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【男女別】詐欺師の特徴や見分け方・手口・心理・年収|顔

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男女別詐欺師の特徴や見分け方

街には詐欺師なるものが横行しています。詐欺師とは悪いことをする人たちのことです。本来、そのような悪事を働く人たちなど、顔からも魂胆が滲み出していてもいいはずだというのに、それでも騙される人たちがいるから、どんどん詐欺師も過剰に増え続けてしまうことになります。

詐欺師は、騙されない人たちが増えることによって阻止できる問題のはずです。

すぐに顔だけで詐欺師とわかれば、多くの人たちがこれほどまでに被害を受けないで済むというのに、果たしてそのような見分け方はできるのでしょうか。

実際に100%ということではありませんが、詐欺師のタイプを顔から追ってみましょう。

顔が笑っているのに目が笑っていない

詐欺師とマンツーマンで話しをする機会もあるでしょう。そのような時、詐欺師は、詐欺師でないフリをするため、ニコニコ笑っていたりしますが、実際に笑っている訳ではありません。

このため、顔は笑っているのですけど、目は笑っていないというおかしな雰囲気を感じることがあります。

このような言い方は、結構聞くことですが、そもそも目が笑っていないとはどのようなことなのでしょうか。

目が笑っていないの意味

そもそも顔が笑っていれば目も笑っているものと多くの人たちが感じるでしょう。笑っているのに目が笑っていないなんてあり得ないと、詐欺師に遭遇しないかぎり思ってしまうでしょうけど、実際にそのような人に遭遇すれば、「ああ、こういう感じなのか」ときっと気付くことになります。

それはそのように感じるということではなくて、表情は笑うカタチを作ることができても、目までは笑う表情を作れていないということです。それは、やはり、おかしくもないのに笑顔を作っているから、このような表情になってしまうことになります。

まさに、詐欺師が、相手を笑顔で騙そうとしているからです。ただし、本当のプロの詐欺師になれば、ここの部分をしっかり把握して、相手としっかり向きあっているでしょう。

目が笑っていないのは経験が浅い詐欺師

つまり目が笑っていないのはまだまだ経験値の低い詐欺師です。映画では、詐欺師を演出するために、相手が席を離したときには、とたんに鋭い目つきに変わったりしますが、経験が浅いとあのようなこともあるでしょう。

薄い笑顔しか作っていないから、すぐに、無表情に戻ることができるからです。詐欺師は、当然おかしくもないのに笑っている訳ですから、心の底から笑うなどということが到底できません。

顔の表情などを追えば、どこかで、「この人詐欺師かしら」と瞬間感じることができる可能性はあります。とにかく目のカタチに変化がなく、引きつったままでは、詐欺師として怪しまれてしまうでしょう。

本来、笑うときには、目も細くなっているはずです。このため、ちょっと経験値のある詐欺師は、笑うとき目を細めることを意識している可能性があります。

詐欺師の話術

私達は、マンツーマンで向きあっているというのに、まぜまんまと嘘に騙されてしまうのでしょうか。そのような意味では詐欺師という人物は、コミュニケーション能力はかなり高いと評価していいでしょう。

詐欺師たちは、恋愛する時も、案外恋愛上手だったりします。まず詐欺師と言われる人たちは、相手の人物像をしっかり理解します。そして、どのような話し方が相手にとって一番信頼を得やすいかを判断します。詐欺師たちに存在しているのは、心理誘導テクニックです。 

経験値の低い詐欺師たちは、判断材料の引き出しが狭いから、誰にも同じような話し方をしてしまうことになります。誰にでも共通して騙すことができる話し方というものは、そもそも存在はしていません。

女性詐欺師の特徴

男性の人たちが、女性の色気・母性に誘惑されて詐欺にひっかかるケースも大変多いです。問題は、世の中の男性の女性に対する弱さにあります。

男性たちの潜在意識の中には、お金を出しても、その女性をゲットしたい欲求が存在しています。男性と女性は性の構造が違うので、女性よりも男性の方が詐欺にかかる率は高いと言います。

