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「パブロフの犬」の意味と使い方
今回紹介するのは「パブロフの犬」ということばの意味と使い方です。一度は聞いたことがあるでしょう。しかし、意味までちゃんとしらべている人は少ないでしょう。ですので、今回は「パブロフの犬」ということばの意味をしっかりと調べていきましょう。ちなみにこれは慣用句やことわざではありません。実験から来ている言葉です。
条件反射
これらの反射は先天的なもので生物が生き残るためにもともと備わっていた機能です。しかし、条件反射はこれとは違います。条件反射とは後天的な反射です。動物などに訓練によって身に着けさせる反射のことです。
例えば警察犬の訓練などにも使われます。ハンカチのにおいをかいだらすぐさまそのにおいを他の場所に探すようにさせることです。また、よくない例としては親から虐待されている子供は親が手を上に挙げると反射的に身を守ろうとします。しかし、親にたたかれたことがない子供は何もしません。
「パブロフの犬」の意味の由来
そしてパブロフさんは自分の犬に餌をあげるときに鈴を鳴らすようにしました。そして鈴を鳴らしたら犬は餌をもらえるというふうに覚えこませることです。そうするとどうなるか、犬は次第に鈴の合図がごはんの時間だと思い込みます。そして最終的には鈴を鳴らすと、犬はよだれをたらすようになります。これがパブロフの犬の条件反射です。
「パブロフの犬」の意味がわかると怖い話・実験内容
しかし、この実験がいいたいのは犬のしつけの話ではありません。パブロフの犬のような状態はいたるところにあり、そういう状態の動物や人間をいつでも作れるということです。なかには意味がわかると怖い実験もあります。では具体的にみていきましょう。
サルの実験
こんどはボタン式で餌が出る装置を用意して、ある一定の確率で餌がでるようにします。つまり、でるときもあるけど、ボタンを押しても餌がでるとは限らないような装置です。このときサルはボタンを押し続けます。そして、さきほどと違い飽きることなく押し続けます。
最期にボタンを押しても絶対に餌がでない装置に取り替えます。そうするとどうでしょう。絶対に餌がでることはないのに、サルは餌をほしいがためにボタンをずっと押し続けます。
恋愛での「パブロフの犬」の意味
アプローチ
そして、しばらくしたら積極的にアプローチすることをやめてしまいます。数日間は連絡を取らないようにしましょう。そうすると不思議なことにいままで無関心だった相手が自分のことを気になってきます。これは恋の駆け引きというやつです。
解説をすると毎日メールが来ることが相手にとっての条件つけになっていたということです。しかし、急に来るはずのメールが来なくなってしまった。あいては来ると思っていたのに来ないという思いをします。つまり、無意識でメールをまっていたということです。
会っているとき
そこで急に香水を変えてしまうと、彼氏は異変に気付き浮気を疑ったり、なにかしら心配になる可能性もあります。少し小悪魔的ですが彼氏を夢中にさせるテクニックでしょう。
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心理学的な「パブロフの犬」の意味
しかし、知識は使わないと意味がありません。心理学でもそれは同じです。マーケティングやお店のリピーターを増やすために心理学はよく使われています。