cms-import-tapbiz-wp

自転車の錆止めの種類・使い方・自転車の部分別錆止めのやり方

[allpage_toc]

愛車には錆止めをしましょう

交通手段のひとつとして、わたしたちの身近にあるのが「自転車」です。交通費も掛からずに、気軽に行きたい場所に行ける便利な乗り物です。

そんな自転車ですが、知らないうちにペダルが重くなっていたり、チェーンから異様な音が聞こえたり、いろいろな箇所にガタがきてしまうことがあります。今回は、自転車がもし錆びてしまったときのその錆止めの対処方法について、道具別・パーツ別に詳しくご紹介をしていきます。

自転車はなぜ錆びるの?

自転車が錆びてしまうのは、外的要因と内的要因のふたつが考えられます。まずは、自転車が鉄でできているという内的要因です。鉄はそもそもが酸素と結合すると錆をつくるという性質を持っているので、そもそもが錆びやすいボディです。また、外的要因としては、雨や風邪などにさらされるシーンが多いことです。

なぜ自転車は錆びるとどうなるの?

自転車の錆が進んでしまうと、最終的に自転車を破棄しないといけなくなってしまいます。錆は、酸素と結合し、錆びの浸食を進めていきます。錆が進むことによって、他の部品にも影響が広がります。自転車の多くのパーツは、金属でできていますので、錆が広がりやすい素材です。

錆を放置しすぎてしまうと、部品自体が錆の浸食でもろくなり、部品交換では住まなくなってしまうこともあります。日本は、気候的に高温多湿の錆が生えやすい環境にありますので、自転車を買ったばかりの様な乗り心地を保ち、長年乗っていきたいのあれば、錆止めは必須になってきます。

道具別特徴から見る自転車の錆止めのやり方

自転車の錆を防止する方法は道具によって何パターンか存在します。道具によって、使いやすさなどがありますので、ご自分のやりやすい道具を使って錆止めをしていきましょう。今回は自転車の錆止めでよく用いられる一般的な道具「シリコンスプレー」「ラッカースプレー」「クリアースプレー」「ワックス」「オイル」の5つの道具について詳しくご紹介をいたします。

シリコンスプレー

シリコンスプレーとは、自転車に限らず、車やバイクにも使うことができる便利なスプレーです。名前のとおり、成分はシリコンでできています。このシリコンがスプレー状に放出され、表面にシリコンの薄い膜を作ることで、滑りをよくしてくれる効果があります。また、シリコンが水を弾いてくれるので、防水性にも優れた錆び止めです。

シリコンスプレーの良いところは、何と言っても「安く」入手できるところにあるでしょう。ホームセンターで数種類が販売されています。価格もそこまで高くはないので、経済的で財布に優しいのが特徴です。

難点としては、種類が多いので選ぶ際に迷ってしまうことや内容量が多いので使い切ることが大変なことです。ただ、自転車以外にも素材によっては使うことができますので、いろいろと試すことができます。

ラッカースプレー

ラッカースプレーとは、着色スプレーのことをさします。ホームセンターにカラフルな色のスプレーが並んでいるのを見たことがある方はいるでしょう。ラッカースプレーの主な成分は「アクリル樹脂」でできています。

ラッカースプレーのメリットとしては、塗料したときに早く乾く即効性があることと、アクリル樹脂の粘膜が強いので、その分強い錆止め効果を期待できることです。

逆にラッカースプレーを使うことのデメリットを挙げると、シンナーの匂いが強いことです。また、塗料の粘着力が強いので、好みの薄さで塗料するには、別途薄める溶剤が必要になります。

クリアスプレー

クリアスプレー(別名 クリアー塗料)はその名のとおり透明なスプレーになります。クリアスプレーの特徴は、その色が透明であるが故に、いくら塗布してもいろがまだらになることがないということです。さらに多くのクリアスプレーは余分な成分が含まれていないとされているため、べたつきも多くないので、簡単に使用することが可能です。

クリアスプレーはステッカーを貼っているところでも充分に塗布できる優れた道具です。色むらもありませんので、初心者のひとでも簡単に錆止めとして使うことができます。液体のクリアスプレーを使用する際に、若干の気泡がつくことがありますが、あまり目立つことはないのででき映えを気にする方でも気兼ねなく使用できるでしょう。

クリアスプレーは、ホームセンターで販売されていますので、簡単に購入することができます。価格も多少幅はありますが、それなりの価格で充分な錆止めの効果を期待できます。

ワックス

ワックスは、蠟(ろう)のことで、他の道具と同じように表面をコーティングすることで、錆の原因になる水分や酸素から錆から自転車を守ります。ワックスは液体のものと個体のものがありますので、好みのものを使用しましょう。

ワックスの使い方は、スプレーと違って直接自転車に塗布する方法となります。商品によって多少使い方に差はありますが、専用の布に含ませてから使うこともあれば、からぶき用の布を使うこともありますので、用途を守って使用しましょう。

ワックスは、自転車の中でも塗面に使用するのがです。また、意外かと驚かれる方が多いでしょうが、車のワックスでも錆止めの代用は充分可能です。

オイル

[no_toc]

