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「宵っ張り」の意味と使い方・方言か・赤ちゃんの対処法・語源

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意味は?使い方は?「宵っ張り」について

現代人は、忙しい人が多く、夜も遅くまで働いていたり、起きていたりする人も多いと言われています。一般的に、夜遅くまで起きていることを、「夜更かし」などと表現しますが、そのほかにも、「宵っ張り」といった言葉で表現するケースもあります。

「宵っ張り」という言葉は、現代社会ではあまり使用されないイメージのある言葉です。そのため、意味や使い方に自信がないという方も、いらっしゃると予想できます。

そこで今回は、「宵っ張り」とはどのような言葉なのか、意味や使い方、類語や反対語、ことわざや語源などを通して、さまざまな角度から、考察・ご紹介していきます。また、赤ちゃんが宵っ張りの時の対処法などについても考えていくので、ぜひ参考にしてみてください。

「宵っ張り」の意味・使い方

まず始めに、「宵っ張り」とはどのような言葉なのか、基本的な意味や使い方を通して、見ていきましょう。

「宵っ張り」という言葉に対して、あまり使用したことがなかったり、聞いたことがなかったりする方は、多いと考えられます。ですから、意味や使い方に関しても、自信がないという方は、少なくないでしょう。

この機会にぜひ、「宵っ張り」とはどのような言葉なのか、意味や使い方を通して、向き合ってみてください。

「宵っ張り」の意味

早速、「宵っ張り」とはどのような意味を持つ言葉なのか、考察していきます。今回は、「宵っ張り」の意味について考察するにあたり、「goo辞書」に掲載されている解説を引用し、参考にしていきます。

引用した内容から、「宵っ張り」とは、夜遅くまで起きていることを意味する言葉だと、読み取ることができます。また、そのような様子や習慣、生活を送っている人のことを指すケースもあると考えられます。

夜遅くまで起きていること。また、そのような習慣の人。

https://dictionary.goo.ne.jp/jn/226066/meaning/m0u/

「宵っ張り」の使い方

「宵っ張り」という言葉の意味について学んだところで、続いては「宵っ張り」という言葉の使い方について考察していきます。

「宵っ張り」という言葉は、上記でも述べたとおり、夜遅くまで起きていたり、夜更かししていたりすることを指す言葉です。ですから、昼夜逆転の生活をしている人や、夜更かしが癖になっている様子を表現したい場合に、使用される言葉だと考えられます。

「宵っ張り」は方言なのか

続いては、「宵っ張り」という言葉は、方言なのかどうかについて、考察していきます。現代の日常生活では、「宵っ張り」という言葉は、会話などではあまり使用されないと考えられます。そのため、「どこかの地域の方言なのでは」と考える方もいらっしゃるでしょう。

結論から申し上げると、インターネットで検索した限りでは、「宵っ張り」が特定の地域の方言であるという説は、特に見当たりませんでした。また、「goo辞書」などの解説にも、方言であるとは記載されていないことから、「宵っ張り」は全国共通の言葉であると考えられます。

しかし、以下に引用として用いた「Weblio辞書」では、「東京方言辞典」というページに「宵っ張り」が掲載されているため、関東地方や東京の方言である可能性も、ゼロではないと考えられそうです。

ヨイッパリ
夜更かしをする事、 その習慣の人

https://www.weblio.jp/content/%E3%83%A8%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%AA

「宵っ張り」の類語

「宵っ張り」の基本的な意味や使い方を理解したところで、続いては「宵っ張り」と似たような意味や使い方を持つ、類語や同義語などと呼ばれる言葉・単語をご紹介していきます。

「宵っ張り」という言葉と、似たような意味を持つ言葉を確認してみることで、「宵っ張り」という言葉の意味やニュアンスを、より正確かつ深く理解できる可能性があります。ですからこの機会にぜひ、類語や同義語も確認してみてください。

