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「姉」を英語で表現するには?様々な「きょうだい」の表現方法も紹介

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「きょうだい」の英語表現の細かい定義を理解できていますか。

男同士の兄弟、女同士の姉妹の英語表現は理解していても、姉や妹など区別した英語表現はわからないという人も少なくありません。

本記事では、「きょうだい」に関する英語表現についてわかりやすく解説します。また、「きょうだい」が複数いる場合の伝え方や、ひとりっ子の英語表現も詳しく説明します。

この記事を最後まで読むことで、「きょうだい」の英語表現や姉や妹を区別した表現が理解できるでしょう。しっかりと意味が把握できれば、欧米の人と会話をするときや家族構成を英語で伝える際にも自信を持って喋れます。

ぜひ、本記事を読んで「きょうだい」に関する英語表現を覚え、詳しくなりましょう。

「きょうだい」の英語表現とは

「きょうだい」の英語表現は、brotherもしくはsisterと表現します。

「きょうだいはいますか?」と英語で尋ねる際は「Do you have any brothers or sisters?」という英語表現になります。

また、brotherとsisterの表記、表現の語順も決まっており、brother or sisterといった並びが正解です。sister or brotherといった並びにはならないため、使用する際には気をつけてください。

兄弟を表す「brother」

兄弟の英語表現はbrotherです。一般的に男同士の「きょうだい」を表します。brotherはあくまでも兄弟という意味だけで、兄と弟の区別はありません。

また、血が繋がっていない、義理の兄弟に対してもbrotherが使われます。さらに、同僚や同胞、同国人に対してもbrotherは当てはまります。

フランクに気心知れた仲間へ、「Hey brother」と呼びかける場面を見たことがある人も少なくはないでしょう。brotherは本来は兄弟という意味ですが、兄弟分といった仲間を表す意味の言葉でもあります。

姉妹を表す「sister」

姉妹の英語表現はsisterです。女同士の「きょうだい」を表します。先述した兄弟と同様に、sisterは姉妹という意味だけであり姉と妹の区別はありません。

sisterは姉妹という以外には、女性の親友や女性同士といった意味もあります。また、女性解放運動に参加している同士の女性に対してもsisterという言葉は使われています。

このように、sisterは本当の姉妹はもちろんのこと、本当の姉妹と同じくらいに心を通わせている女性の仲間に対してもよく使われる言葉といえるでしょう。

性別を問わず「きょうだい」を表すのは

brotherやsisterは性別がはっきりと分かれていますが、性別を問わずに「きょうだい」を表す万能な英語表現もあります。ただ単に「きょうだい」を表す英語表現はsiblingといいます。

siblingは性別は関係なく、兄弟姉妹を表した英語表現です。非常に便利ですが若干、お堅い印象のある単語でもあります。フォーマルな英語表現のため日常会話ではそれほど使われず、重要書類に記入する際などに使われることが多いといえるでしょう。

意味は通じるため機会があったら、ぜひ使用してみてください。

「姉」を表す英語表現とは

姉妹の英語表現はsisterと表しますが、姉や妹を表す単体の言葉は存在しません。日本では当たり前のように、姉妹の話になると姉と妹を区別して会話をします。しかし、欧米ではとくに姉と妹を区別することはありません。

姉を表す英語表現が存在しないのは、欧米ではそのような文化がないからです。もちろん、兄と弟にも同じことがいえます。

ここでは、それでも姉と妹を区別する場合の英語での表現方法について、詳しく掘り下げます。姉と妹をわけて英語表現する際に、ぜひ役立ててください。

「姉」「妹」どちらも表す「sister」

sisterは姉妹という意味のため、姉と妹を区別していません。

兄弟、姉妹の年齢の上下をわけるのは日本の独特な文化であり、欧米ではとくに気にしないといわれています。日本、もしくはアジアは欧米と違い年長の「きょうだい」が優遇される文化だからです。

昔は、とくに長男が家や財産権を継ぐことが多かったため、その名残で「きょうだい」の年齢の上下を分けて表現します。その反面、欧米ではそのような文化は根付いていなかったため、現在でもとくに生まれた順番は気にしないということです。

「姉」のみを表すには

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姉を英語表現で表す場合は、「big sister」もしくは「older sister」と表します。

欧米では兄弟、姉妹の話をする際に年齢の上下を伝えることをしないため、姉や妹といった意味を表す単発の言葉がありません。そのため、このような文法になります。

また、elderという単語を使うこともあります。elderは年上という意味です。「elder sister」と表現することで姉と表現ができます。

しかし、日常会話においてelderに比べてolderのほうがよく使われます。olderは幅広く使える単語ですが、elderは限定的な場面で使うことが多く使う状況を選ぶからです。無難に、olderやbigを使うようにしておけば間違いはないでしょう。

「妹」のみを表すには

妹の英語表現は「little sister」もしくは「younger sister」です。

姉の英語表現と同じく、文法で表します。妹の英語表現は、ほかにも「baby sister」と表すこともあります。実際に赤ちゃんの妹を表す際に使いますが、赤ちゃんではない成人した妹に対しても使うことがあるとのことです。

兄弟や姉妹が複数人いる時には複数形にするのを忘れずに!

兄弟(姉妹)が複数いる場合は、複数形に変換して表現してください。日本の伝え方と、欧米の伝え方は違うため意味が通じなくなるからです。

日本では兄弟(姉妹)の人数の話をする際に「私は三人兄弟(姉妹)です」と、自らも兄弟(姉妹)の中に含めた人数を伝えます。しかし、欧米では自らを兄弟(姉妹)に含みません。

そのため、「私は三人兄弟(姉妹)です」を英語に訳すと「I have two brothers(sisters)」と、表します。haveと表現するため、自らが所有しているかのような表現になるのが欧米での伝え方の特徴です。

「ひとりっ子」の英語表現とは

ひとりっ子は「an only child」と表します。

しかし、自己紹介で家族構成を説明する際に「I’m an only child」と表現してしまうと少々不自然です。自らを「私はひとりっ子です」というのは、欧米ではあまりしない表現だからです。

「I have no brothers and sisters」と表現すると「私には兄弟も姉妹もいません」となり、自然な伝え方になります。また、an onlyではなく「1」という意味のoneにしてしまうと兄弟(姉妹)の有無ではなく、子供の有無と勘違いされてしまうため注意してください。

「姉」の英語表現を理解しよう

日本と欧米は文化の違いがあり、欧米ではそれほど「きょうだい」の生まれた順番や年齢の上下は気にしません。それでも、状況によっては説明が必要な場面もあるでしょう。

欧米に姉や妹を表す単語は存在しませんが、説明として文法で伝えることは可能です。しかし、少し単語を間違えてしまうだけで、全く別の意味になる恐れもあります。そのため英語表現をしっかりと理解し覚えて、ぜひとも日常で使いこなせるようにしてください。

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