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「知りたい」の意味と使い方・敬語・類語・対義語・花言葉・名言

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「知りたい」ってどんな言葉?

私たちが普段何気なく使っている言葉にはさまざまな意味や使い方があります。普段何気なく使っているので、使い方が誤っているのかどうかとは立ち止まって考えることもしません。しかし、ビジネスのシーンでは、使い方を誤ると会社にも迷惑がかかってしまいます。

そこで、今回はわたしたちが日頃からよく使う機会の多い「知りたい」に着目し、どのように使えば自分の格が上がるかをお伝えします。

「知りたい」の敬語はどんな言葉になる?

私たちが普段何気なく使っている「知りたい」という言葉は、社会のいたるシーンで使われています。何かについて「知りたい」と感じることは非常にポジティブな感覚です。

社会人として「知りたい」の敬語的表現を身につけて話すと、さらにできる社員として評価があがります。そこで「知りたい」を敬語表現にするとどのような表現になるのかお伝えします。

敬語の種類について

ところで、皆さんは敬語にはどのような種類があるかご存知でしょうか。中学生の国語科の授業で学んだきりですっかり忘れてしまったという人も中にはいるでしょう。

敬語には丁寧語、尊敬語そして、謙譲語があります。せっかくですので、それぞれの敬語表現の意味と使いかたについてお伝えします。

丁寧語の意味と使い方

敬語の中でも一番紛らわしいのが丁寧語と尊敬語です。似ている部分もありますが、明確に異なる部分もあります。それでは丁寧語の意味と使い方についてお伝えします。

丁寧語とはひとつの動詞の語尾に「です」「ます」を付けて丁寧な表現にすることを意味します。丁寧語の使い方は自分よりも目上、自分より目下のいずれにも使うことができます。

目上の人に対して使う場合は尊敬語や謙譲語に変換した動詞や名詞の語尾に「です」「ます」を付けて使用します。目下の人に使う場合一般の動詞に「です」「ます」を付けて使用します。

尊敬語の意味と使い方

尊敬語とは相手に対して敬意を持って表現する「ことば」です。尊敬語を使うシーンは限られています。どのような時に使われるのでしょうか。尊敬語の使い方をお伝えします。

尊敬語を使うシーンは日常の限定された時間の中に限られています。例えば顧客や取引先とのことを会社の上司に伝えたり、取引先に何かを依頼するときに使います。

尊敬語を使うときの注意点があります。取引先の人に上司の話をする機会があるときは尊敬語を使いません。身内には尊敬語は使わないのと同じで会社から一歩外に出たら社員は身内であると認識しておきましょう。

尊敬語にするにはどうしたらいい?

尊敬語を意識して動詞の頭に「お」や「ご」を付ける人がいます。みなさんはちゃんと意識して「お」や「ご」を使っていますか。とりあえず付けておけば大丈夫であろうと安易な考えで使っていませんか。

確かに「お」や「ご」を使えば尊敬語にはなりますが、何でもかんでも付けるとおかしな表現になります。「お」や「ご」といった接頭語は自分や自分と対等の立場にいる、例えば同僚には使いませんので、ご注意ください。

謙譲語の意味と使い方

謙譲語とはどのような意味でしょうか。尊敬語や丁寧語はイメージがつかめるけれど、謙譲語は普段の生活ではあまり馴染みがないのでパッとイメージが掴みにくいです。

謙譲語は目上の人に対して謙虚な気持ちや姿勢で対応することを意味します。それではどのような時に謙譲語を使うのでしょうか。

謙譲語を使うシーンは上司に許可を申し出るときや自分のことを相手に聞くときが挙げられます。

「知りたい」の尊敬語で表現するとどうなる?

「知りたい」には2つの異なる場面があります。1つは「自分自身の欲求を満たすもの」と他方は「相手の欲求を満たすために用いるもの」です。尊敬語は自分自身には使いませんので、自分自身の欲求を満たす「知りたい」は対象外となり、ここでは2つ目の相手の欲求を満たすための「知りたい」を尊敬語で表現するとどうなるかお伝えします。

「知りたい」を尊敬語で表現する場合、そのままでは使うことができません。言葉を尊敬語で表すときに文頭に「お」や「ご」を付ければよいとお話しましたが、この「知りたい」に「お」を付けると「お知りたい」とやや不適切な表現になります。

尊敬語にするにはどうしたらいい?

「お知りたい」と表現するのは非常に困難です。では「知りたい」を尊敬語にする場合はどのようにすればよいのでしょうか。すなわち言葉を変える方法を用います。「知る」と同じ意味を持つ言葉に言い換えるという手法を用います。

社外の人に「この商品について何かお知りになられていますか」と尋ねると、違和感がありますので、次のように言い換えます。「この商品について何かご存知でしょうか」と言い換えるとスマートに聞こえます。

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「知りたい」を丁寧語で表現したらどうなる?

