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「よろしくお願いいたします」を使った例文10個・返信の例文

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「よろしくお願いいたします」を使う場面

ビジネスの場において、メールや書面・電話対応においても必ずといっていいほどよく使うフレーズの一つが「よろしくお願いいたします」という言葉です。

「よろしくお願いいたします」とは、誰かに何かを依頼する場合や協力を求める際などに使用する言葉の一つです。まずは「よろしくお願いいたします」がどのようなシーンで使用されるのかをくわしく見ていきましょう。

人に何かを依頼する時

ビジネスにおいて、取引先に対して何かを依頼することは頻繁にあることです。相手に何かを依頼する場合は、文末に「よろしくお願いいたします」を付け加えるのがビジネスルールの一つです。

「よろしく」とは、好ましい・満足できるといった意味をもつ形容詞「よろし」の連用形です。「お願いいたします」という言葉を加えることで相手に便宜をはかってもらったり、配慮を願う言葉になっています。

人に協力してほしい時

相手に対して何か協力を依頼する場合にも「よろしくお願いいたします」という言葉を使用します。

「お願いいたします」は、依頼や要求、要望の意味を持つ「お願いする」の謙譲語です。「よろしくお願いいたします」というフレーズには、「適切な配慮をしてほしい」という意味が込められています。

メールや書面では文章を締めくくる結びの文として使うのが一般的です。

よろしくお願いいたしますを使った例文10個

「よろしくお願いいたします」という言葉は、言葉の前に他の言葉を付け加えることでさまざまなシーンで活用することができます。

しかし、ただ「よろしくお願いいたします」というだけでは、何をお願いしたいのか相手に伝わらない場合があります。ではどのようなシーンにどのような言葉を付け加えて表現すればよいのでしょうか。

次に「よろしくお願いいたします」を使った例文をいくつかご紹介いたしましょう。

例文1:引き続きよろしくお願いいたします

「引き続き」は、「それまで行われていたことを続けて」という意味があります。先方に作業の経過報告をするときや先方からの質問に返答する際など、現在進行形の契約や取引がある際に使える言葉です。

「お問い合わせいただいた件ですが、B案ですすめていただけますでしょうか。引き続きよろしくお願いいたします。」といったように、「まだ完了していないけれど、最後までお願いします」といったニュアンスが含まれた言葉です。

例文2:今後ともよろしくお願いいたします

こちらもビジネス文書の結びとしてよく使われる言葉の1つです。「今度とも」には、「これからも」「これ以降も」という意味があります。

「今後ともよろしくお願いいたします」には、これまでの関係に感謝を伝えると同時にこれからの関係性も願う意思表示が含まれています。契約や取引を終えた後に、「誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」といった使い方をすることができます。

例文3:何卒よろしくお願いいたします

「何卒(なにとぞ)」は、「どうか」「何とか」「何がなんでも」という強い願望を表わす言葉です。相手に何かを依頼したり、お願いするような文章の結びとして使用することができます。

相手に労力と時間を割いてもらうことを謝罪しながらも、何とかお願いしたいという気持ちをこめて「お手数をお掛けしますが、何卒よろしくお願いいたします」のように使用します。

ビジネスシーンでは頻繁に使用するので覚えておきましょう。

例文4:どうぞよろしくお願いいたします

「どうぞよろしくお願いいたします」とは、相手から確認の依頼があった場合や何かに対する返答をする際などに使用するフレーズです。

「何卒よろしくお願いいたします」という言葉は相手に対して強い依頼の気持ちがあるのに対し、「どうぞよろしくお願いいたします」は比較的軽めにお願いする気持ちを伝える言葉です。

たとえば「本会議の会議室は1号室となります。どうぞよろしくお願いいたします」のように使用します。

例文5:次回もよろしくお願いいたします

「次回も」とは、今後も同じような事柄が続くことを意味します。「次回もよろしくお願いいたします」とは、恒例になっているイベントや行事などを継続的に行えるよう協力を促すフレーズです。

たとえば、取引先も招待した「懇親会」を開催したとします。その際、同じ社内の幹事担当者に対して「次回もよろしくお願いいたします」のように使用します。

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例文6:今年もよろしくお願いいたします

年賀状の文章の末尾によくみかけるのが「今年もよろしくお願いいたします」というフレーズです。「今年もよろしくお願いいたします」とは、昨年もお世話になりましたが、引き続き今年もよろしくお願いしますという気持ちが込められています。

