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意外とかけない当たり前メールルール?教授に送るメールのあれこれ
ここでは、大学で学ぶ最低限抑えなければならない、目上(ここでは、教授)に対するメールの書き方と、教授から送られてきたメールに対する返信文の書き方を伝授します。
教授に見られてる!?メール・返信でのあれこれ、分かってますか?
教授へのメール掟①書き出し・件名
そして、一番大切なのが、相手をつまり教授を思いやる文が必要です。「お忙しいなか失礼します。」などと、教授の状況がわからずとも必ず入れる項目です。それによって、読む教授からの印象も良いです。
そして、2行ほど空けて、〇〇学部(複数の大学に赴く教授には大学名も)・〇〇学科・学年・組・学籍番号・自分の氏名を見やすいように気をくばりながら書くことが重要です。どれほど親しい教授であっても必ず記載しましょう。
教授へのメール掟②遅れてしまった場合などは、必ず謝る
直接謝罪できないのであれば猶更言葉を丁寧にしましょう。もちろん、翌週行けないことが分かっているのであれば、前の週の授業時に伝えるのが賢明ですが。
教授へのメール掟③だらだら話すな
教授へのメール掟④名前は絶対に書こう
この名前を名乗るのはビジネスメールでも同じことで、目上の人に送るメールもビジネスメールとほぼ同じように送るのが一般的なマナーとされています。面倒だと感じる人もいらっしゃることでしょう。しかし、どこの誰なのか分からなくなってしまいますので、必ず明記しましょう。
教授へのメール掟⑤締めはこれが無難
しかし、それは大変失礼なこととなります。自分の名前の下に書くことは教授に対して大変失礼なことです。教授の名前を書くとするのならば、最初の所属の上に「●●先生」と書くのが良いでしょう。
これこそ掟!メールルール
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使ってはダメなNGワード
また、「だと思いまーす」など伸ばすのも決して好まれません。非常識ですので使わないようにしましょう。さらに、一番NGなのが絵文字です。感情を表すのにとても便利な絵文字ですが、教授に対して送るメールでは不釣り合いな手段です。
たとえ親しい間柄だったとしても、決して使わないようにするのがマナーとされています。これは、教授に対しての尊敬が無く思われたり、軽はずみであると思われてしまいます。
教授へのメールに使うアドレスは?
「いつもの」は絶対NG!
迷惑メールの設定をしている人は設定を注意しておこう
どうしても大学のアドレスから無理な時は?
ヒントとしては、名前を使うなどです。個人情報がと感じるでしょうが、教授やのちの就職活動でしか使わない、という風に決めてしまえば漏洩にはつながらないでしょう。
教授へのメールの返信の例文
●●の部分を変えればそのまま利用できますので、テンプレートとしてもご利用ください。
教授へのメール返信例文
いつもゼミでお世話になっております。●●学部・●●学科(もしくはコース名)の●●です。教授に●●の●●について相談したいことがあり、ご連絡しました。現在、●●が●●の状況になっており、解決策が見つからない状態となっています。
一度教授に●●についてご覧頂き、アドバイスをご教授いただけたらと存じます。来週、もしくは再来週あたりなど、教授のご都合がつく時で構いませんので、●時間ほど、相談できる時間をいただけないでしょうか。
お忙しい中、恐縮ですが●●中(今週や来週など)にお返事をいただけると幸いです。ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
●●大学・●●学科・●●科
●●花子(名前)
電話:080-●●●-●●●
メール:●●●@●●●.jp
シーン別の教授からのメールの返信の仕方は?
お礼や返信が必要な場合はこんなとき!
また、教授からのメールが2通目であっても内容がお伺いを含むものである場合には、返信が必要です。例えば、「いつが都合いいですか」「いつ来れますか」などです。その場合には、忙しい教授がわざわざ聞いてきてくれているのですから、必ず返信をしましょう。
しないと、お互いのなかに齟齬が生まれてしまいます。気を付けましょう。また、「~でいいですか」などの場合には、賛否・有無をきちんと返信して伝えてください。
返信が必要ないやアポを取りたい場合は?
ですが、「では〇〇日に」などと書かれている場合には、返信は不要です。なぜなら、その「~に」に終わりの意味があるからです。またあなたが返信してしまうと、教授がまた返信しなくてはならなくなってしまったり、返信すべきか迷ってしまうので必要ないです。逆に、蛇足になってしまうので注意しましょう。
それでも迷う場合にはコレ
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レポートの提出など遅れてしまった場合
件名はわかりやすく「レポート提出に関するお詫び」「●月✖日のゼミの欠席のお詫び」など件名から内容が察せるような簡潔なタイトルにしましょう。そして、メールの本文は、冒頭に教授の名前と「いつもお世話になっております」との一言を添えます。
学部名や学科名などの記入は忘れずに!締めはお詫びの言葉を
ダラダラと謝罪文を書かれても、教授としては迷惑な話ですので、『伝えたい用件』と『遅れてしまう理由』と『いつまでにできるのか』そして最後に『お詫びの言葉』を添えましょう。
教授へのメール専用?!
携帯メールの場合は自動的にアドレスから電話帳の名前に変えてくれますが、パソコンの場合はそうではないので、パソコンでやりとりする場合はちゃんと設定しておいて下さい。教員は学生からメールをもらっても、アドレスを見ても誰なのか分かりません。またアドレスにも気をつけて下さい。
英語圏の教授には?!
英語のメールでは書き出しの一行を頭語と言いますが、そこに相手の名前を入れます。「Dear Professor Woodruff」とか「Hello Professor Woodruff」「Hi Professor Woodruff」というようにします。「Dear」を使うのがフォーマルな書き方で、「Hello」や「Hi」などはややくだけた言い方になります。
締めくくりの文は結語と言います。学生が教授に宛てたメールで使う場合は、「Sincerely」「Regards」「Best wishes」「Yours」などを使えば良いです。
教授へのメールの返信は必要なの?
そんなときには、教授にまずフォーマットにのっとってメールをして聞きたいことを伝えます。それについて教授から分かったなどの返信が来た場合には、その返信にお伺いしたい旨を書いて返信をします。
その返信に対して返信が来たら、教授の都合が良いときはいつかという伺いを書いて返信しますが、ここで必ず自分が絶対行ける日を3~5個書いて返信します。そうすることで教授がその日程の大丈夫な日を教えやすいだけでなく、メールの送信・返信を減らせるという効率性もあります。
教授へのメールの返信をする時間帯は?
深夜の返信はNG!なるべく日中に送るようにしましょう
曜日にも注意しておこう
マナー良く返信して教授とのコミュニケーションを取りましょう
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また追記ですが、短すぎるメールも良くありません。さっさと終わらせたい感じを教授は受けます。ですので、きちんと詳細に伝達事項を書いていればある程度の文量になります。また、読み易さを考慮して句読点の数にも注意しましょう。少なすぎると齟齬につながりますが、多すぎても読みづらくなってしまいます。
言葉の選択も大変重要です。相手は知識ある教授ですが、難しい言葉を使わず分かりやすい伝わりやすい文章をもってメールを送りましょう。なによりも、正直慣れが大切です。就職前に学んでも遅いので今から覚えておきましょう。