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晴れ姿とは?
しかし、「晴れ姿」を使う状態とは、具体的にどのような場面が挙げられるでしょうか。例えば、結婚式や成人式、入学式などの誰もが通る可能性がある記念すべき状況が言えるでしょう。
また、結婚式や成人式、入学式には一般的に着るとされている服装がありますし、憧れを持つ方も多いでしょう。そういった場面で着る服装に対して「晴れ姿」を使うという認識がある方も多いのではないでしょうか。
今回は、「晴れ姿」の意味や使い方、状況別に応じた例文についても詳しく紹介いたします。
晴れ姿の意味について
また、「晴」という太陽が照り、澄み渡った空を表す言葉で、おめでたいという状態を表しています。そこに「姿」を加える事で、「おめでたい姿」を表現していると言えます。
そして「晴れ姿」には、2つの意味があるとされています。1つは、綺麗な「晴れ着」を着た状態の事です。2つ目は、「晴れの舞台」に立っている状態の事です。この2つの意味と捉えるとわかり易いでしょう。
では、「晴れ姿」を意味する際の「晴れ着」と「晴れの舞台」について、下記で詳しく紹介いたします。
晴れ着とは?
しかし本来の意味としては、お祝いの場の着物の事を表しており、礼装や式服といった正装を指す言葉でした。
晴れの舞台とは?
「晴」というおめでたい漢字の後に「舞台」という漢字を加える事で、おめでたい場面という意味のみを表すのではなく、人前で披露するという意味も含みます。
晴れ姿の使い方と例文について
また難しい点ではありますが、それぞれの祝いの場面で一般的に着るとされている服装がありますが、本人の趣味や金銭的な事などの事情から一般的ではないけれど、普段着ではないその人なりの正装だった場合も「晴れ姿」と表します。
つまり、一般的にそのお祝いの場面に合った服装をしているというよりは、人前でのお祝いの場に出て、その人なりの正装しているという点で「晴れ姿」を使うと良いでしょう。
次に、そのお祝いの場面の状況別の「晴れ姿」についてそれぞれ紹介いたします。
結婚式での晴れ姿
しかし、現代では結婚式を行う方法も多く、服装も決まっているわけではないため、上記のような一般的な晴れ着を着ていないからと言って晴れ姿ではないわけではありません。
また結婚式は、結婚を決めた二人が親戚や友人、仕事上の関係の方々に披露するお祝いの場面の事ですので、晴れ姿と表現する場面として相応しいでしょう。
成人式での晴れ姿
着ている服装が普段着でなく、その人なりの正装であれば、人前で成人を祝う儀式である成人式に出ているという事で晴れ姿という表現ができるでしょう。
入学式での晴れ姿
しかし、どういった場合の入学式でもその学校に無事に入学でき、これから学んで行けるという人前での記念の場ですので、晴れ姿と表現する事ができるでしょう。
卒業式での晴れ姿
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卒業式の服装も、入学同様、制服やスーツなどが一般的ですが、大学の卒業式では袴などの和装も多いでしょう。
男性の晴れ姿とは?
卒業式での袴や結婚式での着物やタキシードは、男性の晴れ姿の中で派手な物になりますが、その他はスーツというイメージが一般的と言えるでしょう。
男性の晴れ姿におすすめの晴れ着
しかし男性は、女性に比べて一般的に着るとされている晴れ着の定義が少なく、袴を着ない場合の成人式や大学など、制服の無い学校への入学式や卒業式などはスーツがおすすめでしょう。
また、リクルートスーツなら大学の入学式、就職活動、大学の卒業式など一度ならず何度も使う場面があると言えますので、非常に便利なアイテムです。
男性におすすめのリクルートスーツ
ウール素材をメインとしがブラック無地の色合いです。また、夏以外の3シーズンに適しており、2つボタンのスリムジャケットに、ノータックのスリムパンツになっています。
女性の晴れ姿におすすめの晴れ着
また、女性も就職活動の際にも活用できるという点で、リクルートスーツが良いでしょう。
女性におすすめのリクルートスーツ
就職活動から冠婚葬祭、お宮参り、七五三、入学式・入園式、卒業式・卒園式などの服装に悩むお母さんにもおすすめです。形や着心地を重視した機能性抜群のスーツで、サイズも幅広くありますので自分に見合ったサイズをチョイスしましょう。
晴れ姿にメガネはアリ?
しかし、せっかくの振袖やドレスなどの派手な装いの場合で、コーディネートとして似合わない場合は、その場だけでもコンタクトなどに変えると良いでしょう。せっかくの晴れ姿ですので、一番美しくて素敵な装いを演出できるよう工夫すると良いでしょう。
結婚式の招待状での「晴れ姿」
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しかし、ゲストに向けての二人の言葉として自分達を表す「晴れ姿」はあまり使いません。どちらかというと、「未熟な二人」「ささやかな小宴」など減り下った言い方をするのが一般的と言えます。
つまり、晴れ姿は結婚する当事者が使う言葉というよりは、他者から当事者に向けて使われるという表現と言えるでしょう。「晴れ姿」は、結婚式の招待状に対する返信の一言として、定型文とされる事が多いと言えます。
結婚式の招待状への返信例文
・慶んで出席させていただきます。お二人の晴れ姿を心より楽しみにしております。
・ご結婚おめでとうございます。当日の二人の晴れ姿を楽しみにしています。
・あいにく先約が入っておりまして、伺う事ができません。お二人の晴れ姿を拝見できず、とても残念ですが、心よりお祝い申し上げます。
目上の人に晴れ姿は使えるのか?
厳密には、「晴れ姿」という言葉を目上の方に向けて使う事は、失礼というルールはありません。晴れ姿は、どの年代においても、その人のお祝いの場での正装している姿を現す言葉ですので、相応しいと言えます。
しかし、目上の方に対して状態や服装を上から言っているように感じてしまう方は、「お二人の門出」「お二人の幸せそうなお姿」など無難な言葉に置き換えてみましょう。
相応しい晴れ姿で思い出の晴れの日を
人によってその時の正装は違いますので、一概にこの服装が晴れ姿に相応しいとは言えません。つまり、人前での記念の日を自分なりに心と服装を正して臨むという姿勢が大切、と言えるでしょう。
自分なりの相応しい晴れ姿で、大切な記念日を素敵な思い出の日にしましょう。