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「どやさはどういうときに使えるの?」
「どやさはどの地方の方言?」
このように、「どやさ」という言葉を聞いたことはあるけれど、意味はよくわかっていないという方はいないでしょうか。
この記事では、「どやさ」という言葉が持つさまざまな意味を解説しています。どの地方で使われる表現なのか、どのような場面で使われているのかなど、具体的に紹介していきます。
この記事を読むことで「どやさ」の意味をきちんと把握できるようになり、会話や文章に「どやさ」が出てきてもスムーズに内容を理解できるでしょう。
「どやさ」の言葉の意味を知りたい、使えるようになりたい、という方はぜひこの記事をチェックしてみてください。
「どやさ」ってどんな意味?
「どう?」という簡単な気遣いの挨拶以外にも、「どうだ!」と自慢げに言うときや、「どうなの?」と疑問を感じるときに用いられます。
「どやさ」は方言?
京都弁における「どやさ」は、疑問を抱いたときの「どないなん」という意味で使われます。
また、関西弁の「どやさ」は、「今日の調子はどう?」という挨拶代わりに使われることも多いようです。
「どやさ」の使い方
具体的にどんな場面で使われるのか、「どやさ」の使い方をくわしく見ていきましょう。
笑いをとりたい場合
みんなの前で芸を披露するときなどに「どやさっ!」と言えば、このネタを知っている地域・年代なら、きっと大きな笑いが生まれるでしょう。
近況を聞きたい場合
「最近どうしてたの」「上手くいってるの」など、大まかに聞きたいことを聞ける便利な表現なので、相手の近況を聞きたいときには使ってみましょう。
共感してほしい場合
友だちや家族など親しい間柄の人と話し合うとき、「これでいいよね」と賛同を促したい場面で「どやさ」を使うと相手の同意を得やすいです。
疑問を感じた場合
どうしてこんな状況になっているのだろうと理不尽に感じるとき、「これは間違っているのではないか」と主張するときに「どやさ」が使われます。
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本音を聞きたい場合
気持ちをはっきりと伝えてくれない相手に「私のことを本気で愛してくれてるの、どやさ」と畳みかけることで、本心を話させる狙いがあるのです。
知りたいことがある場合
ストレートに聞くよりも、少し意味ありげなトーンで「どやさ」と聞けば、相手もこっそり教えてくれるでしょう。
自慢話を強調したい場合
試合に勝ったときや、自分の得意なことを披露するときなどに「どやさ!」と言えば、より強く自慢したい気持ちを伝えられるでしょう。
相手に立ち向かう場合
相手に対してコンプレックスがあり弱気になってしまうとき、強い意志をアピールするように「どやさ!」と言ってみてください。
「どやさ」が含まれる他の言葉の意味
「どやさ」に派生語はあるのでしょうか。
ここからは「どやさ」が含まれる他の表現を紹介していきます。
どやさこやさ
「どうだ、わかったか」というように、相手に対して自分の気持ちを強く主張したいときに用いられます。
どやさどやさ
お笑い芸人の今いくよくるよさんがよく使っていたことから、今でもSNSなどでは「どやさどやさ」がなじみの言い回しとして使われています。
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「どやさ」の意味や使い方について理解を深めよう
人との距離を縮めたり、その場を和ませたり、今よりコミュニケーションが上手くいくきっかけにもなります。
「どやさ」の意味を覚えて、日常生活のなかで上手に使ってみましょう。