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「シアンはプリンターのインクの色のイメージで合ってる?」
「化学物質にシアンというのがあるけど何か関係があるの?」
シアンという言葉を聞いたとき、このような疑問やイメージがあるのではないでしょうか。
この記事では、シアンというカラーの名前の由来やシアンが持っているイメージのほか、さらにシアンの和名やシアンという同名称の化学物質との関係性などについて紹介しています。
本記事を読むことで、シアンというカラーの知識や重要性などについて把握することができます。このシアンという色について理解することによって、ビジネスや普段の生活に役立てることもできるでしょう。
シアンについて気になっている方は、是非この記事をチェックしてみてください。
シアンはどんな色?
シアンの名前の由来
また「cyanos」は、青紫色の皮膚などを表す「cyanosis(チアノーゼ)」や青写真を意味する「cyanotype(サイアノタイプ)」の由来となる単語です。
シアンの和名
和名では、「水浅葱色(みずあさぎいろ)」や「藍緑色(らんりょくしょく)」、「露草色(つゆくさいろ)」などがシアンに近いカラーと言えますが、正確にはシアンとは違います。
シアンは青に近い色
近似している色は?
たとえば、アクアマリンやコバルトブルー、ターコイズブルー、水色や空色などもシアンに近似している色に含まれています。
シアンのイメージとは?
シアンは印刷業界では欠かせないカラー
ですから、シアンは印刷業界で欠かせないカラーということになります。
色の三原色のひとつ
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シアンは「色の三原色」のひとつですが、印刷される本などは、この「色の三原色」に黒を加えた4色のインクで印刷されるのが一般的です。
カラーコードとRGB
シアンをカラーコードで表すと、「#00FFFF」です。また、RGB値は「R:0 G:255 B:255」となります。
CMYKの「C」
たとえば、印刷会社にデータを入稿するときなどは、CMYKでデータを作成するのが基本です。
色の「シアン」と化学物質の「シアン」の関係性は?
水酸化ナトリウムと青系顔料「プルシアンブルー」などを混合することでシアン化合物に含まれているシアン酸が作られるのです。「プルシアンブルー」は青系統の色の結晶なので、暗い青という意味の古代ギリシア語「cyanos」からシアンとなったというのが有力な説のひとつとなっています。
ここでは、色の「シアン」と化学物質の「シアン」の関係性について紹介しています。
名前が同じ理由
シアンの色について知っておこう
人間は100万色くらい認識できるということですが、その1色1色について理解しているでしょうか。知っているようで知らないことが多いのが「色」についての知識です。
その「色」のひとつがシアンです。シアン(C)に加えて、マゼンタ(M)・イエロー(Y)という色の三原色を組み合わせるとさまざまな色を表現することが可能です。
簡単に言えば、青色と緑色を混ぜることでシアン色は作れます。しかし、色についてより知識を深めることでデザインするときや作品を製作するときに役に立ちます。
シアンという色、さらに関連する色について知って、さまざまなことに活用しましょう。