Search

検索したいワードを入力してください

2017年09月11日

筆ペンの書き方とコツ・左利きの書き方・練習方法

筆ペンを使う機会というのは、仕事でもプライベートでもあります。そんな時、慣れない筆ペンに苦戦することはありませんか?筆ペンで達筆な文字が書けたらかなり格好いいですよね。筆ペンで美文字を書けるようになるコツをご紹介します。

筆ペンで上手に文字を書きたい!

筆ペンの書き方とコツ・左利きの書き方・練習方法

筆ペンで文字を書く機会というのは、意外とあるものです。例えば、冠婚葬祭の受付、ご祝儀の袋など、筆ペンで書くのが礼儀であったり、筆ペンしか用意されていなかったりする場面に出くわすこともあります。お礼状なども、筆ペンでさらっと書けたら格好いいですし、できる人に思われます。そんな時、使い慣れない筆ペンに苦戦して、自分のいつもの文字より微妙な文字になったりすることはないでしょうか。普段はもっとうまく書けるはずなのにと、悔しい思いをしたことがある人もいると思います。今回は、筆ペンでの美文字の書き方をご紹介します。

筆ペンの文字を上手に見せるコツ

私たちは普段の生活で、鉛筆やボールペンなど硬いもので文字を書くことに慣れています。筆ペンは、硬筆に比べるとペン先がとても柔らかく、書き味が全く違います。筆ペンの書き方のコツ、美文字の書き方のコツを覚えて、筆ペンマスターを目指しましょう。

筆ペンの持ち方のコツ

筆ペンの持ち方は、お箸を使った練習法が効果的です。お箸を普通に持ち、下側のお箸を抜きます。残ったお箸を持っているその手の状態が、筆ペンの持ち方です。持つ位置は、筆先から3センチ程上が良いとされています。筆ペンは毛先に弾力があり、鉛筆やペンとは少し違った書き方をした方が文字が上手く書けます。寝かせて持ってしまうと線が太くなる要因になるので、少し起こすイメージで持ちます。習字の経験がある人は、筆をまっすぐ立てるように指導されたことがあるはずです。筆ペンも、紙に対して70度くらいに立てると書きやすくなります。力を入れると線の太さの調節が難しくなってしまうので、力は抜いて持ちましょう。

筆ペンでの文字の書き方は、筆先の弾力を活用した方が筆ペンらしい文字になります。弾力を生かすため、指の関節を屈伸させる必要があります。書き方のコツとして、指先の関節は柔らかく動かせるようにする意識も大切です。

姿勢を正して文字を書く

筆ペンに限らずですが、美文字の書き方のコツとして正しい姿勢があげられます。大前提として、猫背や前かがみにならずに、背筋を伸ばして頭が下がらないようにしましょう。

筆ペンをなめらかに動かすことも上手な書き方のコツです。そのためには、肩に力を入れずに、肩から手首までの動きを制限しないことが大切になります。姿勢を正しくすることは、肩に余計な力が入らないことに繋がるので、筆をなめらかに動かすことができます。

筆順通りに正しい書き方を

小学校で文字を学習した時、筆順も習ったと思います。漢字ドリルなどでは、書き方の順に番号が振ってあります。この筆順ですが、きちんと覚えていなくても文字は書けるために、忘れてしまったという方も少なくないのではないでしょうか。しかし、この筆順というものは、美しい文字がバランスよく書けるように定められたものです。筆順に沿って正しく文字を書いた方が、美しい文字に仕上がります。

めりはりがついた文字が美しく見える

筆ペンの文字を美しく見せるためには、線の書き方も大事なポイントになります。画一的な線を書けばいいというわけではなく、縦線は太く、横線は短くということを意識してください。これだけで、文字に動きが生まれ、筆ペンらしいめりはりのある文字が書けるようになります。それぞれの書き方をご紹介します。

太い線は、筆を起こして持ち、下に力を入れて書くようにするときれいな線が書けます。線を引く進行方向に対して、筆の毛先が後から付いてくるように書くと、一定の太さの線になります。筆を寝かせて書くという方法でも太い線を書くことができますが、筆ペンの毛先が傷んでしまうのでオススメできません。

細い線は、筆を起こして持ち、力を入れずにすっと線を書きます。力を入れないで真っ直ぐ引く気持ちで書くと上手く書けます。

漢字は角をつくる、ひらがなは丸みをつくる

パッと見たときに、漢字の角が出ていると筆ペンの文字は美しく見えます。あまりにも角を意識しすぎた文字はバランスを欠いてしまいますが、角の部分に少し気を配るだけで文字がぐっと引き締まります。これは筆ペン以外で書くときも、美文字のポイントだと言われています。

一方、ひらがなの書き方のコツは、なめらかな丸みをつけることです。文字同士のつながりや流れを意識して書くとなめらかに仕上がります。そしてカタカナは、直線を意識するときれいな文字になります。横線を書く時に、手首を使って真っ直ぐ書くようにすると上手くいきます。

文字の大きさにも気をつけて

文字の大きさに気をつけることも、美文字のポイントです。基本的なポイントは、ひらがなやカタカナよりも漢字を少し大きめに書くこと、漢字では画数の多い文字は大きめに、画数の少ない文字は小さめに書くことがコツです。

筆ペン上達への一番の近道は慣れ!

