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「乗り越し精算は、車内でできるの?乗車後に係員に申し出た方が良いの?」
「差額を支払えば、特急券や乗車券の乗り越しができるの?」
仕事や旅行で急な予定変更があり、新幹線の乗り越し精算が必要になることがあります。乗り越し精算が必要になった場合、このようなたくさんの疑問を抱くのではないでしょうか。
この記事では、新幹線の乗り越し精算の方法やルール、注意点などについて紹介しています。この記事を読むことで、新幹線の乗り越し精算の基礎知識が把握でき、いざというときにスムーズに精算手続きができるでしょう。
新幹線の乗り越し精算の方法やルールについて知りたい人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
新幹線の乗り越し精算はどこでするのか?
では、どこで新幹線の乗り越し精算をしたら良いのでしょう。
乗る前なら窓口で精算する
ただし、駅窓口での精算は営業時間内に限られます。営業時間内に間に合うように申し出ましょう。
車内で精算する
特にグリーン車や指定席を利用しており、乗り越し区間も同じ席で乗り続けたいという場合には、早めに車内で乗り越し精算しましょう。
乗車後に精算する
この場合も、目的地変更前のきっぷの運賃と変更後の下車駅までの運賃の差額を支払うか、乗り越し区間の運賃を支払うことで精算が完了します。
新幹線の乗り越し精算ルール
新幹線の乗り越し精算では、片道の距離や目的地によって細かなルールがあり、支払う金額の計算のやり方が変わってきます。
ここからは、新幹線の乗り越し精算ルールについて見ていきましょう。
特急券は差額を支払う
例えば、変更前の特急料金が500円で、変更後の特急料金が1,000円だった場合、差額の500円を支払えば良いのです。
乗車券は片道100km以内なら差額を支払う
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片道の距離が100km以内であれば、変更前の目的地の乗車料金と変更後の目的地の乗車料金の差額を支払うという精算ルールになっています。
乗車券の乗り越し精算を行う場合には、必ず片道の距離を確認するようにしましょう。
乗車券は大都市近郊区間内のみ利用なら差額を支払う
大都市近郊区間とは、東京、大阪、福岡、新潟、仙台に設定されているルールです。大都市近郊区間に設定された区間では、実際の乗車経路に関係なく、一番安くなる経路で計算した運賃が適用されるようになっています。
それ以外は乗り越し区間の料金を支払う
例えば、A駅からB駅まで乗車券を購入してC駅まで乗り越した場合、A駅~C駅の運賃とA駅~B駅の運賃の差額ではなく、B駅からC駅までの運賃を支払う必要があるということになります。
乗車券は距離などの条件によって、計算のやり方が変わってくるため注意しましょう。
乗り越し精算の注意点
ここからは、乗り越し精算に関する注意点について紹介していきますので、新幹線に乗車する前にしっかり把握しておきましょう。
特急券の変更は1回まで
使用前であっても2回目以降の変更の場合は、払い戻しを行った上で、きっぷの買い直しが必要です。なお、払い戻しは有効期限内に限られ、所定の手数料を支払う必要があります。
過剰でも払い戻しはない
途中下車することが乗車前に分かっている場合には、損をしないために窓口で変更や払い戻しをしてもらうようにしましょう。
出典:きっぷの変更|JR東日本
参照:https://www.jreast.co.jp/kippu/21.html
新幹線の乗り越し精算は基本的にいつでもできる!
乗車前なら窓口で、乗車後なら車内や下車駅で乗り越し精算に対応してもらえます。乗り越し精算のルールが、距離や区間、きっぷの種類によって細かく決まっているため、事前に確認しておくとスムーズに精算ができるでしょう。