[allpage_toc]
イヤホンのノイズの原因
イヤホンから「プツプツ」と音がするノイズの原因はさまざまです。まずは何が原因なのかを探る必要があります。イヤホンからノイズが出た時は、まずはイヤホン自体が原因なのか、それとも接続機器が問題なのかを知る必要があります。
まずは原因を確認
イヤホンから「プツプツ音」などのノイズが生じたら、原因は何かを探る必要があります。イヤホンが原因ならば、接続機器を変えてもノイズが生じるでしょう。反対に接続機器が原因ならば、イヤホンのノイズはなくなるはずです。
イヤホンからノイズが生じた場合、必ずしもイヤホンが悪いと決めるけるのは時期尚早です。何に原因があるかを知ることで、次に行う対策が異なってきます。
イヤホンのノイズ原因は4コ
イヤホンのノイズが生じる原因として、挙げられるのは以下の4コです。原因別にご紹介します。
原因①イヤホンの故障
イヤホンの寿命は2~3カ月と想定されています。毎日使っている人は、この期間を目安にイヤホンを使用しましょう。接続機器を変えてもイヤホンのノイズが消えない場合は、イヤホンの寿命と言えます。すぐに交換したくない人は、イヤホンからヘッドホンに買い替えてみましょう。ヘッドホンはイヤホンよりも寿命が長いため、長く愛用することができます。
イヤホンを使い続けたい人は、保管方法を見直しましょう。イヤホンは、束にして保管したり、イヤホンジャックにさしたまま保管すると、すぐにイヤホンが壊れてしまいます。イヤホンを保管するアイテムを使用するなど、保管方法に注意すればイヤホンでも長く使用することができるでしょう。
原因②利用環境
ネット経由で音楽を聴く場合、Wi-Fiなどの通信環境によってはイヤホンにノイズが生じる可能性があります。利用環境が悪くてイヤホンからノイズが出る場合は、環境を変えて試してみましょう。この場合はイヤホンを買い替える必要はありません。
原因③服の摩擦音
服とイヤホンのコードが擦れる、いわゆる「タッチノイズ」によってイヤホンのノイズが生じている可能性があります。これが原因の場合「プツプツ音」ではなく、「ガサゴソ」「カサカサ」などのノイズが聞こえるでしょう。このような音がした場合は「タッチノイズ」の可能性が高いです。
「SURE掛けイヤホン」が
「タッチノイズ」を解消するためには、服とイヤホンのコードが擦れないような対策が必要です。
どうしても「タッチノイズ」が生じてしまう場合は、「SURE掛けのイヤホン」を使用してみましょう。「SURE(シェア)掛け」とは、イヤホンのコードを耳の後ろに通す装着方法で、服とコードが擦れるのを防いでくれます。フィギュアスケートの羽生結弦選手が愛用していることで、最近では利用者が増えています。
「SURE掛け」タイプのイヤホンは、耳からイヤホンが外れにくい特徴もあるため、スポーツなど激しい動きをする時にもです。
しかし「SURE掛け」イヤホンは、決して「タッチノイズ」が生じないわけではありません。多少服と擦れることがあるので注意しましょう。「タッチノイズ」がどうしても気になる人は、コードがない「Bluetooth」タイプなどを選びましょう。
原因④接続機器の問題
スマートフォンやパソコンなど接続機器が原因の可能性もあります。接続機器を再起動などをしてイヤホンを使用してみましょう。それでもノイズが生じる場合は、イヤホンジャックに問題がある可能性が高いです。
イヤホンジャックの修理はかなり高額なため、エアーダスターなどを使用してイヤホンジャックを掃除してみましょう。それでもノイズが生じる場合は、修理に出すかその接続機器を使用しないなどの対策が必要です。
イヤホンのノイズの対処法
[no_toc]
イヤホンのノイズが生じる原因をご紹介しましたが、ここからは対処法をご紹介します。ここでご紹介する対処法は、イヤホンに原因がある場合の対処法です。利用環境や接続機器の問題の場合は、先述した対策をとりましょう。
ここでご紹介する対処法は、周囲の音を打ち消すことができるためノイズを打ち消す効果があります。しかし、周りの音が聞こえなくなるというデメリットもあるため、使用には注意が必要であることを先に述べておきます。
ノイズキャンセリング