年賀状は一年お世話になった方へお礼とご挨拶をかねて送付します。たとえ、遠方で会うことができない相手や頻繁に連絡を取れる状況にない人に対しても、このようなフレーズを使用します。

例文7:ご検討のほどよろしくお願いいたします

相手に何かを依頼し、返答をもらいたい場合には「ご検討のほどよろしくお願いいたします」というフレーズを使用します。

ビジネスでのやりとりではその場ですぐに回答できない案件も多々あります。そのため、そのような案件の場合は、再度メールで返答の催促を行い、メールの末尾に「ご検討のほどよろしくお願いいたします」と付け加えます。

相手の気持ちを配慮しつつも、お願いを伝える意味で使用します。

例文8:ご返信よろしくお願いいたします

ビジネスメールは1日に何百件も送られてくる方も多い傾向にあります。そのため、メールを見落とすことや、返信を忘れるということもあります。

自分のメールに対して返信が欲しいという気持ちを伝える場合は「ご返信よろしくお願いいたします」というフレーズを使用することができます。

たとえば、会社の周年パーティーや式典などに招待した場合は期日があるため、再度招待者に返信を催促する際などに使用します。

例文9:ご対応よろしくお願いいたします

「対応」とは、その物事やできごとに応じて反応するということを意味します。「ご対応よろしくお願いいたします」とは、自分以外の誰かに何かを依頼する場合に使用するフレーズです。

たとえば、自分の部署には関連していない案件の依頼メールが送付されたとします。その場合は、担当部署の担当者へメールを送付し「ご対応のほどよろしくお願いいたします」と伝えます。

このように社内外で使えるフレーズなので覚えておきましょう。

例文10:恐れ入りますがよろしくお願いいたします

「恐れ入ります」とは、「恐れ入る」の連用形で目上の人に対して申し訳ないという気持ちを丁寧に伝える表現方法です。

「恐れ入りますがよろしくお願いします」とは、忙しい中お手間をとらせて申し訳ないという気持ちと、忙しいのを承知の上ですが、ご対応願いたいという依頼の気持ちをこめたフレーズです。

目上の人に何かを依頼する場合は、「恐れ入ります」を付け加えて丁寧な表現にしましょう。

「よろしくお願いいたします」への返信の例文

ビジネスにおいてよく使われるフレーズ「よろしくお願いいたします」は、自分が依頼する場合に使用するだけでなく相手から依頼を受けた場合にも使用されます。

相手から「よろしくお願いいたします」と言われた場合はどのように返答するのが一般的なのでしょうか。相手に失礼のないよう返答する際も丁寧な言葉で伝えることが重要です。

こちらこそよろしくお願いいたします

「よろしくお願いします」と相手からメールがあった場合は、「こちらこそ」という言葉を付け加えて「こちらこそよろしくお願いします」と返答しましょう。

「こちらこそ」とは、自分の立場をへりくだった上で相手に返答する表現方法の一つです。このように返答することで、自分の方こそ相手に対してお手数やお手間をおかけしますという気持ちを伝えることができます。

依頼する時は「よろしくお願いいたします」を使おう

ビジネスメールなどの文末に使用されることが多いのが「よろしくお願いいたします」というフレーズです。相手に対して何かを依頼する場合や、何か協力をお願いする場合などに使用します。

「よろしくお願いいたします」は文頭に他の言葉を付け加えることで、さまざまなシーンで使うことができます。目上の人に対しては「恐れ入りますが」を付け加えて、自分をへりくだる表現にしましょう。

人にお願いする時の敬語表現

ビジネスでは何かを相手にお願いする場合に「よろしくお願いいたします」を使用しますが、他にも似たような表現方法があります。

たとえば、銀行などの諸手続きをお願いしたい場合は「お手続きいただきますようお願いいたします」と相手に伝えます。

誰かに何かをお願いする場合は、常に敬語表現が基本です。正しい敬語表現を身につけ、相手に失礼のないように心がけましょう。

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「お手続き」の敬語表現
「把握お願いします」の敬語表現
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