ここまで様々な書き方をご紹介してきましたたが、筆ペンで文字を上手く書こうと思ったら、一番の上達方法は慣れることです。鉛筆やペンなどに慣れているから書きにくいのであって、筆ペンの柔らかさに慣れてくれば力の入れ方やバランスの取り方なども上手くなります。

慣れるにためにはやはり書くことなのですが、文字を書くだけが練習ではありません。太さの調整のための力の入れ方や、線の止め方、はらい方、はね方を練習するために、落書きのようなものをさらさらと書くだけでも練習になります。小さな頃のように、筆ペンで落書きをしてみるのも意外と楽しいかもしれませんね。

左利きでも筆ペンで美しい文字は書ける!

筆ペンの書き方では、鉛筆やペンで書く時よりも「とめ」や「はらい」を美しく書くことが大切になります。そうなると、困るのが左利きの方ではないでしょうか。左利きの方のための対処法をご紹介します。

左手首を内側にひねり、右側に筆ペンを傾ける

左利きの方の書き方のコツは、左手首を内側にひねり、ペンを右側に傾けて文字を書くことです。右利きの人は、自分から見てペンが右側に傾いていますので、左手でペンを持ちながら右にペンを傾けるということです。この書き方に慣れるまでは少し難しいと思いますが、この書き方をマスターすれば右利きの人と同様に文字が書けるようになります。ペン先を潰してしまうと、「とめ」「はね」「はらい」が書きにくくなってしまいますので、ペンは力を抜いて持つのがコツです。

右手で文字を書く練習をする

これは左手で書く練習法とは少し違うのかもしれませんが、右手で文字を書く練習をしてみるというのもあります。やはり、筆の運びは左手よりも右手の方が上手くいきやすいです。右利きの人がそのまま右で書くよりも練習量は多くなってしまうかもしれませんが、その分美しい文字が書けるようになる可能性もありますし、右手で文字が書けるようになると狭いところでも文字が書きやすくなります。

左利きの方が筆ペンの練習をされる場合、直線を1つずつ書くよりも、ひらがなの丸みをつけるなど曲線の方が難しいです。筆ペンで丸を書くなど、曲線の練習を多く取り入れるといいでしょう。

筆ペンを練習したくなったら! オススメの本

筆ペンの書き方のコツについてご紹介したところで、実際に練習する際のオススメのテキストなどをあげてみます。文字には人柄が出ると言われており、美しい文字も様々あります。実際にお手本の文字を確かめてみて、ご自分がこんな字が書きたい!と思えるテキストを選ぶとモチベーションも高まります。

30日できれいな字が書ける筆ペン字練習帳

この本は、書家の中塚翠涛(なかつかすいとう)さんの本です。中塚さんの文字は、万人受けするタイプの美しい文字です。クセがなく、読みやすく、ビジネスシーンにも違和感なく溶け込みます。値段もリーズナブルで、筆ペンの練習を始めたいというような初心者の方が初めて購入するのにもオススメです。筆ペンの持ち方から線の練習、ひらがな、カタカナ、数字も練習できます。また、氏名、住所、熨斗袋、年賀状など具体的なシーンのお手本も入っています。

ワンランク上の美文字が書ける!!極める!ペン字・筆文字練習帳

こちらの本は、NHK大河ドラマなどの時代劇で書道所作指導、書状の制作、書道シーンの手の吹き替え出演などをされている気鋭の書家、鈴木曉昇(すずきぎょうしょう)さんの本になります。Amazonのベストセラーとなっており、ボールペン字と筆文字を、それぞれ基礎編、実践編と段階的に学ぶことができます。この本は、書き込みなどの練習だけでなく、見開きの左ページには美しい文字を書くための詳しい解説があり、その他に美文字コラムなどの読み物も充実しています。文字の練習はもちろんですが、解説やコラムが秀逸で、読み物としても楽しめます。

筆ペンの運びを見ると上手くなる!

筆ペンの書き方とコツ・左利きの書き方・練習方法

筆ペンでの書き方について、実際に筆ペンの運び、動きを確認すると、自分の使い方のくせなどが分かりますし、使い方のコツがつかみやすくなります。筆ペンでは、毛筆と同様にとめ、はね、はらいの書き方が重要になります。動画を見て、お手本の書き方を参考にしてみてください。

【筆ペン書道】①基本点画の書き方

筆ペンの基本的な書き方を説明している動画です。線の引き方から、とめ、はね、はらいのやり方も細かく教えてくれます。筆ペンの持ち方などについても説明しており、筆ペンを始める時に見ておくと役に立つのではないでしょうか。

【筆ペン書道】②基本漢字 の書き方

基本漢字の書き方を説明している動画です。単純な形の漢字を使い、同じような筆使いで書ける漢字をまとめて書き方を教えてくれます。また、漢字のバランスの取り方も、丁寧に注釈を入れてくれています。

【筆ペン書道】③ ひらがなの書き方

ひらがなの書き方について説明している動画です。基本漢字の動画と同様に、それぞれの文字のバランスの取り方について解説しています。ひらがなは曲線が多いので、続けて書くようなリズム、筆ペンの反り具合で見る力の入れ方なども参考になります。

筆ペンが上手くなると文字そのものが美しくなる!

ここまで、筆ペンの書き方についてみてきましたが、筆ペンで文字を書く時には、ボールペンなどで書く時よりもとめ、はね、はらいを意識します。もともと日本語は、とめ、はね、はらいの多い文字ですので、これらを意識すると文字のバランスがぐんと良くなります。つまり、筆ペンの書き方が上達すると、どのような筆記具で書いても文字が上手く書けるようになるということです。筆ペンはなんだか書き方が難しそう、練習しても書く機会も少ない、そのように考えてあまり手にすることもないかもしれません。けれど、筆ペンを上手に使えるようになることは、文字の上達へのパスポートです。ぜひ、美しい文字を書いて日本語の美しさを堪能してみてください。

Latests