胸の開いている服を着て男性を誘惑しようするスタイルも詐欺師の要素があり、マザコン的に、男性を従わせる態度にも危険度があります。

詐欺師の手口

結婚詐欺とは、実業家などと嘘をついて、玉の輿に乗りたい女性を騙す犯罪のことです。 投資詐欺とは確実に儲かる話がありますよ、などと言って出資を募る犯罪です。

かなり古典的犯罪という感じもありますが、未だそのような詐欺師に騙されている人たちはいます。人間たちは一般的にですが、不安を強く感じている時には、安心できる言葉を投げかけられると、信用したい傾向があります。

人間は、誰でも、溺れそうになった時には、藁にすがり付きたいと思っています。

霊感商法

霊感商法という犯罪がありますが、そのとき詐欺師は、あなたには悪霊が付いている、このままだと不幸が起きますよとまず煽っておきます。

不安は軽いものでは、藁にすがるモチベーションは起こらないものの、不安が極致に達したとき、詐欺師が、このツボを買えば問題は解決しますという言い方をして来たら、ツボが充分に藁の役割を持つことになります。

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オレオレ詐欺

最近とても目立つ詐欺が、オレオレ詐欺ですが、オレオレ詐欺でも、交通事故を起こしてしまったという極致の不安をアピールして、救いを求めて来ます。

肉親なら、まさに自分自身の不安のように感じてくれることでしょう。そのとき、示談金で解決できるという救いの言葉を言い出します。

まさに、お金で解決できるものならばという気持ちが起こり、口座に安易に振り込みをしてしまうのは、お金が藁の役割をしているからです。

コマーシャルでも使用されている

しかし、このような手法は、詐欺師だけが使っている訳ではありません。広告やコピーでも、このような手法は頻繁に使用されていたりします。

暖かい暖房を売るためには、最近異常気候で、寒すぎるという不安をまず視聴者にうえつけることになります。不安が、植えつけられるから、暖房を買わなければならないというモチベーションになります。

つまりここでも、暖房が藁の役割を持つことになります。

日本人全員詐欺師の可能性あり

そのような言い方をすれば、世界は、詐欺の要素に満ち満ちているという言い方もできます。広告業界からすれば、そのような言い方は大変不本意というでしょう。しかし、コマーシャルの問題も、最近では売るために、やや過剰になっていることに警戒心を持つ必要があります。

少し過剰になってしまうことで、容易に詐欺師の手口と一致してしまうでしょう。

詐欺師は権威を利用する

人間は、さらに、権威を持っている人たちのことを信用してしまう傾向があります。病院で診察を受ける時でも、医師だからということで、何でも信じてしまうことがあります。

コマーシャルでも、芸能人が、ある商品を宣伝すれば、バカ売れすることがあります。

有名な天才詐欺師一覧

詐欺師として誰もが知っているのは、あの三億円事件です。1968年に起きた、三億円を積んだ現金輸送車が強奪された事件で、未だ事件は未解決です。

ここには、白バイ警官に変装した犯人が登場し、輸送人に対して、この車に爆弾が仕掛けられた可能性があります。ちょっと調べさせてください。といい、それだけで、まんまと詐欺が成立してしまいます。

事件未解決になるほどなら、相当巧妙な手口が使われたのだろうと想像するものの、別にそれほどでもないという実態があります。

それも、輸送人が、警官ということをまず信じてしまったことがそもそもの原因です。

豊田商事事件

豊田商事事件というのもまだまだみなさんの記憶に残っているのではないでしょうか。1980年代に発生した、金の地金を用いた悪徳商法の詐欺です。 高齢者を中心に全国で数万人が被害に遭い、被害総額は2000億円近くと言います。

1985年6月18日、豊田商事会長の永野一男がマスコミの前で殺害される事件もまだ記憶に新しいです。このケースは、高齢者を相手にして強引にという詐欺師の手口が顕著でしたが、この根本に存在しているのもマルチ商法と共有する部分があります。

マルチ商法の詐欺では、あなたは選ばれた人ですといい、 今の機会を逃すと、チャンスは無くなりますよと、 希少性を訴えてきます。

相手の心理につけ込むこと

今しかないと言われれば、まずは、買わなければならないと思うのではないでしょうか。詐欺師だけでなくても、期間限定半額セールというのも、そのような心理を狙ったものであり、社会は、不本意という人たちもいるでしょうけど、詐欺の要素に満ち満ちています。

