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生まれ変わりはあるのか・平均回数・事例・何年後|科学

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死んだらどうなる?生まれ変わりって本当にあるの?

全ての人は、必ずいつか人生に終わりを告げることになります。誰も逃れることはできません。ではその後のことについて考えたことはありますか。死んだ後に、自分はどうなるのか疑問に思ったことはありませんか。

死んだら終わり、何も残らないし、あの世など無いと考える人もいますし、死んであの世に行き、再び生まれ変わり現世に出てくると考える人もいるでしょう。生まれ変わりについては、その人の経験や宗教観などで変わってきます。

ここでは生まれ変わりについて、平均何回生まれ変わりをするのかや死後どれくらいで生まれ変わりをするのかなどの疑問や、生まれ変わりについての事例などについて紹介します。

生まれ変わりなんてあるわけない!なぜ?

キリスト教では、生まれ変わりについての概念はありません。しかし、生まれ変わりを信じない人たちにとっての一番の理由は、生まれ変わりが存在するという目に見えるようなはっきりとした証拠がないということです。

生まれ変わりを示すような事例は数多くありますが、だれもが一目で生まれ変わりの存在を確信するような類の証拠はありません。生まれ変わりを完全に証明するには、死後の世界や霊魂の存在など、別の角度からのアプローチが必要になってくるのではないでしょうか。

生まれ変わりはあると信じる!なぜ?

生まれ変わりという現象があるといえる、目に見える証拠は現在のところありませんが、生まれ変わりとしか思えない前世の記憶を語り出した事例は、数多く存在します。それらの事例は、客観的にみて検証が容易な事例です。

例えば、語った前世の記憶の中に年代などいつ頃のことなのかがわかる口述があり、またその時その場所に存在しなければ、絶対に知りえないような詳細な内容を含む口述がある事例です。稀にですが、前世の自分を知っている人が生存している場合もあります。

事例の中には前世の時と同じ場所に痣があったり、また銃痕など前世での致命傷となった傷と同じ場所に跡があるなどの現象がある場合もあるのです。記憶だけでなく、身体的特徴として、先天的な傷や跡が残るという現象も生まれ変わりを証明する証拠といえるでしょう。

生まれ変わりについての嘘

ヴァージニア大学の精神科医であるイアン・スティーヴンソン氏は、自らの研究の中で、生まれ変わりの事例に対するいくつかの解釈を挙げています。前世を語るうえで、その口述が嘘であると考える場合の解釈もいくつかあります。

その中でも最も嘘に直結している解釈は作話説でしょう。作話説とは、簡単に言うと作り話を語っている場合があるということです。口述の内容は、まったくの創作である場合もあるでしょうし、事前に調べたりしてそれらしい話を創作する場合もあるでしょう。

なぜ嘘をつくのでしょうか。嘘をつく主な動機は、有名になりたいと思う名声欲や、生まれ変わりの調査や取材などに協力することにより金銭を得たいという金銭欲が考えられます。

ただイアン・スティーヴンソン氏は、実際には欲を満たすほどの名声や金銭は得られないという理由などにより、この作話説は否定しています。

死後どれくらいで生まれ変われるの?

魂は仏教でいうところの輪廻転生(生まれ変わり)を絶え間なく繰り返すと言われています。しかし死んだ瞬間すぐに、新しい人間に生まれ変わるのかというとそうではなく、ある一定の期間を置いて生まれ変わります。

これは、生まれ変わりの事例で確認できます。生まれ変わりの事例の中には、ある程度時代を特定できるような前世の記憶を語る事例があるのです。大災害や戦争などは、記録も多数残っている場合が多く、検証も容易です。

この事からも、前世で亡くなってから現在に生まれ変わるまでは、ある程度の期間を経ていることがわかるります。

生まれ変わりまでの年数は人それぞれ

死んでから生まれ変わりまでの周期は、人によって差があります。この世である現世は仏教的に言えば修行の場であり、それぞれの課題を成していく場所でもあります。当然、課題の進み具合は人それぞれ違います。

また途中に突発的な事故による不慮の死などで、人生の中断を余儀なくされることもあります。ですから人によっては、短い期間の間に何回も生まれ変わりを経験するという事例もでてくるのです。