・徹夜
・夜更かし
・オール
・夜を明かす

「宵っ張り」の反対語

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続いては、「宵っ張り」という言葉とは正反対の意味やニュアンスを持つ、反対語や対義語と呼ばれる言葉をご紹介していきます。

「宵っ張り」とは反対の意味を持つ反対語などは、「宵っ張り」という言葉について学ぶ上では、あまり関係のないもののように感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、反対語などを確認しておくと、語彙力やボキャブラリーが向上する可能性があります。また、反対の意味について考えることで、「宵っ張り」という言葉の理解が深まる新たな気付きが得られる可能性もあるでしょう。

・早寝
・就寝時間が早い
・規則正しい生活
・生活リズムが整っている

「宵っ張り」の語源

続いては、「宵っ張り」という言葉がどのようにしてできた言葉なのか、語源や意味の由来などについて、考察していきます。語源や意味の由来を確認してみることで、「宵っ張り」という言葉への理解が深まる可能性もあります。

ですから、この機会にぜひ、「宵っ張り」の語源についても、考えてみてください。

今回は、「宵っ張り」という語源や由来について考えるにあたり、「宵」という言葉と「張り」という言葉の2つにわけて、それぞれの意味や由来について考察していきます。

「宵っ張り」の語源【1】:宵

まずは、「宵っ張り」の「宵」という言葉の意味や由来について、考えていきましょう。「日本語俗語辞書」では、「宵っ張り」の「宵」という言葉の意味について、以下の引用のように解説しています。

引用の内容から、「宵っ張り」に使用されている「宵」という言葉や漢字には、日が暮れてからしばらくの間を表現する意味があると読み取れます。また、場合によっては、夜の始めと言える時間帯や時を意味するケースもあると言われています。

【宵】は(日が暮れてしばらくのあいだ(=夜のはじめの部分)を意味する。

http://zokugo-dict.com/38yo/yoippari.htm

「宵っ張り」の語源【2】:張り

続いては、「宵っ張り」に使用されている「張り」という言葉の由来や意味について、考察していきます。

「宵っ張り」の「張り」という言葉の意味については、「日本語俗語辞書」にて、以下の引用のように説明されています。

引用の内容から、「宵っ張り」の「張り」という言葉には、引っ張る力や自分の意志を貫きとおそうとすることを表現する意味・ニュアンスが含まれていると読み取れます。

そのため、夜の時間帯を意味する「宵」とともに、「宵っ張り」という言葉として使われることで、「夜を引っ張る」という意味になると考えられます。

【張り】は「引っ張る力が働いている」、「自分の意志を通そうとする気持ち」という意味

http://zokugo-dict.com/38yo/yoippari.htm

「宵っ張り」のことわざ

続いて、「宵っ張り」という言葉を使用した、ことわざをご紹介していきます。「宵っ張り」を使用したことわざについて学ぶことで、「宵っ張り」の使い方や言い回しのバリエーションを増やすことができます。

ですから、この機会にぜひ、「宵っ張り」を使用したことわざも、覚えておきましょう。

「宵っ張り」のことわざ【1】:宵っ張りの朝寝坊

「宵っ張り」という言葉を使用したことわざの中でも、特に有名なものの1つに、「宵っ張りの朝寝坊」ということわざが挙げられます。

「宵っ張りの朝寝坊」ということわざについて、「goo辞書」では、以下の引用のように解説しています。引用の内容から、「宵っ張りの朝寝坊」ということわざには、夜遅くまで起きていて、朝遅くまで寝ていることを表現する意味があると言えそうです。

上記の見解から、「宵っ張りの朝寝坊」ということわざは、夜更かしをした上に、朝は遅くまで寝ている習慣や人、そのような様子を表現する際に、使用されると予想できます。

夜遅くまで起きていて、朝遅くまで寝ていること。また、その人。

https://dictionary.goo.ne.jp/jn/226067/meaning/m0u/

「宵っ張り」のことわざ【2】:朝寝坊の宵っ張り

上記では、「宵っ張りの朝寝坊」ということわざをご紹介しましたが、「朝寝坊の宵っ張り」と表現するケースもあると言われています。そこで続いては、「朝寝坊の宵っ張り」という言葉の意味についても、確認していきましょう。