オイルは、皆さんもご存知の液体タイプの錆止めになります。スプレーと違い、塗布するにはそこまで楽ではありませんが、チェーンやネジなどの細かいところに塗布する際には、もってこいのアイテムになります。

使い方としては、クロスに適量のオイルを染み込ませ、錆止めをしたい箇所に塗りこみます。このとき、適切な量を守るのが、愛車を錆から守るいちばんのポイントになります。つけすぎは逆に錆びを招いてしまう原因になりますので、使用の要領を守り正しく塗布しましょう。

オイルには、「リキッドタイプ」と「スプレータイプ」の二種類が存在しますが、どちらも基本の塗布方法は同じです。どちらも塗り残しが無いように全体的にまんべんなく塗布していくことが大切です。

自転車の錆止めの使い方・方法について

自転車の錆止めに必要な道具は何かあるの?

では、早速自転車の錆止めの使い方や実際の方法について見ていきましょう。ます、錆止めに使う道具は、先ほどご紹介をした各種錆止めの道具、ブラシ、布(クロス)です。手に塗料が付くのがあまり好きではない方は軍手などを用意しましょう。また、地面に塗料が付くのがあまり好ましくない方は、自転車の下に新聞紙を敷くのもです。

塗料の相性も含めて、塗布したくない箇所がある場合には、マスキングテープも活躍するシーンがあるでしょう。いずれの道具もお店で簡単に手に入れることができます。

錆止めは道具さえあれば誰でもできる簡単な作業です。

自転車の部分別錆止めの仕方について

道具別の錆止めの仕方についてご紹介してきましたが、次は自転車の部品別の錆止めの方法をご紹介していきましょう。今回は、特に「スポーク」、「チェーン」、「フレーム」の3つのパーツを重点的にご紹介をしていきます。

今回のパーツのすべてに共通していることは、まずは錆止めをする箇所を充分に「掃除」することです。錆を止めることばり意識しすぎて、汚れた箇所に塗料をいくら塗っても効果は期待できません。ある程度きれいにメンテナンスを行ってから錆止めを行いましょう。

スポーク

スポークとは、自転車の車輪を構成する部品のことです。特に、車輪中心からタイヤに向かって伸びている前輪と後輪を結ぶ細い金属の骨組みのことを指しています。スポークは自転車の部品の中でも錆びやすい箇所なので、念入りな錆止めが必要になります。

スポークは細い線なので、クロスに含ませて塗布するパターンもあれば、筆を使って塗布する方法もありますので、自分が得意な方を選びましょう。筆は、100円ショップのものでも充分に代用できます。

ただ、スポークは数十本ありますので、塗り残しが無いように塗っていくことも体制になります。

チェーン

チェーンを錆から守るには、オイルをつけるのが良いでしょう。オイルは液体なので、手が届かない細かいところまで塗布することができます。ただ、たくさん塗るとその分効果が高まるわけではありません。塗ったときに余ったものはクロスなどで拭き取りましょう。

塗料のつけ過ぎは、逆に錆を増殖させてしまう要因にもなります。チェーンは自転車の中でも稼働が大きい部品の一部なので、錆による損傷で自転車がますます痛んでしまうことになります。
そうなった際に、錆止めスプレーなどをしてしまうと、逆にチェーンが切れてしまうことになりかねませんので、注意が必要です。

チェーンの他にも、ネジなどもこの方法で錆止めをすることができるのでです。

フレーム

自転車のフレームに対してもオイルは効果的な錆止めの方法のひとつです。チェーンと同じように付け過ぎのオイルは錆を招いてしまうので、ここでも適量を心がけましょう。

またワックスとの相性もいいので、自転車の素材に合わせて使用しましょう。分からないようであれば、自転車専門店に相談してみるのも手です。

また、フレームは自転車によりますが、外側のみ錆止めをされているものの、内側が錆止めがされていないこともあるようなので、自転車を購入した際にやってしまうのが良いでしょう。
この場合は、一度自転車の部品を解体しなければいけませんが、錆を放っておくと部品が外せなくなってしまう危険性もありますので、購入したときに確認しておくのもです。

自転車の錆止めはこまめに行いましょう!

[no_toc]

自転車の錆び止めについて、道具別の方法や自転車の部分別の錆び止めの方法をご紹介してきました。錆はわたしたちの目に見えないところから始まり、気がついたときには、もう錆びてしまっているということもあるでしょう。自転車の錆は、メンテナンス次第で充分に錆止めができますので、根気よくこまめに錆止めをしていきましょう。

また、自転車はたくさんのパーツから作られている乗り物で、たくさんの素材からできていものでもあります。乗っている自転車によっては、使用してはいけない相性が悪い塗料もありますので、確認してから使用するようにしましょう。

錆は錆びてからだと浸食が早く進みます。今回ご紹介した錆止めの方法をぜひ取り入れていただき、こまめな点検とメンテナンスで大事な愛車を錆から守っていきましょう。

モバイルバージョンを終了