生まれ変わりの事例の中で、亡くなってから僅か18年後に生まれ変わり、前世で別れた家族と再会したというような例もあります。その逆もしかりですが、だいたいは亡くなってから100年から200年ほどの周期で生まれ変わるといわれています。

今まで何回生まれ変わった?生まれ変わりの平均回数

仏教では、キリスト教と違い転生輪廻という生まれ変わりの概念があります。仏教の祖であるお釈迦様は、宿命通という特殊能力で、自身の前世を何億回もさかのぼったと言われています。

仏教の中では、人間は転生(生まれ変わり)を何回も何回もぐるぐると繰り返し、自らの魂を向上させるとしているため、現在を基準にしても途方もない数の生まれ変わりを経験していることになります。

また先に述べたように、人によって生まれ変わりまでの周期も違いますので、一概に何回生まれ変わったとは言えませんが、人類の誕生(ホモサピエンス)を20万年前とし、生まれ変わりまでの期間が100年、寿命を平均50年と仮定すれば、平均1000回から2000回くらいは生まれ変わりを経験していると言えるでしょう。

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生まれ変わりって科学的にみてどうなの?

次は、生まれ変わりを科学的な側面から紹介します。生まれ変わりについての研究で有名な人物と言えば、ヴァージニア大学のイアン・スティーヴンソン氏やジム・タッカー氏が挙げられますが、最近になってジム・タッカー氏がある報告を行っています。

その内容をオカルト系ニュースサイトで有名なTOCANAの記事の中でこう伝えています。

タッカー博士によると、意識は量子レベルのエネルギーであるため、輪廻転生の説明は科学的に可能であるという。これまでトカナでも報じてきた通り、現代の多くの科学者が、意識の謎を解く鍵は量子力学が握っていると信じている。
中略
つまり、意識は脳が生み出したのではないのです。脳や肉体の死後も意識は生き残り続けます」(タッカー博士)「ですから、意識は前世の記憶を保ったまま、次の人の脳に張り付くのです」

http://tocana.jp/2017/02/post_12259_entry.html

意識を量子的に考える

つまりタッカー博士は、量子的にみて意識はエネルギーであり、また脳や肉体とは別物であるため、死んだ後も意識は存在し続けると述べているのです。量子的とは、つまり意識を原子や素粒子などと同じように、微細な粒のような物質やエネルギーの集まりととらえているということです。

もし意識が物質であるなら、物質界でのルールも当てはまることになるでしょう。例えば、氷が水になったり水蒸気になっても質量は変わらないという質量保存の法則などです。現在の科学では、意識を物質的にとらえる方法がありませんが、将来的に可能性はあるでしょう。

本当にあった?生まれ変わりと思われる事例

生まれ変わりの証拠となるもので、前世の記憶を語り始めるというものがあります。これには2つのタイプがあって、催眠療法などで、半ば強制的に前世の記憶を掘り起こして語らされるものと、自ら前世の記憶を語り出すパターンです。

催眠療法で前世の記憶を語り出す場合は、催眠をかける術者の技量の問題や被験者の忘れていた無意識的な記憶などが入り込んでしまう可能性があるなど検証には注意が必要です。

自ら前世の記憶を語り始めるパターンは、主に子供に多く、成長するにつれて前世の記憶は忘れてしまう場合が多いのが特徴です。また生まれ変わる期間も短い場合が多く、前世の自分と縁のあった人が、まだ生存しているケースもあります。

ブライディ・マーフィーの事例

1952年のアメリカでヴァージニアという女性が退行催眠中にブライディ・マーフィーという前世の女性の人格が出現したという生まれ変わりの事例です。

自分はブライディ・マーフィーというアイルランド女性で、1798年に生まれ66歳で亡くなったことや当時住んでいた場所について語り始めました。

内容は詳細で言葉もアイルランド訛りであるなど、かなり信憑性が高いと思われたのですが、ブライディ・マーフィーという女性が存在した記録はなく、さらに多数の事実との食い違いがみつかりました。

ヴァージニア自身は、アイルランドに行ったことはありませんでしたが、幼少期に住んでいた近所にアイルランド系のライディ・マーフィー・コーケルという似た名前の女性が住んでいたことが分かったのです。

