[allpage_toc]
この記事では、階段を上るの正しい意味と使い方に加え、階段を上るとその類語の違いを紹介しています。また、階段を上るを英語にした場合の表現も、合わせて紹介しています。それぞれの表現が持つニュアンスの違いを比較して、把握できるでしょう。
この記事を読むことで、階段を上るの正しい意味と使い方を把握できます。そして、類語と比較して違いを理解することで、階段を上るという表現を間違えることなく使えるようになりるでしょう。
階段を上るという表現について知りたい人は、ぜひ読んでみてください。
「階段を上る」の意味・読み方
また、階段を上るを言い換えた言葉である「階段を上がる」の特徴も併せて紹介しています。意味が同じで、漢字の表記も似ていることから、階段を上ると違いがわかりにくい言葉です。読み方の違いと、ニュアンスの違いも紹介しているため、区別できるようになるでしょう。
「階段を上る」の意味
上るは、下から上へ向かっているものを幅広く表すため、日常の中で頻繁に使われます。階段以外で何かが上へ向かう様子を表すときにも使えることから、汎用性が非常に高い言葉です。「借金が数百万円に上る」や「頭に血が上る」といった例文が挙げられるでしょう。
「階段を上がる」の読み方
これらは言い換えが可能な表現ですが、ニュアンスが若干違うため、その点は覚えておきましょう。上るは、上にいく途中であるというニュアンスが含まれています。一方上がるは、上がった先の目的地を示すというニュアンスが含まれる言葉です。
「階段を上る」と類語「階段を登る」の違い
しかし、この二つの言葉には、着眼点に大きな違いがあります。そのため、使う場面を間違えてしまうと、漢字に関する知識がない人だと思われてしまう可能性が高いです。階段を登るの意味と使い方をしっかり把握して、階段を上ると使い分けられるようにしましょう。
登るの意味
また、登るは「壇上に登る」という表現にも使われます。この場合、山や木を登るときのように肉体的な頑張りはありません。しかし、壇上に登る場面では事前準備や、プレッシャーなどの精神的な頑張りが必要なため、上るではなく登るが使われます。
登るの使い方
[no_toc]
ただし、登るは、階段をのぼるときにはあまり使用されません。階段は、日常的に使われる場所のため、上にいく努力が必要だとされていないからです。怪我を負っている場合や非常に長い階段をのぼる場合など、上に向かうことが大変なときに限り、上るではなく登るが使用されます。
「階段を上る」と類語「階段を昇る」の違い
上るという言葉が、かなり幅広い用法で使われるのに対し、昇るは限定的な場面でしか使えません。階段を使って上へ向かうことを表現するときも、上ると昇るでは大きく意味が変わってきます。階段を昇るの意味と特徴を理解して、階段を上ると使い分けられるようにしましょう。
昇るの意味
そのため、「魂が天に昇る」や「出世の階段を昇る」のように、目には見えないものが上へ向かうときにも使われます。特に、昇給や昇進など、地位が上がったことを示す言葉に使われることが多いです。これは、天や空が天上人と同じく崇められていたことが由来になっています。
昇るの使い方
階段を使って上にいくとき、「階段を昇る」と使われることはあまりありません。その場合は、「階段を上る」が適切な表現です。ただし、「天国に続く階段を昇る」のように、精神的なニュアンスが表現されている場合に限って、階段を昇るは使われます。
「階段を上る」の英語表現
英語表現の中には、日本語の表現と共通している特徴もあります。そのため、日本語表現と英語表現の両方について知ることで、階段を上るという表現への理解が深まるでしょう。それぞれの意味と特徴を知り、状況に応じて使い分けられるようにしてみてください。
go up the stairs
go up the stairsは、下の位置から上の位置へ向かうときに使われるスタンダードな英語表現です。そのため、階段を上るを意味する言葉の中で使われる頻度が多い言い回しになります。
ascend the stairs of advancement
出世や昇級など、役職や地位があがった場合、日本語では上るではなく昇るが使われます。この法則は、英語表現でも同じです。階段をのぼるという意味でも、出世の階段の場合は「go up the stairs」ではなく、ascend the stairs of advancementが使われます。
[no_toc]
run up the stairs
go up the stairsは、ただ階段を上がる場面や、上の階を目指していくことを示す言葉です。run up the stairsは、go up the stairsよりも急いで階段を上がるときに使われます。
「階段を上る」の意味や漢字表記について正しく理解して使い分けよう
階段を上るには、登るや昇るなどの類語があります。どれも上に向かう意味を含みますが、それぞれのニュアンスに違いが存在する言葉です。そのため、各表現の意味を把握して使い分けることが必要です。この記事で意味と違いを学び、正しく使えるようにしましょう。