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2017年12月18日

ノワールの意味|ショコラ/チョコ/ワイン/ケーキ/フィルム

ノワールとはどのような意味を持つ言葉かご存知ですか。チョコやケーキの名前に使われることもあります。ワインではピノ・ノワールが有名です。映画でもフィルム・ノワールと呼ぶことがあります。今回はノワールの意味についてご紹介していきます。

ノワールの意味

ノワールの意味|ショコラ/チョコ/ワイン/ケーキ/フィルム

意味を聞かれるとすぐに答えられない、分からない言葉に出会うことも少なくありません。「ノワール」という言葉の意味をスムーズに答えられない方もいらっしゃるはずです。

ノワールという言葉には複数の意味があります。チョコでノワールと聞いたことがあっても、映画におけるフィルム・ノワールではどのような意味なのか分からない方も多いでしょう。

そこで今回はノワールの意味をご紹介します。ノワールという言葉が使われるチョコやケーキ、映画フィルムなどそれぞれご紹介します。これを機に、ノワールにはどのような意味や使い方があるのか知っておきましょう。

チョコ・ショコラでのノワールの意味

チョコやショコラでノワールと呼ぶ場合、ブラックチョコレートを指します。ノワールはフランス語でnoirと書き、日本語では「黒」という意味です。フランス語ではショコラノワールとも呼ばれ、ダークチョコレートも同じ意味を持っています。

チョコレートは大きく、ダーク、ミルク、ホワイトの3種類に分けられます。ショコラノワールはミルクが含まれておらず、カカオマスが40〜60%未満のチョコレートを指すことが多く、ダークチョコレートの1種です。

場合によってはカカオマスが70〜90%未満の、砂糖が少ないチョコレートを指すこともあります。フランス語で黒と呼ばれるように色は黒に近く濃い色で、ほとんど甘みがなく、苦味が際立つのが特徴です。

ノワールと名付けられたお菓子

チョコ・ショコラでのノワールは、ブラックチョコレートやダークチョコレートを意味するとお伝えしました。チョコレート菓子を手作りする際に「ノワール」とパッケージに書かれていれば、ブラックチョコレートであることがほとんどです。

ここでは、ノワールと名付けられたお菓子をご紹介します。ノワールの意味をイメージしやすいはずです。

Viba ヴィバ ヌガー・ノワール

ドイツにあるヴィバ社の、ヌガー・ノワールです。ドイツの小さな町で手作り菓子の販売とカフェテリアをスタートさせ、1893年からの伝統が続いています。

原材料を厳選し、製法も独自で開発したヌガー菓子はドイツ国内でたいへん人気です。ヌガー菓子のトップシェアを誇っています。ヌガー・ノワールはカカオが豊富に入っていて、柔らかいスティックチョコレートです。

苺トリュフブラン・苺トリュフノワール

北海道の道南食品から販売されている、苺トリュフノワールです。国産の苺をフリーズドライし、ミルクチョコで包んでいます。苺トリュフブランのブラン(blanc)はフランス語で「白い」という意味で、ホワイトチョコを使用しています。白と黒の対比でノワールと名付けることもあるでしょう。

苺トリュフノワールは程よい酸味のある苺に、ミルクチョコの甘さがマッチしています。道南食品は株式会社明治100%出資の関連会社のため、明治の高度な品質管理や菓子製造技術支援が強みです。チョコレートにも定評があります。

ワインでのノワールの意味

ワインでのノワールは、ピノ・ノワールのことを指すことが多いです。フランス語でピノ(pinot)は「松」、ノワールは前述したように「黒」のことです。ピノ・ノワールはフランスのブルゴーニュ地方原産のワイン用黒ブドウの品種となります。

ブドウの実が黒っぽく、見た目が松ぼっくりに似ているためピノ・ノワールの名がついたと言われています。栽培が難しいブドウの1つで、ブルゴーニュ地方以外では不向きとされてきました。アメリカのカリフォルニア、ニュージーランドで栽培に成功し、現在ではドイツやブラジルでも作られています。