結果ブライディ・マーフィーは、ヴァージニアの幼少期の記憶がもとになってできた架空の女性だったと結論づけられました。

ネパール人男性ラタラジューの事例

某テレビ番組で特集され、また書籍にもなっておりご存知の方も多いでしょう。ある日本人の女性が前世療法により、ネパールのナル村の村長であったラタラジューという男性と名乗る前世の人格が現れた事例です。

話の内容が、いつ頃のことなのかを表す具体的な西暦が語られなかったことや、ラタラジューというナル村の村長(ナル村は実在した)が実在したということが確認できなかったことから、生まれ変わりの事例としての検証は難しいです。

しかし特筆すべきは、彼女が催眠中に実際のネパール人と約24分間も、会話をしたということが挙げられます。もちろん彼女自身ネパール語を習ったりしたこともなく、ネパールに行ったということもありません。

知識や情報は事前に調べるなどすれば入手可能ですが、言葉や言語、または外国語で会話をするということは、容易に事前には準備できないという点において、信憑性が高い生まれ変わりの事例といえます。

第二次大戦中のパイロットの記憶を持つ少年の事例

2000年、アメリカのルイジアナ州に住むある少年が、自分は第二次世界大戦中の1945年に硫黄島での戦闘で、日本兵に撃墜され墜落して戦死したパイロットの生まれ変わりだと語り始めた事例です。

この生まれ変わりの事例も、某テレビ番組で特集されたので知っている方もいるでしょう。わずか2歳の少年が、詳細な戦闘機についての知識を知っていたり、当時自分が乗っていたとされる航空母艦の名前を語ったりなど説明のつかないことが多い事例です。

また当時同じ航空母艦に乗っていて、現在も生存する人物の名前を語ったことや、時同じくして戦死した人の名前を話すなど(記録にあった)話の内容についての信憑性はかなり高いです。

残念ながら現在は、少年が成長するにつれ戦死したパイロットだった頃の記憶は無くなってしまい、あらたに検証をすることはできませんが、生まれ変わりの事例としては、かなり信憑性が高い事例だと言えるでしょう。

生まれ変わりを知りたいなら本

生まれ変わりに関する書籍を2冊紹介します。それぞれが生まれ変わりを記憶する人たちについての書籍です。生まれ変わりをより深く知るための助けとなるでしょう。

「生まれ変わり」が科学的に証明された!

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先の生まれ変わりの事例についてでも紹介した、ネパール人男性の前世をもつ女性についての書籍になります。筆者である稲垣氏は、元々科学者などではなく教職者でしたが、独自の丁寧な検証方法は、非常に好感が持てます。

なお、この書籍にはネパール人の男性の前世の記憶のさらに前々世の記憶にあたる、村を救うために人柱となった少女タエの記憶についても触れています。

大変冷静で、実証的な本です。「生まれ変わり」をできる限り客観的に証明することを志し、工夫と努力を重ねて状況証拠を挙げていっておられます。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R5IQQRFLCG8ZG/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4903821811

生まれ変わりの村①

本書は、好評につき④まで出版されているの書籍です。生まれ変わりの記憶を持つ人たちが大量にいるという中国のとある村を筆者自らが独自で取材した内容になります。

証言を聞いて筆者が持った素朴な疑問や感想なども載っています。文章も読みやすく、また色々な生まれ変わりの証言が記載されており大変興味深い内容の書籍です。

これは今までの輪廻転生の情報では、出会ったことのない内容でした。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2WVF33JB91F1A/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4309907792

今を精一杯生きる!生まれ変わりの持つ意味

今回は、生まれ変わりに関する疑問や生まれ変わりの事例を紹介しました。生まれ変わりについては、自身の目で確かめるなどできないため、疑いの目を向ける人もいるでしょう。最初から生まれ変わりなど信じないと思われる方もいるはずです。

しかし生まれ変わりが本当に存在すると考えることで、人生や現在の御自身の生き方についての考え方や取り組み方が変わるのではないでしょうか。生まれ変わりが存在するということは、死んだら終わりではないということです。

当然、今の自分に生まれ変わる前の自分もいたはずですし、死んだ後に生まれ変わり、次の自分というのも存在するはずです。ですから、少しでも前回の自分よりも成長し、次の自分に対して恥ずかしくないような生き方をすることが大切でしょう。

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