「ノイズキャンセリング」とは、周囲の音を打ち消してくれる機能のことです。近年発売されたスマートフォンの多くが、この機能を搭載しており、また初めから「ノイズキャンセリング」機能がオンの状態になっていることが大半です。
この機能は、内蔵されたマイクとオーディオプロセッサで周囲の音を拾った上で、それらの音を消すという優れた機能です。イヤホンのノイズが気になる時は、この機能がオンになっていることを確かめましょう。
ノイズ遮断イヤホン
「ノイズキャンセリング」と似たような機能を持っているのが「ノイズ遮断イヤホン」です。「ノイズキャンセリング」はスマートフォンに内蔵されたシステムが機械的に行ってくれますが、「ノイズ遮断イヤホン」はこれを物理的に打ち消す方法です。
「ノイズ遮断イヤホン」は、周囲と耳の間に物理的な壁を作ることで、周囲の音を遮断する仕組みがあります。しかし、「ノイズ遮断イヤホン」は周囲の音を聞こえにくくする効果がありますが、大きな音は聞こえるので完全にノイズを遮断するこは不可能です。また、大音量で音楽を聴くと音漏れしてしまい、周囲に迷惑がかかることがあるため注意が必要です。
特徴別イヤホンのノイズの対処法
ここからは、イヤホンの特徴別にノイズの対処法をご紹介します。イヤホンの特徴によって対策が異なるため、それぞれのイヤホンに適した対処法をすることで、ノイズが気にならなくなる場合が大半です。「Bluetooth」「pc用」「スマホ用」3コの対処法をご紹介します。
bluetooth対応
イヤホンのコードが気にならない「Bluetooth」タイプのイヤホンは、ノイズが気になる人にイヤホンです。しかし、「Bluetooth」特有の欠点やノイズが生じる原因があります。「Bluetooth」イヤホン対処法3コをご紹介します。
対処法①接続の確認
「Bluetooth」と接続機器の接続を再確認してみましょう。接続機器を再起動してみたり、接続機器と「Bluetooth」イヤホンとの距離を近付けるなど接続を確認してみましょう。これらが原因でノイズが生じている可能性があります。音が途切れるなどのノイズは、接続環境が起因している場合が多いため試してみましょう。
対処法②周辺機器
他の無線LANや電子レンジなどの周辺機器が原因でノイズが生じている可能性があります。これらの機器から離れて使用してみたり、また使用していないBluetooth機器をオフにするなど、周辺機器を確認してみましょう。
対処法③アプリ
スマートフォンで「Bluetooth」イヤホンを使用する場合、他のアプリが邪魔をしてノイズが生じている可能性があります。起動しているアプリを終了させるとノイズも着れる可能性があるので試してみましょう。
pc用
パソコンにイヤホンを接続して音楽や、音声を楽しむ人も多いでしょう。pc用イヤホンのノイズ対策法を3コご紹介します。
[no_toc]
対処法①ボリュームコントロール
パソコンに接続してイヤホンを使用する場合、音量が必要以上に大きいとノイズが生じる可能性が高くなります。また、パソコンには「マイク」の接続が可能な機器が多く、この「マイク」からノイズが生じているの可能性があります。「ボリュームコントロール」機能を使い、パソコン本体の出力音やマイクの音量を調節してみましょう。
対処法②音響機器
イヤホンジャックに原因がある場合、音量の調節やイヤホンを変えたところでノイズは消えません。
イヤホンジャックを掃除してもノイズが直らない場合は、「USB音響機器」を使用してみましょう。「USB音響機器」は、USB端子を通すことで音の出力先が変わるため、ノイズが生じることを抑えてくれます。イヤホンジャックが原因の時は、「USB音響機器」」を試してみましょう。
対処法③pcの動作確認
ノートパソコンでノイズが生じる場合、パソコンの能力不足が考えられます。ノートパソコンは、全ての機能を内蔵されたマザーボードのみで処理するため、音楽を聴きながらインターネットやソフトを立ち上げると動作が遅くなり、またノイズが生じる可能性があります。
このような場合、「タスクマネージャー」を開いてCPUの動作を確認してみましょう。重たいソフトやホームページを落としてみたりするだけでイヤホンからノイズが生じなくなる可能性があります。落としてもノイズが生じる場合は、「Bluetooth」に変えたり、パソコンで音楽を聴くことをやめたりする対策が必要です。