詐欺師の要素とは、相手の心理につけ込むことです。しかし、豊田商事の件は、まるで、オウム事件のように、放置され続けてしまったために、どんどんエスカレートして、もはや人の心理をつけ込むレベルのものではなく、暴力性が手口となり加担されることになります。

光クラブ事件

光クラブ事件は、いろいろな映画・ドラマ・小説の題材になっているので知っている人たちも多くいます。 (『青の時代』(三島由紀夫著)映画「白昼の死角」)

1948年に東京大学の学生たちによって起こる闇金融の詐欺事件です。 周囲の目を引くような画期的な広告を打ちだし、多額の資金を調達し、集めたお金を商店、企業などに高利で貸し付けをおこない、 1949年(昭和24年)1月には、資本金400万円、社員30人を擁するほどの会社に成長します。

しかし、社長の山崎晃嗣は、 物価統制令違反で逮捕されて、とたんに、出資者らの信用を失い業績が悪化し、山崎は、 本社の一室で青酸カリで服毒自殺をします。

この詐欺師の犯罪にも、権威というものが見え隠れします。一般的市民が、権威をひけらかす詐欺師に安易に飛びついてしまうことになります。

詐欺師の心理・性格

私達は詐欺師に騙されないようにどのような点を今後意識して生活していけば良いのでしょうか。社会は、詐欺の要素に満ち満ちているという言い方をしましたが、だからこそ、私達は、日常生活において騙されることに慣れてしまっている可能性もあります。

もっとコマーシャルが過剰でなければ、詐欺師だけが、もっと怪しい人物としてクローズアップされるでしょう。しかし、そのような詐欺師の犯罪性も、過剰なコマーシャル精神によって、ボカされてしまい区別がつかなくなって安易に騙される可能性があります。

まずは、詐欺師に騙されないためにも、コマーシャルから疑う精神を持つことからはじめてみましょう。それは、本当にいい商品を見極めるコツです。

心理を誘導しようとするコマーシャルに惑わさない意識を持つようにしましょう。

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全否定

それは、最初全否定です。 この商品はだから駄目なんだという意識をいつも持って商品を見つめて行きます。この機械は、持ち手が使いにくい、持ち運びが重そうなどなど、否定の形が詐欺師にも引っかからないテクニックです。オレオレ詐欺だって、そのような精神を持てば、犯罪率は激減することができます。

商品の場合、そのような考えを持ち、それでもこの商品なら、敢えて買ってもいいだろうと言う判断が自ずと、心の内側から起こります。時間をかけて、その時を待ちましょう。

冷静で落ち着いている

詐欺師は、騙される人たちよりも全然落ち着いていたりします。詐欺師の相手がもしも、詐欺師よりも落ち着いていたら、おそらくそこに詐欺事件は起こらないでしょう。

落ち着き感の根底に存在しているのも相手を疑う眼差しです。 詐欺師は、人から疑われないようにと逆に警戒している事が多いです。ということは、人から疑われるような眼差しを受ければ、詐欺師だって落ち着いてはいられないでしょう。

埒があかないと思えば短時間で席をたつでしょう。この相手をカモにしないでも、カモなら他で見つけようと思うでしょう。

詐欺師に引っかからない

そのような意味では詐欺師に引っかからないという気持ちを持つことで、ある程度回避できる詐欺はあります。 詐欺師たちは、安易に何も考えていない人たちから、ごっそりお金を稼いでいるだけの傾向もあります。

詐欺師は考える隙を与えない

詐欺師は騙されるために相手に隙を与えないと言います。 プランを複数用意して見合った方法を相手に使ったりして、相手に隙を与えない努力を頑張ってしていたりしますが、それも疑う眼差しによって、詐欺師は相手に隙がないことを察するでしょう。

詐欺師に関する本

詐欺によって社会は満ち満ちていると言いましたが、だとしたら、詐欺師から私達が学ぶこともたくさん存在している可能性もあります。

実際には、人にモノを売るって決して簡単にできることではありません。どうすればこの商品を買ってもらえるのか、どうすれば売上が上がるのか考えると、そこに詐欺師のテクニックと共通点があります。