華やかな香りで、酸味は強めです。渋み成分のタンニンが少ないため、すっきりとした上品な味わいが特徴的なワインです。

ブラン・ド・ノワールの意味

ワインにはブラン・ド・ノワールと呼ばれるものもあります。全てフランス語でブラン(blanc)は「白」を意味します。ブラン・ド・ノワールで「黒の中の白」という意味です。

ブラン・ド・ノワールは黒ブドウ種のピノ・ノワールとピノ・ムニエのみを使ったシャンパンです。黒ブドウだけを使った白ワインのため、ブラン・ド・ノワールと呼ばれています。

ケーキでのノワールの意味

ケーキでのノワールの意味はフォレノワールです。フランス語の「黒」を意味するノワールと「森」を指すフォレ(forêt)で、ドイツ南西部の森林地帯の黒い森(シュヴァルツヴァルト)という意味を成しています。

ドイツのシュヴァルツヴァルトの森林地帯は、針葉樹林が広がっています。遠くから見ると黒い森に見え、さくらんぼの産地でもあります。黒い森とさくらんぼをモチーフに作られたのが、フォレ・ノワールです。

シュバルツヴァルトのさくらんぼを使ったケーキで、スポンジにはココアが使われています。雪を模した生クリーム、落ち葉に見立てたチョコレートで飾り付けられ、黒い森にちなんだチョコレートケーキです。

ドイツにも「シュバルツヴェルダーキルシュトルテ」と呼ばれる、同じようなチョコレートケーキがあります。

シロノワールの意味

名古屋発祥のコメダ珈琲店を代表するデザート、シロノワールをご存知でしょうか。温めたデニッシュパンの上に、ソフトクリームを乗せたデザートです。

シロノワールのシロは日本語の「白」ですが、ノワールはフランス語の「黒」を意味しています。デニッシュ生地のパンケーキが黒っぽいことに由来して、ノワールと付けられています。白が指しているのはソフトクリームです。

シロノワールは温かいデニッシュパンと冷たいソフトクリームを組み合わせており、「温と冷」と反対のものを合わせています。シロノワールには「相反するものを1つにする」というコンセプトがあり、色の「白と黒」、温度の「温と冷」の意味を表す造語になっています。

フィルムでのノワールの意味

フィルム・ノワールはフランス語の映画用語で、暗黒映画を意味します。この場合のノワールは「暗黒の」「正体不明の」「不正の」などの意味を表しています。

フィルム・ノワールの定義は明確ではありませんが、虚無的、悲観的な犯罪映画を指すことが多いそうです。フランスの映画批評家であるニーノ・フランクが、第2次世界大戦中にアメリカで製作された犯罪映画をフィルム・ノワールと呼んだのが始まりとされています。

1940年前半から1950年後半にかけて、アメリカで製作された犯罪映画やハードボイルド映画を指すそうです。フィルム・ノワールという言葉がない、1930年代のギャング映画を指す場合もあります。

「ルミエール」と「ノワール」の意味と違い

ノワールはフランス語で「黒」という意味があるとお伝えしました。黒以外にも「闇」という意味もあります。黒からイメージしやすいはずです。

ノワールが「闇」を指す場合、反対の言葉はフランス語のルミエール(Lumière)となります。ルミエールは日本語では「光」という意味です。

ノワールの意味を知って活かそう

ノワールの意味|ショコラ/チョコ/ワイン/ケーキ/フィルム

ノワールはいろいろなジャンルで使われています。ノワールはフランス語で「黒」という意味があるため、黒い色をしたチョコレートに名付けられることが多々あります。ショコラノワールと呼ばれるチョコレートを始め、チョコレートケーキの1種であるフォレノワールもご紹介しました。

ワインではピノ・ノワールという名前に使われており、黒ブドウの品種のことです。こちらもノワールの意味は「黒」です。

1940年前半から1950年後半にかけてアメリカなどで製作された犯罪映画などを、フィルム・ノワールと呼ぶことがあります。映画でのノワールは「暗黒の」「正体不明の」といった意味です。

ノワールには主に「黒」という意味を指すことが多いですが、中には「正体不明の」を意味することもあります。ノワールの意味を聞かれた時にすんなり答えられたら、スマートな印象を与えることができるはずです。

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