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【相手別】ねぎらいの言葉の例文|敬語/メール/ビジネス

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相手別ねぎらいの言葉の例文

何かをしてもらったときや力を貸してもらったときなどに、相手にねぎらいの言葉をかけることがあります。この「ねぎらう」とは、「労う」と書き、相手がやってくれたことへ感謝し、苦労をいたわることを意味します。ねぎらいの言葉をかけるという場合は、相手に感謝されていることが伝わらなければならないということです。ここでは、相手別のねぎらいの言葉についてみていきます。

「ご苦労様」は目上の人には使ってはダメ

ねぎらいの言葉として思い浮かぶものに「ご苦労様」という言葉があるでしょう。しかし、この「ご苦労様」という言葉は、目上の人に対しては使わない方が良いです。「ご苦労様」という言葉は、目下のものへのいたわりの言葉だからです。

もし、出張帰りの上司に対して「ご苦労様です」のように言っては、相手に不快感を与えてしまいます。そのような場合には、「お疲れ様でした」と言葉をかけましょう。

目上

目上の人へのねぎらいの言葉をかける場合は、部下から上司などの関係ですので上から目線にならないように気を付けましょう。上司というのは結構孤独で、特に中間管理職の場合は部下と上司の板挟み状態になっています。

上司へのねぎらいの言葉は、職場の雰囲気を良くして、働きやすい状況にしてくれる可能性があります。ただし、目上の人へのねぎらいの言葉は、その言葉選びが重要です。以下に目上の人へのねぎらいの言葉をご紹介します。

目上の人へのねぎらいの言葉例文

上司など目上の人へのねぎらいの言葉では、日頃から感謝しているという気持ちが伝わるように言葉をかけましょう。以下がその例文です。

(例文1)「いつもわたしたちを気にかけてくださって、ありがとうございます。」
(例文2)「部長の後押しのおかげで、商談が成立しました。ありがとうございました。」
(例文3)「お疲れになったでしょう。週末はゆっくりとお休みください。」

(例文4)「○○部長なら、きっと大丈夫だと信じています。」
(例文5)「何かわたしでお手伝いできることがありませんか。いつでもお申しつけください。」

部下

部下に対してねぎらいの言葉をかける場合には、できるだけ具体的な事例をあげてねぎらうようにすると良いです。漠然と感謝を伝えられるよりも、「○○の件ではご苦労様」と具体的な部分をはっきりと言った方が、相手も何に対して感謝されているかわかりやすいからです。

部下へのねぎらいの言葉例文

では、実際に部下へのねぎらいの言葉の例文をみていきます。

(例文1)「この間は、急なお願いで残業してくれてありがとう。助かりました。」
(例文2)「○○をありがとう。いつも助かっている。」
(例文3)「いつも気を配ってくれてありがとう。君のおかげでとても気持ちよく仕事ができる。」

(例文4)「アポイントを取ってくれてありがとう。助かりました。」
(例文5)「君の頑張りには驚いたよ。ご苦労様でした。」
(例文6)「なかなかできることではない。君は本当に頑張った。」

(例文7)「君の応対は完璧だと評判だよ。君のおかげで、いつも気持ち良く仕事ができる。ありがとう。」

敬語でのねぎらいの言葉の例文

上司や目上に人に対して、相手のことを思いやり、ねぎらいの言葉をかけるということはときにはあるでしょう。そのような場合には、目上の人が相手ですから、敬語をつかってねぎらいの言葉をかけなければなりませんが、なかなか難しいのが現実です。ここでは、上司などの目上の人へのねぎらいの言葉の例文をみていきます。

敬語のねぎらいの言葉例文

通常、同僚や知人に対していうねぎらいの言葉に対して、その敬語表現という形でみていきます。

・「お疲れ様でした」→「お疲れになりましたでしょう」
通常は、「お疲れ様でした」というフレーズですが、語尾を疑問形にすることによってそのまま会話につながりやすい言い方になります。

・「お大事に」→「くれぐれもお大事になさってください」
病気やケガなどをした方にかけるねぎらいの言葉として「お大事に」がありますが、これをさらに丁寧に敬語表現にすると「くれぐれもお大事になさってください」となります。「お大事に」の前に「くれぐれも」とつけ、また語尾にも「なさってください」と尊敬語をつけることでねぎらいの言葉をかける相手への敬語表現となります。

メールでのねぎらいの言葉の例文

ビジネスにおいては、上司になにかしらのことをしてもらった場合に、ねぎらいの言葉をメールで送ることがあります。ここでは、メールでねぎらいの言葉を送る場合の例文をご紹介します。

ねぎらいの言葉例文;メール

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以下に、上司に無理なことをお願いした場合や力を貸していただいたというような場合のねぎらいのメール例文をご紹介します。同じ会社の人だとしても、相手の貴重な時間を割いて労力を使ってもらったということで、感謝の言葉を入れて言葉を送りましょう。

(例文)「件名:本日はご足労をおかけしました。 ○○課長 おはようございます。○○課○○です。昨日は、顧客対応において○○課長にご足労いただき、大変ご迷惑をおかけしました。そのおかげもあって先方の担当者の方にもご理解いただき、取引成立の運びとなりました。

