[allpage_toc]
「チキチキ」の意味と使い方
当たり前のように存在しているのにもかかわらず、意味がよくわからないというのはスッキリしないと感じる方も多くちょっとイライラしてしまいます。そんなスッキリしない方々のために、まずはこの「チキチキ」という言葉の意味や使い方を学んでいきましょう。
「チキチキ」の意味について
しかし、「チキチキバンバン」や「チキチキマシン猛レース」といったアニメや映画からチキチキという言葉は多くの方に受け入れられ、そして今でものテレビ番組の一つである「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」においても「チキチキ三輪車マラソンレース」を開催してこの言葉は残り続けております。
2018年現在においてこの「チキチキの意味を答えろ」というテスト問題が出された場合は、この段階では皆さんが納得できる回答を用意することはできません。
由来から意味を探る
このチリチリバンバンというのはエンジンを始動する時に発生する音を言葉として表しているいわゆる擬音語です。しかし、このチリチリバンバンという言葉は日本人だと発音がしにくいという大きな欠点がありました。
当時は映画の表題はそのままカタカナにして表記するのが主流だったのですが、発音がしにくいのでは流行らないと危惧した方が「チリチリバンバン」を「チキチキバンバン」に変えたのが始まりです。この邦題に変えたのは故水野晴郎さんと言われており、映画好きにはたまらない真実でしょう。
由来から意味を再確認して答え合わせをする
このチリチリエンジンを動かすときに「カム」の音と言われておりますので、「チキチキの意味を答えろ」というテストがあった場合は「エンジン音を表すチリチリという擬音語が日本の邦題用にチキチキに変化したもの」となります。ここまで調べることでようやく「チキチキ」の意味を答えることができました。
「チキチキ」の意味の由来・語源
ガキ使
このガキ使のとある規格の一つで「チキチキ三輪車マラソンレース」を1990年2月に開催しており、そこから何らかの対決方式を用いるときに「チキチキ○○対決」といった使われ方を約30年間されるようになります。
この番組は非常に多くの方々が一度は見たことがあるテレビ番組の一つなので、そこで初めて「チキチキ」という言葉を目にした人もいるでしょう。
チキチキマシン猛レース
元の原題は「Wacky Race」であり、チキチキ要素がありません。しかし、前述した映画が「チキチキバンバン」という名前にしてヒットしたのにあやかってチキチキという言葉が用いられ、当時流行していたCMの「Ohモーレツ」というフレーズから「猛レース」となったといわれております。
こうして「チキチキマシン猛レース」となったこのアニメの中身は、バラエティに富んだコースでカーレースを繰り広げるというものだったので、そこからちょっとした勝負事に「チキチキ○○対決」といった使われ方をするようになりました。
チキンレース
[no_toc]
チキチキという言葉の意味とチキンレースは関係ないのですが、同じ頃になる言葉を見ると日本人はついつい並べたくなる気質がありますので、その本能的な何かから使われていると考えましょう。
「チキチキ」の用例・例文
チキチキレース
また、チキチキマシン猛レース当時の日本でかなりので本国アメリカ以上となっていたので、このチキチキという言葉が出てくるとある世代の方々は半自動的に「チキチキマシン猛レースかな」と連想してくれます。ある程度連想しやすい言葉を用いることはタイトル付けに非常に意味がありますので、積極的に用いましょう。
チキチキ○○対決
もともとはエンジン音の擬音語だったのですが、番組によってこの言葉は残り続け明確な意味を持たないのになんとなく使われ続ける不思議な魅力を持つ擬音語のような何かとなっていますので、インパクトになる表現だとタイトル立案者が感じたのなら、その意味を体現するために用いるといいでしょう。
難しく考える必要はありません。「なんとなく頭の中でピンときたから」というざっくりとした理由で「チキチキ」という言葉を意味もなく使ってしまいましょう。
意味のない言葉でも残り続ける
実際に、意味不明な部分が強いのが「チキチキ」という言葉なのでちょっとした隙間時間に意味を調べた方もいるでしょう。しかし、具体的なつながりから歴史まで連結して記載しているところは少ないので、今回の記事を利用して納得できる形で脳に書き留めていただいて、有効活用いたしましょう。