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声がこもる人の改善と治す方法|舌/喉/鼻/遺伝/トレーニング

カテゴリ:自己啓発

更新日:2023年12月01日

声がこもる人に特徴はある?

じぶんの声にコンプレックスを抱えている人は少なくありません。声が小さい・大きい・高い・低い・しゃがれているなど、なにかしら嫌な部分があります。その中でも「声がこもる」と悩んでいる人が多いといいます。

声がこもるとは、会話をしていても何を言っているのか聞き取れない・聞こえない声のことを言います。声がこもる人の悩みの中に「いつも聞き返される」ので、話すことが苦手になってしまう人もいます。

そのため、声がこもる人の特徴というと「じぶんから話さない・自信がない」などの暗いイメージを周りに与えてしまっている場合があります。

低い声と小さい声はこもる確率が大きい

声がこもる人の特徴としてもう1つあげると、声がこもる人の多くが声が低いということです。高い声の場合は、それほど大きな声で話さなくても声が通るので遠い人とも会話ができます。

しかし、低い声は声が通りにくいので、比較的近い距離までしか届きません。また、低い声量は小さいくなりやすいので、その結果、声がこもっていると思われてしまいます。声がこもる人は基本的に声が低く小さいと言えます。

声がこもるのは遺伝と関係があるの?

親子の声はよく似ています。特に成長してからは、電話の際にも両親に間違われる子供は多いといいます。これは声が遺伝しているからなのでしょうか。では、親の声がこもっている場合は子供の声もこもるのでしょうか。

体格や骨格は遺伝すると言いますが、声が遺伝するというのはあまり聞きません。しかし、体格や骨格が似ていることで声帯も似ている可能性は高いので、必然的に声も両親に似ていると考えられます。

しかし、声がこもるというのは、遺伝では起こりません。話し方・声の大きさなどの原因で声はこもるので、遺伝子で遺伝したわけではありません。

声がこもるのには原因がある

声がこもってしまうことで、相手に何度も聞き返されると話すのが嫌になってしまう人も多いです。この声がこもるのは遺伝とは関係ないのですから、改善することは可能だということになります。声がこもる原因を知って改善すると、声もこもらなくなる可能性は高いです。この機会にじぶんの声のこもりを治しましょう。

声がこもるのは「舌・喉・鼻」の使い方が正しくなかったり、きちんとできていないことで起こっていると考えられます。下記で声がこもる時にどんな使い方をしているのか説明しますので、じぶんも同じようになっていないかチェックしてみてください。

声がこもる時の舌の使い方

声がこもる原因の1つが、舌の使い方です。舌は声を出す時にとても重要な役割をしています。例えば、高い声を出す時の舌の位置は、高い位置にあります。反対に、低い声を出す場合の舌の位置は低い位置にあるのが通常の使い方です。

しかし、声がこもっている人の舌は、スムーズに位置を変えることができずに固まってしまっています。

また、言葉のキレも舌の動きでコントロールしているのですが、声がこもっている人の舌は、動きが遅いため言葉のキレがなく聞き取りにくくなってしまっています。

声がこもる時の喉の使い方

声がこもっている時の喉の状態は、閉まっている場合が多いです。舌とも関係があるのですが、舌の奥の部分が喉の入り口を塞いでいる状態になっています。当然喉が開いていない時に声を出しても相手には聞こえにくくなってしまいます。

喉があいている状態というのは、アクビをしている時の喉の状態がそうです。アクビをした時に喉が開いた間隔を覚えておくようにしましょう。

声がこもる時の鼻の使い方

声がこもる原因の1つに鼻が詰まっている場合があります。声がこもっている人は鼻から息を吸うのではなく口から吸っている場合が多いです。声を出すときは、鼻から息を吸って声を出すと遠くまで声が届きます。しかし、鼻が詰まっている場合は、鼻から息を吸うのが困難になるので声がこもって聞こえにくくなってしまいます。

鼻のつまりが常時感じている人は、一度耳鼻科で診てもらい、治療した後に鼻から吸って声に出すようにすると、遠くまで声が通るようになります。

声がこもる症状の治し方

声がこもるのには、舌・喉・鼻の使い方も関係していますが、それだけではありません。声がこもる症状があるのは、こんな場合も考えられます。

1つ目が「口の大きさ」です。声がこもる人の多くの人が会話をする時に口を大きく開けていないことです。口があまり開いていない状態で話しをしても口の中で声がくぐもってしまうため、声がこもってしまいます。口を大きく開ける練習をするようにしましょう。

2つ目は「「姿勢の悪さ」です。最近ではパソコンやスマホをする人が増えているため猫背になっている人が多いです。背中が丸くなっていると声もでにくくなります。また、出した声も下に向かっているので、声は相手に伝わりません。話す時は、姿勢を正しくして、相手を見るようにすると声も真っ直ぐに届くので相手に伝わりやすくなります。

声がこもるのは改善できます

声のこもるのを改善するには、少しだけ声を出す時に気をつけることで、治すことができます。上記で紹介した症状の治し方、そして下記で紹介するトレーニングを日常的に練習することで声がこもるのを改善してください。

声のこもりをトレーニングで解消

声がこもるのは改善することができます。トレーニングできる部分は毎日少しずつでも良いので継続して練習することで治すことができます。頑張ってトレーニングするようにしましょう。

舌のトレーニング法

舌は上記でも説明したとおり声を出すときに大切な役割をしています。舌を上手に動かすことで声のこもりも改善することができます。

やり方は、口の中で舌を回すだけです。舌の筋肉が衰えることで動きも遅くなります。滑舌が悪いのも声がこもってしまう原因の1つになるので、このやり方を習慣づけることで舌も過敏に動くようになり、声がこもるのも少なくなります。

まずは口をしっかり閉じます。そして舌を上の歯の外側の歯茎につけます。そこから右回りにゆっくり歯茎を触りながらも5~10回舌を回します。次のに左周りもおなじように行います。

口のトレーニング法

声がこもる人は、話しをする時に口が小さくなっています。ここでは口を大きく開けれるようになるためのトレーニング法を紹介します。

「あ・え・い・う・え・お」と繰り返すだけです。やり方は、声を出して行います。あで大きく口を開け、えは口を横に広げます。いも口を横にグーッと広げます。うは口を尖らせ前に突出します。おは少し口を尖らせ頬の筋肉も意識します。あえいうえおと大きな声を出して10回程度行ってください。最初は頬の筋肉が突っ張る感じがしますが、習慣づけるようにしましょう。

初回公開日:2017年11月03日

記載されている内容は2017年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。