スマホ用
多くの人がスマートフォンを介して音楽を聴いているでしょう。そのため、スマートフォン用イヤホンのトラブルが最く発生しており、イヤホンメーカーなどではそれぞれの公式サイトでも対処方法を掲載している場合があります。スマホ用イヤホンでノイズが生じた場合の対処法2コをご紹介します。
対処法①イヤホンの見直し
「イヤホンのノイズの原因」でもご紹介しましたが、ノイズが生じる原因は周辺機器の影響や、接続機器との接客環境、服と擦れるなどの問題が考えられます。「ノイズキャンセリング」や「遮断イヤホン」、「Bluetoothイヤホン」に変えることでノイズを軽減することができます。
Apple純正イヤホン「Air Pods」はイヤホンに不具合が生じた場合、無料で交換してくれるサービスがあります。Apple純正イヤホンを利用している人はこのサービスを利用しましょう。しかし、イイヤホンの使用状況によっては交換してくれないこともあるため、事前に確認が必要です。
対処法②イヤホンジャックの清掃
イヤホンが原因ではない場合、イヤホンジャックに原因がある可能性があります。その時はイヤホンジャックを清掃してみましょう。エアダスターなどを使用して清掃する方法もありますが、使用の仕方によっては携帯電話が故障する可能性があるので、注意が必要です。
また「接点復活スプレー」というイヤホンプラグやイヤホンジャックに付着したホコリや塵を除去してくれる専用のスプレーもあります。価格も千円以内で購入することができるため、1本持っていて損はないでしょう。
メーカー別イヤホンのノイズの対処法
メーカーごとでイヤホンにノイズが生じる原因が異なることがあります。主なメーカー「ソニー」と「bose」公式サイトで紹介しているノイズ対処法をご紹介します。
ソニー
ソニーの公式サイトでは、ノイズが発生した時の対処法を見ることができます。一部抜粋してご紹介すると、まずは接続先の特性によってノイズが出る可能性を挙げています。音量を上げすぎることで音がひずんだり、割れたりするなどのノイズが発生することがあります。音量を下げることでこれらのノイズを防ぐことができるので試してみましょう。
また、カナルタイプ(耳栓タイプ)のイヤホンを使用した時にもノイズが発生する可能性があります。装着直後はイヤーピースが安定しないため、ノイズが生じる可能性が高くなります。しばらくするとノイズが治まるため、様子を見る必要があります。しばらくたってもノイズが出る場合は、イヤホンの寿命が考えられるので交換することをします。
[no_toc]
bose
音にこだわる「BOSE」は、イヤホンの他にヘッドホンの需要が高い点が挙げられます。「BOSE」公式サイトの「トラブルシューティング」に掲載されている対処法を抜粋してご紹介します。
「BOSE」製のイヤホンの多くは、Bluetoothタイプなのでノイズが生じるのは接続機器との接続が原因の可能性が高いです。他の接続機器で試したり、再起動するなどの対策をとりましょう。それでも直らない場合は、イヤホン自体が故障している可能性があります。
保管方法を見直す
「BOSE」製の製品は、音にこだわったイヤホンが多いため高額商品が多いのが特徴です。そのため、購入後すぐにノイズが生じる場合は保管方法や利用の仕方に原因がある可能性があります。保管や利用方法を見直す必要があります。
しかし、購入後すぐにノイズが発生する場合は、イヤホン自体が壊れている可能性があります。商品によりますが、多くの製品が購入後1年の保証期間を設けているため、場合によっては新品と交換することができます。「BOSE」公式サイトや、購入先の電化製品店などに問い合わせてみましょう。
イヤホンのノイズの原因をまずは確認しよう
イヤホンにノイズが生じる原因は、イヤホン自体が原因の可能性もありますが、周辺機器や接続機器が原因の可能性もあります。安易にイヤホンが問題と決めつけず、まずは原因を究明を優先させましょう。また、イヤホンの保管に気を付けることでノイズを防ぐこともできます。これらに注意すれば、イヤホンで好きな音楽や、音声を長く楽しむことができるでしょう。