「故事・ことわざ」というwebサイトでは、「朝寝坊の宵っ張り」ということわざについて、以下の引用のように解説しています。引用の内容から、「朝寝坊の宵っ張り」は、夜更かしをして、朝寝坊をしている人を意味していると読み取れます。

ですから、「宵っ張りの朝寝坊」と「朝寝坊の宵っ張り」は、ほとんど同じ意味だと言えそうです。

夜更かしをして、朝遅くまで寝ている人の意。

http://www.takaraka.net/koji-kotowaza/a/a-a/a-140.html

「宵っ張り」の読み方

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ここまで、「宵っ張り」という言葉について、さまざまな視点から確認・ご紹介してきました。「宵っ張り」の意味や使い方については、理解できたという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、「どのように読むのかわからない」という方も、少なくないと予想できます。そこで続いては、「宵っ張り」の正しい読み方をご紹介していきます。

結論から言うと、「宵っ張り」という言葉の正しい読み方は、「よいっぱり」だと言われています。意味を確認する際に引用した、「goo辞書」においても、「よいっぱり」という読み方で掲載されています。

宵っ張りの赤ちゃんの対処法

ここまで、「宵っ張り」という言葉が持つ、言葉そのものの意味や使い方を中心に、あらゆる角度から考察・ご紹介してきました。続いては視点を変えて、実際に宵っ張りの癖を持つ赤ちゃんがいる場合、どのように対処すれば良いのかについて考察していきます。

赤ちゃんに宵っ張りの癖がついてしまった場合は、生活リズムや就寝環境を見直すことをおすすめします。

たとえば、昼間に昼寝ばかりしている赤ちゃんは、睡眠によって元気が有り余っているため、どうしても夜更かししてしまいがちです。また、パジャマが合っていなかったり、室内が明るかったりすると、寝付けずに宵っ張りになってしまうケースがあります。

ですから、赤ちゃんが宵っ張りになっている場合は、なるべく昼間にたくさん遊ばせたり、パジャマや布団、部屋の様子を見直したりすることで、改善するヒントが見つかる可能性があると言えるでしょう。

宵っ張りをなおす方法

続いては、宵っ張りの癖がついてしまった場合、どのようにしてなおせば良いのか、考察していきます。

1日の生活リズムは、1度定着してしまうと、その流れに沿って生活を送ることになるため、なかなか改善できないものです。ですから、宵っ張りの癖がついてしまった場合は、意識をして改善しようとしたり、努力をしたりする必要があると言えそうです。

具体的には、眠くなくても早めに布団に入るようにするなどの方法が考えられます。最初は寝付けずに苦労する可能性がありますが、うまく眠ることができれば、早寝早起きの習慣がつき、宵っ張りを改善できるケースもあると考えられます。

「宵っ張り」とは夜遅くまで起きていること

いかがでしたでしょうか。今回は、「宵っ張り」という言葉をテーマにして、意味や使い方、類語や反対語、ことわざや読み方、宵っ張りの改善方法などについて、考察・ご紹介しました。

「宵っ張り」という言葉は、現代の日常生活では、あまり使用されないため、馴染みがない言葉だと感じている方もいらっしゃるでしょう。上記でもさまざまな視点からご紹介したように、「宵っ張り」とは、夜遅くまで起きていることや、夜更かしをすることです。

複雑な意味や使い方が難しい言葉ではないため、意味や使い方を理解すれば、気軽に使える言葉でもあります。

この機会にぜひ、「宵っ張り」の意味や使い方、ことわざなどを覚え、適切に使用できるようにしておきましょう。

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