もちろん、みなさんに詐欺師になりなさいと言っている訳ではありませんが、商売のために詐欺テクニックを学ぶ分には、逮捕されることもありません。

ダン・S・ケネディ 天才詐欺師のマーケティングの心理技術

権威によって自分をアピールする方法もここではしっかり語られてします。天才詐欺師Dr.ブリンクリーは、薬を販売する時、このようなことを考えてみました。最初彼は、何にでも効く特効薬として販売していました。

しかし、あるとき彼は、液体の色を変えて、3つの瓶に分ける手法に変えたと言います。すると、不思議なほど今までは売れなかった薬が売れたと言います。ここには、「万能薬」というよりも、「専門の薬」という権威を相手にうえつけることができたためです。

このような手法を実際に商売で利用している人たちも多くいます。

華麗なる騙しのテクニック 世界No.1の詐欺師が教えるフランク・W・アバグネイル (著),‎ 高橋 則明 (著)

オレオレ詐欺に引っかかりたくないというのなら、このような本を読んで勉強しておきましょう。 この本は、レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスが主演し大ヒットした映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の原作者によって書かれたものです。

巧妙なプロの詐欺師のテクニックが解説されてあり、自己防衛法を教えてくれています。詐欺師の、実際にこんな手口があったのかという感動が、あなたを犯罪を招き寄せない人格に形成してくれます。

その実例は、紙幣・クレジットカード・公文書などの偽造詐欺にはじまって、偽ブランド品の売買、横領詐欺、株式投機詐欺、インターネットの詐欺に至るまであり、正直に言えば、詐欺師も魅力的な輩に見えたりします。

詐欺師が、頻繁に映画などに登場するのもなんとなく理解することができます。

詐欺師に向いているか診断できるチェック項目

どのような人たちが詐欺師に向いているのでしょうか。詐欺師は、人を騙すのが得意と言いますが、敢えて言えばまず自分自身を騙しているともいうことができます。

なぜなら、インチキなものを売る時に、それがインチキだとわかっていたら相手に伝わるでしょう。笑っているのに目だけが笑っていないというのも、結局は自分自身を騙すことができていないせいです。

相手にそれが純正品だと思わせるために、まずは詐欺師が、 これは純正品だと思いこんでいる必要があります。

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詐欺師は夢を語っている

詐欺師たちは実態の存在しない夢をいつも語っています。実際に、そのような人物は詐欺師しかいないと考えるのはNGです。夢を見ている人物など、 サラリーマンタイプのなかにも、青年実業家タイプのなかにも、芸術家タイプのなかにも社会の中で至るところで見つけることができます。

サラリーマンをしていると段々と夢見る機会がなくなり、段々と詐欺師の能力など失われてしまう可能性があります。しかし、そのため随分窮屈なマンネリ化した生活を送っているのではないでしょうか。

詐欺師といれば楽しい

そのような意味では、詐欺師は魅力のある詐欺師的要素をたくさん持っているからこそ、日常生活をマンネリ化せず、スペース空間を持ち、心地よく生きることができます。

そして、そのような人物と一緒にいれば相手も楽しいと思うでしょう。モテる魅力的な男性たちも、実際には詐欺師の要素を持ち、女性たちは、そこに魅力を感じていたりします。女性たちも、恋愛に留まってそのような男性に魅了されている分はいいですが、少しは用心しなければ本当に詐欺に引っかかってしまう恐れもありますので注意してください。

夢を語るという意味では、あの東京ディズニーランドだって、魅力的な詐欺師です。

詐欺師の年収

詐欺師たちは果たしてどの程度の年収を稼いでいるのでしょうか。もちろん詐欺師になりたくてなかなか稼ぐことができない人たちもいます。すぐにパクられてしまう人たちもいるでしょう。

儲けている詐欺師は、億という単位でお金を稼いでいるのでしょうけど、詐欺師は犯罪です。そのような儲けが、長期的続くはずはありません。

儲けられなくなる前にきっと逮捕されるでしょう。リスクは相当存在しているので、億という単位だって、到底割が合わないです。

オレオレ詐欺の問題

いま、巷を賑わせているのは、オレオレ詐欺師たちです。警視庁によれば、昨年の振り込め詐欺の被害総額は127億8千179万円、1件あたりの被害額は214万円に上ると言われています。

