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愛車には錆止めをしましょう
そんな自転車ですが、知らないうちにペダルが重くなっていたり、チェーンから異様な音が聞こえたり、いろいろな箇所にガタがきてしまうことがあります。今回は、自転車がもし錆びてしまったときのその錆止めの対処方法について、道具別・パーツ別に詳しくご紹介をしていきます。
自転車はなぜ錆びるの?
なぜ自転車は錆びるとどうなるの?
錆を放置しすぎてしまうと、部品自体が錆の浸食でもろくなり、部品交換では住まなくなってしまうこともあります。日本は、気候的に高温多湿の錆が生えやすい環境にありますので、自転車を買ったばかりの様な乗り心地を保ち、長年乗っていきたいのあれば、錆止めは必須になってきます。
道具別特徴から見る自転車の錆止めのやり方
シリコンスプレー
シリコンスプレーの良いところは、何と言っても「安く」入手できるところにあるでしょう。ホームセンターで数種類が販売されています。価格もそこまで高くはないので、経済的で財布に優しいのが特徴です。
難点としては、種類が多いので選ぶ際に迷ってしまうことや内容量が多いので使い切ることが大変なことです。ただ、自転車以外にも素材によっては使うことができますので、いろいろと試すことができます。
ラッカースプレー
ラッカースプレーのメリットとしては、塗料したときに早く乾く即効性があることと、アクリル樹脂の粘膜が強いので、その分強い錆止め効果を期待できることです。
逆にラッカースプレーを使うことのデメリットを挙げると、シンナーの匂いが強いことです。また、塗料の粘着力が強いので、好みの薄さで塗料するには、別途薄める溶剤が必要になります。
クリアスプレー
クリアスプレーはステッカーを貼っているところでも充分に塗布できる優れた道具です。色むらもありませんので、初心者のひとでも簡単に錆止めとして使うことができます。液体のクリアスプレーを使用する際に、若干の気泡がつくことがありますが、あまり目立つことはないのででき映えを気にする方でも気兼ねなく使用できるでしょう。
クリアスプレーは、ホームセンターで販売されていますので、簡単に購入することができます。価格も多少幅はありますが、それなりの価格で充分な錆止めの効果を期待できます。
ワックス
ワックスの使い方は、スプレーと違って直接自転車に塗布する方法となります。商品によって多少使い方に差はありますが、専用の布に含ませてから使うこともあれば、からぶき用の布を使うこともありますので、用途を守って使用しましょう。
ワックスは、自転車の中でも塗面に使用するのがです。また、意外かと驚かれる方が多いでしょうが、車のワックスでも錆止めの代用は充分可能です。
オイル
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使い方としては、クロスに適量のオイルを染み込ませ、錆止めをしたい箇所に塗りこみます。このとき、適切な量を守るのが、愛車を錆から守るいちばんのポイントになります。つけすぎは逆に錆びを招いてしまう原因になりますので、使用の要領を守り正しく塗布しましょう。
オイルには、「リキッドタイプ」と「スプレータイプ」の二種類が存在しますが、どちらも基本の塗布方法は同じです。どちらも塗り残しが無いように全体的にまんべんなく塗布していくことが大切です。
自転車の錆止めの使い方・方法について
自転車の錆止めに必要な道具は何かあるの?
塗料の相性も含めて、塗布したくない箇所がある場合には、マスキングテープも活躍するシーンがあるでしょう。いずれの道具もお店で簡単に手に入れることができます。
錆止めは道具さえあれば誰でもできる簡単な作業です。
自転車の部分別錆止めの仕方について
今回のパーツのすべてに共通していることは、まずは錆止めをする箇所を充分に「掃除」することです。錆を止めることばり意識しすぎて、汚れた箇所に塗料をいくら塗っても効果は期待できません。ある程度きれいにメンテナンスを行ってから錆止めを行いましょう。
スポーク
スポークは細い線なので、クロスに含ませて塗布するパターンもあれば、筆を使って塗布する方法もありますので、自分が得意な方を選びましょう。筆は、100円ショップのものでも充分に代用できます。
ただ、スポークは数十本ありますので、塗り残しが無いように塗っていくことも体制になります。
チェーン
塗料のつけ過ぎは、逆に錆を増殖させてしまう要因にもなります。チェーンは自転車の中でも稼働が大きい部品の一部なので、錆による損傷で自転車がますます痛んでしまうことになります。
そうなった際に、錆止めスプレーなどをしてしまうと、逆にチェーンが切れてしまうことになりかねませんので、注意が必要です。
チェーンの他にも、ネジなどもこの方法で錆止めをすることができるのでです。
フレーム
またワックスとの相性もいいので、自転車の素材に合わせて使用しましょう。分からないようであれば、自転車専門店に相談してみるのも手です。
また、フレームは自転車によりますが、外側のみ錆止めをされているものの、内側が錆止めがされていないこともあるようなので、自転車を購入した際にやってしまうのが良いでしょう。
この場合は、一度自転車の部品を解体しなければいけませんが、錆を放っておくと部品が外せなくなってしまう危険性もありますので、購入したときに確認しておくのもです。
自転車の錆止めはこまめに行いましょう!
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また、自転車はたくさんのパーツから作られている乗り物で、たくさんの素材からできていものでもあります。乗っている自転車によっては、使用してはいけない相性が悪い塗料もありますので、確認してから使用するようにしましょう。
錆は錆びてからだと浸食が早く進みます。今回ご紹介した錆止めの方法をぜひ取り入れていただき、こまめな点検とメンテナンスで大事な愛車を錆から守っていきましょう。