い、シャツなどの生地に軽く当てて汚れをおとしていきます。汚れが落ちたら、水で洗い流したらいつもどおりに洗濯します。
アイロンのスチームを当てる理由は、汚れている部分に熱を与えるためになります。そのため、アイロンがなければドライヤーでも代替が可能になります。
シャツの襟汚れにな洗剤
漂白剤
はじめに、しました酸素系漂白剤ですが、この漂白剤の中には「液体タイプ」と「粉末タイプ」があります。同じ酸素系漂白剤でも、粉末タイプのほうが漂白パワーが強いので粉末タイプがです。そんな酸素系漂白剤の使い方を紹介します。
まず、食器用洗剤などでもみ洗いし、すすぎます。その後、酸素系漂白剤をお湯(40~60℃)に溶かしたぬるま湯に、シャツ入れを20〜30分浸けて置くきます。浸け置き後は、再度すすぎ直してから普段どおり洗濯しましょう。
石鹸
ウタマロ
固形石鹸を使った洗濯方法は、まず固形石鹸を濡らしてから、襟元など汚れが気になる場所に直接塗ります。塗った後はもみ洗いか、洗濯ブラシで擦って落とします。その後、すすいだら普段どおり洗濯します。
万能な固形石鹸ですが、その中でも襟汚れなどの汚れに強い固形石鹸を紹介します。紹介する石鹸は、「ウタマロ石鹸」になります。ウタマロ石鹸は、洗浄力の高さが評判になっている固形石鹸です。
この石鹸は、頑固な汚れが驚くほどよく落ちます。ウタマロ石鹸の特徴は、水に溶けやすいことです。そのため、石鹸を汚れに直接塗ることができるので、汚れや生地に石鹸が馴染みやすいです。
ワイシャツの襟が黒くなるヤツについては洗濯機にいれるだけではとれないおじさんの汚れでしたが、この石けんつけてブラシでごしごしするとすっと消えるようになりました。もう捨てなくてもいいんです。
これのおかげで洗濯機だけでは汚れとれなくて捨てなくてもよくなりました。
シャツの襟汚れ予防法
スティックのり
スティックのりを使った、襟汚れを予防する方法はとても簡単です。使い方は、洗濯後の襟元にスティックのりを直接塗ります。のりが綺麗に乾燥するのを待ってから、あとは普段どおりにシャツを着て使います。これだけで、簡単ですが襟汚れの予防になります。
スティックのりは、襟汚れの予防のみだけではなく、洗濯前に汚れている襟元に塗って乾燥させて洗濯することで、スティックのりが含んでいる成分が襟汚れを分解して落としてくれます。
自分の中でスティックのりはこれと決めています。
色もそうですがノリ自体がなめらかで伸びがいい気がします。
匂いも臭くないのがいい。
中学時代から10年以上、ずっとこれです。
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洗濯のり
そんな、洗濯のりを使った襟汚れ予防の仕方は、洗濯のりをパリッとしっかりつけることです。洗濯のりをしっかりつけることで、シャツ全体にコーティングをするイメージになります。そうすることで、汚れが付きにくく、もし汚れが付いたとしても繊維の奥まで浸透することがないので、洗濯したときに洗濯のりと汚れは一緒に落ちてくれます。
そんな洗濯のりの付け方は、難しくないので、洗濯のりをしっかりつけてシャツをコーティングしましょう。また、アイロンするときに使うスプレータイプののりを使っても大丈夫です。ご自身の、のり付けしやすいタイミングでのり付けしましょう。
これまでは違うメーカーの物を使用してましたが不満があり此方に乗り換え。
タライなどに出してノリを染み込ませる作業も不要。
全てが洗濯機で済むのでとても楽、使用量も少しなのにパリっ!コスパも良いですねー。
知らない夫がノリ効いてるねと言ってました。
ベビーパウダー
そんなベビーパウダーを使った、襟汚れ予防方法はとても簡単です。ベビーパウダーの使い方は、綺麗に洗い上げたシャツの襟元に、ベビーパウダーをぽんぽんとはたいてから着用するだけになります。
そんなベビーパウダーは、水にも溶けやすい性質があるので、洗濯するとベビーパウダーは綺麗に落ちてくれ、そのときに襟汚れも一緒に落ちてくれます。
襟汚れ防止テープ
この専用のテープは、無色透明なので襟周りに貼っていても、傍から見てばれることはありません。シャツを脱いだときに、テープを剥がしてしまえば気づかれることもなく、シャツなどの襟には汚れが付きにくくなります。
専用テープの使い方はとても簡単で、シャツを着る前に専用テープを貼りたい場所の長さに合せてテープを切り、それを襟に貼って使います。
毎日着るシャツに、専用テープを貼ったり剥がしたりをするのは大変で、少しもったいない気もします。そのため普段使いではない、式典用のシャツなど大事に着たいシャツなどにテープを貼って汚れをつけないようにするのが、専用テープのな使い方です。
会社の制服に使用しています。
襟裳のは、エチケットとしてきれいなほうがいいですよね!
汗をよくかかれる方、外回りで毎日歩きまわっているかたおすすめです。
シャツの襟の汚れはクリーニングで落ちる?
落ちない
シャツはその他の服とは違い、クリーニング店と自宅での洗濯で落ちる汚れの差がそれほどありません。そのため、自宅で試した襟汚れの落とし方は、クリーニング店でおこなっても結果は同じような感じになり、残ってしまう可能性が高くなります。
ですが、自宅とは違いクリーニング店では「染み抜き」ができます。染み抜きをおこなうことで、襟汚れを薄くしたり落とせる可能性が高くなります。その他には、バイオ洗いができれ、値段は高いですが綺麗に仕上げることができます。そのため、襟汚れを綺麗に落としたい場合は、クリーニング店で「染み抜き」を追加でお願いしましょう。
綺麗な襟のシャツを着よう
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そのため、襟元の汚れに気がついたときに落としたり、汚れの有無にかかわらず着用時にケアをする必要があります。襟元の汚れを落とす方法や、予防する方法はたくさんありますが、どの方法も難しい工程などはなく、そのため誰にでもできる方法です。そのため、皆さんも実践して綺麗な襟元のシャツを保ちましょう。