その7割は、オレオレ詐欺師師と言います。 かつてちょっと安易な気持ちでオレオレ詐欺に顔を突っ込めば、簡単にお金が、架空口座に振り込みされたといいます。

いまは、簡単にオレオレ詐欺に引っかかる人たちも少なくはなっていますが、それでも、ちょっと以前は、そのようなお粗末な事態です。現在は疑いを持つ人が増えたことでどんどん詐欺師のテクニックが巧妙化しています。

一日で当時、個人で70万円ほど稼ぐことがもでき、1ヶ月で、200万円、つまり、年収、1000万円越えも全然楽勝です。

ずっと高年収がキープできる訳ではない

しかしいつまでもこのような高年収が維持できるはずはありません。儲かれば周囲に同じ手口を使う存在もあらわれて縄張り争いも激化して、ライバルが逮捕されれば、芋蔓式に逮捕されてしまうことがあります。

悪いことは数回は成功したとしても、その連続性の過程の中で、必ず逮捕されてしまうことになります。

詐欺師に関する名言

ちょっとここで詐欺師たちの名言について触れてみましょう。ひょっとしたら詐欺師の名言を、あなた自身の生活の糧にして、もっと有意義な暮らしができる可能性があります。有効的に活用してください。

ベイリー 「フェスタス」

ベイリーの 「フェスタス」では、「あらゆる詐欺のうちで第一の最悪のものは自己欺瞞である。」と言っています。

自分自身が何も正しい確固たる根拠が存在しないのに、自分を正当化することほど、自分自身を釘付けする行為はありません。そのために、行動範囲を狭く、遠くまで見る目を見失ってしまうでしょうか。

太宰治 「かすかな声」

太宰治の 「かすかな声」では、「だまされる人よりも、だます人のほうが、数十倍くるしいさ。地獄に落ちるのだからね」と言っています。

詐欺師のテクニックが、どう有効的だとしても、実際に犯罪に手を染めればそのようなことになってしまいます。決め手は、しっかり法秩序のルールに従うことです。

詐欺師と騙される相手は、対等の立場だという言い方もできます。なぜなら、詐欺師は、莫大なお金を手に入れることができたとしも、大きな負債(地獄)も背負い込んでしまうことになるからです。

セネカ 「愚悲について」

セネカは 「愚悲について」 で、「なに人も永く仮面を冠りえず。偽装はやがて自己の天性へ還る。」と言っています。偽装は偽装に過ぎません。

詐欺師が詐欺師のまま、ボロ儲けをして、ずっと生涯幸せに満ち満ちているなどということはあり得ないです。

人間の本性まで悪に染めることはできないまま、重い負債を背負い込むことになります。

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ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」

ラ・ロシュフーコーは 「道徳的反省」 で、「我々は、あまりにも人の前に自分を偽装するのに慣れてしまい、しまいには自分の前にまで自分を偽装するようになる。」と言っています。

ここまで来れば熟練したプロフェッショナルの詐欺師ということができます。しかし、それでも自分自身を詐欺色に染め尽くすことは不可能なので、いつか偽装した哀れな自分自身に気付かされることになります。

エラスムス 「痴愚神礼讃」

エラスムス は「痴愚神礼讃」で、「世間はあざむかれることを欲する。」と言っています。

これはまさに、社会が、詐欺というシステムを受けいれている実態を語っています。

社会が詐欺の要素を持っている

いかがでしょうか。世間はあざむかれることを欲しているのです。だから、安易に人たちは詐欺師に騙されてしまう可能性があります。

一方では、詐欺的要素をふんだんに利用して商品経済が成り立つと言ってもいいでしょう。しかし、それらは犯罪でないならかろうじてOKです。

私達は、詐欺師たちからもいろいろ学ぶことがあります。恋人にモテたいというのなら、ここでも詐欺師について学ぶとメリットはあるでしょう。やはりそのような詐欺師は、充分に映画の主人公になりうる存在です。

しかし犯罪は別です。実際に学べば詐欺師にはならないように法律についてもしっかり理解しなければなりません。さらにテクニックを学び、あくどい詐欺師に引っかからないように、どうぞ注意をしてください。

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