[allpage_toc]
空手の流派の種類一覧と特徴
空手の流派は、大きく分ければ二つに分かれています。寸止めを行う、伝統的な空手と直接体に当てる空手です。どちらもそれぞれに、特徴があり良い利点もあります。それぞれの流派の、一覧と流派別の特徴をご紹介していきます。
型
伝統的な空手で型は重要だと考える人と、型はさほど必要がないと考える人がいます。「型」というのは、個人が行う演武のことで型とは決まった手順で行います。
型では、「立ち方」「打ち方」「防ぎ型」を学習していきますが、実践にはあまり役にはたちません。最近では型よりも、組み手に力を入れている伝統空手の流派もあります。
型は数十種類あり、流派によって多少の違いがあります。型を覚えて、実践に必要な組手を身に付けやすいようにするための目的もあります。
組手
寸止めであっても、実際に当たってしまう事があります。怪我を防ぐにはきちんと組手の手順を学習して、攻撃と防御をくりかえし身に付けておく必要があります。
流派のマーク
琉球王家の家紋である「左ミツ巴」を、日本傳流兵法本部拳法をはじめ沖縄空手はシンボルマークとしています。本来琉球王朝の家紋は、左御紋と言われ沖縄では聖域でした。
最も古いと言われているマークは、大道館のマークが桜の花びらの上に大の字を書きその上から白抜きで唐手と入れてあります。
空手の流派最強一覧
空手の流派3に「 糸東流(しとうりゅう)」
糸東流は形の数が多いので、自分にあった形を選びやすい流派です。総合的な琉球武術や、柔術を融合させた武道と言う事もあり3とさせて頂きました。松濤流と剛柔流の良い所を、上手に取り入れているのでバランスは良いと言えます。
空手の流派2 に「千唐流」
空手の寸止めや、フルコンタクトよりも防具付きでの競技は歴史が長く古いです。極真空手の創始者大山倍達も、道場へ顔を出していましたが防具を着けての直接打撃には興味を示さなかったと言います。
千唐流は直接打撃を行う、伝統的な空手の流派と言う部類に入っています。伝統空手でもあり、直接打撃を行う千唐流派を空手の2にしました。
空手の流派1に「極真空手」
大山倍達総裁亡き後、分裂騒ぎが起こり長きにわたり収まる気配はありません。実力がある空手家が、数多く独立したくさんの極真空手の道場ができています。世界最大の空手組織である、極真空手の一番の教えは「相手に絶対後ろをみせるな」です。
同じから手かの人から見ても、上段に上げるところの足の角度も他の流派よりも鋭く上がると言います。また、スタミナも他の流派と比べてもあります。極真空手の世界大会は、他の格闘技や流派全て参加してのオープンな大会です。過去には、空手以外の格闘技も参戦していますがいまだに覇者は極真空手の人です。
空手の流派1は、「極真館」の空手としました。
空手の流派の違い
寸止めと言って、体に当たるギリギリのところで止める流派または、フルコンタクトと言って直接当てて攻撃する流派があります。それぞれに、特徴がありますが大きく分けて寸止めと直接攻撃する流派に別れています。
寸止めで行っている流派は、古くからある伝統的な空手の流派です。直接当てる攻撃を行っている流派は比較的後からできた空手の流派です。それぞれの、特徴や理念はどのように違うのでしょう。
四代空手流派
[no_toc]
フルコンタクトでの、攻撃スタイルの流派もあります似ているようで違います。四代空手流派の理念や特徴をそれぞれご紹介します。
松濤館
松濤館の空手の特徴は、技の攻撃や守り一つ一つの動作を大きくとって動きます。攻撃の間合いも、少し遠い所から一気に攻撃をします。
技も攻撃でも守りでも、体を伸びやかに使って大きな動作で行う特徴があります。また、地練習と言われる基本の練習がかなりきつい練習をする事でも有名です。年齢が高くなると、練習について行く事が辛くなるので若い時から始めると良いです。
和道流
和道流の空手には、受け身や足技また投げ技なども練習していきます。しかし、形の数はあまり多くはありません。空手であっても、柔道に近いと言われるのは、柔道の技も重要な技とされるからです。四代空手流派の中でも、和道流の空手だけは本土発祥の空手となっています。
剛柔流
組手もありますが、どちらかと言うと寸止めの空手スタイルなので実践空手とは違い形だけの組手となりがちです。
直接当てるフルコンタクトの流派
菅原会館
正道館
また、構えは全面前を向いているスタイルで行われています。正道館は、総合格闘技K-1も行っていてフルコンタクトの攻撃で勝敗を決めています。
士道館
士道館の言う士道は、自分の選んだ道を究める事と言う意味としています。礼節を重んじる事と、心身の鍛練に励み空手道を迷う事なくまい進していく事をむねとしています。
やはり、極真空手と同じフルコンタクトの攻撃スタイルを行う空手の流派です。
施設や学校で教えている空手の流派
スポーツクラブのコナミや、セントラルスポーツまた世田谷学園をご紹介します。
コナミ
コナミのジュニアスクールの空手は、各教室それぞれ違う空手流派が指導しています。各教室それぞれに流派が違っていますが、直接体に当てるフルコンタクト空手の流派が担当しています。
コナミが目指す空手教室は、「明るい子」「元気」「ルールやマナーを守る」「集中力」「忍耐力」が自然に身に付けていける事を目指しています。コナミも空手だけではないので、他のスポーツと合わせて習っている子供も多くいます。
セントラルスポーツ
[no_toc]
一般的に言われている、寸止めを行っている伝統的な空手の流派です。寸止めではありますが、顔面への攻撃もありの何でも行える攻撃型の空手を行っている流派です。人材育成を主に考え、人格形成など礼儀を重んじる教育を空手をとおして形成していける指導を行っています。
世田谷学園
世田谷学園の空手は、松濤館が担当しており伝統的な空手を行っています。私立の学校で中学と高校が併設されていて、公立ではないので土曜日も授業がありクラブも当然あります。
世田谷学園の空手は松濤館の指導ですから、伝統的な空手道を行っていて寸止め空手です。
習うのにおすすめの空手の流派
どっちの流派でも、メリットもデメリットもあります。最後に選ぶのは、自分が気になるスタイルの流派の道場を選ぶ事になります。参考までに流派の、メリットとデメリットをご紹介しましょう。
流派のメリットとデメリット
ポイント制でもありますし、寸止めでの組手となります。伝統的な空手の流派にとってはメリットです。また、寸止めですから怪我をする立も低いです。ただ、デメリットとしては単調な型や組手の練習が続く事で嫌になる人もいる事です。
フルコンタクトの攻撃スタイルの、極真空手ではオリンピックのルールに近い形のルールも採用しています。二とおりのルールを覚える事になってしまいますが、意外とバラエティーに富んでいます。
直接打撃があるので、デメリットとして怪我の心配は当然あります。
子供
子供向けのスポーツクラブなどは、子供が飽きないで学んでいくことができるノウハウを持っています。もちろん、ふつうの空手の道場でも小さい子供から大人まで学んでいます。子供の性格も考えて、どの流派の道場またはスポーツクラブなどを選んであげてください。
自分の強さに自信を持って弱い者に優しい人になって
空手の練習はどこも大変で、華やかさばかりではありません。たんれんを重ねて、技をおぼえ強くなるまでには我慢も必要となります。
時として相手を傷つける事もある武道です、どの流派で空手を習いたいのか自分にあった道場を選んで学んでください。