本当にありがとうございました。引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。」

ビジネスでのねぎらいの言葉の例文

会社で退職する方に何かメッセージを贈るということがあるでしょう。そのような場合に、どんな言葉をかければ良いか迷う方は多いです。ここでは、退職する方へのねぎらいの言葉例文をご紹介します。

退社

退職する方には、長く勤めて会社に貢献してもらったことへのねぎらいの言葉を書きましょう。また、仕事や職場でのエピソードを入れてメッセージを書くと、相手の共感を得る良いメッセージとなります。

(例文1)「○○さん、いままでありがとうございました。○○さんの言葉に何度も助けられました。」
(例文2)「○○さんに叱っていただいたおかげで、今の自分があります。感謝しています。」

退職する方へのメッセージにNGな言葉

退職する方へ贈るメッセージとしては、「寂しい」「残念」というようなネガティブなイメージの言葉を使うのはやめましょう。退職する方の場合、その後新たなことを始めるという前向きな理由の方も大勢いらっしゃいます。できるだけ前向きな言葉を贈るようにしましょう。

また、最後のメッセージだからといって、秘密にしていたことを書くことはダメです。大抵、退職者へのメッセージは寄せ書きなどで書く場合があります。そこに、最後だからと秘密を書いてしまうと、みんなに見られます。また、目上の人の場合は、言葉遣いにも気を付けて書きましょう。

挨拶でのねぎらいの言葉の例文

ビジネス上の取引先に何か無理なことをお願いした場合や気を使わせてしまったという場合があります。そのような場合は、挨拶も兼ねて一言ねぎらいの言葉を伝えると、今後のビジネスも円滑に運ぶことができます。言わなくてもわかっているだろうと決めつけずに、相手の労に対して、感謝の言葉やねぎらいの言葉をかけてみましょう。

挨拶でのねぎらいの言葉例文

以下が挨拶を兼ねたねぎらいの言葉の例文です。

(例文)「件名:○○の完成、おめでとうございます。 ○○株式会社 開発部○○様 平素より大変お世話になっております。株式会社○○の営業部○○です。新商品の○○が完成したとのご連絡をいただきまして、ありがとうございます。○○様にはお忙しい中、先頭に立って開発を進めていただきまして、まことに感謝しております。

○○様はじめ、スタッフのみなさまのおかげで非常に完成度の高い商品になったこと、弊社でも喜んでおります。今後も、新商品○○の販促にむけて一丸となって取り組んでいきますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。」

状況別ねぎらいの言葉の例文

ねぎらいの言葉をかけるといっても、ビジネス上お世話になった方、何かしらしてもらった知人、病気の相手ではかける言葉が違ってきます。ここでは、病気の方へのねぎらいの言葉例文をご紹介します。

病気

病気の方に対してねぎらいの言葉をかけるというのは、そんなに頻繁にあることではないため、どういった言葉をかければ良いか悩む方も多いでしょう。また、病気といっても相手の詳しい病状がわからないため、不用意なことを言ってはいけないということもあります。病気の方にかけるねぎらいの言葉としては、以下の3要素を押さえて書きましょう。

1.相手のケガや病気の状況を尋ねる(いかがですかなど)
2.相手に休養をすすめる(ゆっくりと休んでください)
3.回復を祈る(一日も早いご回復を祈っています)

病気の方へのねぎらいの言葉例文

では、実際に病気の方へのねぎらいの言葉の例文をみていきます。

(例文)「○○さん、つい先日奥様よりご病気で入院されたと伺い、大変驚いております。その後お加減はいかがでしょうか。いつも仕事熱心な○○さんのことですから、仕事のことが気がかりだとはおもいますが、この際ですから仕事のことは一旦忘れてじっくりとご静養ください。一日も早く○○さんの元気なお姿を拝見できることをお祈り申し上げます。」

目上の人へのねぎらいの言葉;病気

病気やケガで入院している上司にねぎらいの言葉をかける場合には、「お大事に」という言葉を使いがちです。しかし、上司にかける言葉としては、「お大事に」だけでは失礼になります。

上司や目上の人に対しては、「お大事になさってください」と語尾まで略さずにきちんと言いましょう。より丁寧な印象とするためには、「どうか」「くれぐれも」とつけるのもです。

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ねぎらいの言葉は誰にかけるかで内容が変わる

いかがでしたか。ねぎらいの言葉は、相手を思いやること、感謝の気持ちを表すことです。仕事上の取引先や、上司や同僚など、何かしら力を貸していただいた場合に、ねぎらいの言葉をかけてみましょう。ちょっとした気遣いが、今後の関係を円滑にしてくれることがあります。

また、病気の方へのねぎらいの言葉では、あまり病気の詳細に触れず、よく静養して早く元気になってほしいという気持ちを込めて書くようにします。

上司など目上の人へのねぎらいの言葉では、言葉遣いに気を付けないと、かえって相手が不快に感じてしまいます。目上の人へのねぎらいの言葉では、敬語を使って、間違った表現をしていないかよく確認してから送るようにしましょう。

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