次に「知りたい」を丁寧語で表現したらどのようになるのでしょうか。例を挙げてお話しましょう。

Aさんがお得意先にお伺いしたときに「こちらの商品の中身を知りたい」と言いたいときは次のように言うと丁寧になります。

「こちらの商品の中身を知りたいのですが」というのはNGです。「こちらの商品の中身を教えていただけますでしょうか。」あるいは「こちらの商品の中身を教えていただけないでしょうか。」と表現を改めると良いです。

「知りたい」の類語・言い換え

「知りたい」の類語・言い換えについてお伝えします。「知りたい」を敬語表現する場面でも多くの言い換えをご紹介していますが、改めて「知りたい」の類語にはどのようなものがあるのか、また、「知りたい」を別の言葉で言い換える時はどのような言い換えがあるのかをお伝えします。

「知りたい」の類語にはどんな言葉があるの?

「知りたい」の類語にはどんな言葉があるのでしょうか。「知りたい」は人間の欲求を表す表現方法の一つです。ですので、類語には同じように欲求を満たす言葉が1つのグループを形成することができます。

興味や関心、探求心、知的探求心や知的好奇心、冒険心や追及心などがあげられます。

「知りたい」を別の言葉で言い換えできるの?

多くのビジネスシーンにおいて「知りたい」と表現することは非常にナンセンスです。そこで適宜場面に応じて「知りたい」を別の言葉に言い返して表現するとよりビジネススキルも上がります。それでは「知りたい」を別の言葉で言い返してみましょう。

お客様に「知りたいですか」とは聞きません。この場合は「〇〇様にご興味がありましたら」や「関心を持っていただけたら」あるいは「ご興味を持っていただけたら」という風にシーンに合わせて言葉を言い換えていくことが大切です。

「知りたい」の対義語にはどんな言葉がある?

今後は逆に「知りたい」の対義語のご紹介です。「知りたい」の対義語にはどんな言葉があるのでしょうか。「知りたい」の対義語は「わからない」や「忘れた」という表現が適切です。

「知りたい」という花言葉がある花は?

「知りたい」の花言葉についてお伝えします。「知りたい」の意味が含まれる花言葉をご紹介します。「知りたい」を使っている花言葉は残念ながらありませんが、「知りたい」の類語である「好奇心」を花言葉に持つ花をご紹介します。

プラタナスという植物を聞いた方はいらっしゃるでしょうか。一度は誰もが目にしたことがあるプラタナスは公園や街道に植えられている樹木です。

「知りたい」に関する名言について

「知りたい」という欲求を満たす言葉に関する名言をご紹介します。名言や格言は時に自分自身の疑問に対して「気づき」を与えてくれ、また、「迷い」に対して背中を押してくれたり、「悩み」に対しても励ましを与えてくれます。

今回ご紹介するのはニーチェの名言です。物事を「知りたい」と考えるにはさまざまな過程を踏まえて、つまり順序立てて行動していけば、最後に答えを見つけることができると諭している言葉です。

ドイツの哲学者であるフリードリヒ ニーチェの言葉には物事を成しえるためには筋道を立てて的確に目標を達成するために歩まなければならないと言っています。

いつか空の飛び方を
知りたいと思っている者は、
まず立ちあがり、
歩き、走り、登り、踊ることを
学ばなければならない。
その過程を飛ばして、
飛ぶことはできないのだ。

http://iyashitour.com/meigen/greatman/nietzsche

「知りたい」の意味と使い方・例文

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私たちが普段何気なく使っているこの「知りたい」にはどのような意味が含まれているのでしょうか。普段何気なく使っている言葉で、とりわけ立ち止まって「知りたい」について考えることはしないでしょう。

実は「知りたい」は読んで字のごとく、「知る」という行動に対して自分の欲求をプラスした構成になっています。そもそも「知る」とはどのような行動なのでしょうか。

「知る」には物事を認識したり、ある物事に気付いたり、物事の状態や内容やその価値を理解するといったさまざまな意味が含まれています。フィジカルな要素を持つこの「知る」に欲求という内面要素が加わることでどのような意味に代わるのかをお伝えします。

「知りたい」の意味にはどんな意味がある?

「知る」という言葉の意味は物事を認識したり、ある物事に気付いたり、物事の状態や内容やその価値を理解するという意味が含まれているとお伝えしました。

そのような意味が含まれた「知る」に欲求がプラスされることで単なる「知る」という行動が、「知りたい」、すなわち自身の欲求を満たすために行動するという強いフィジカルアクション(心理的行動)に変化します。

「知りたい」という言葉に変化した「知る」は、ある物事を認識したり、気づいたりという柔らかな意識から重々しい何が何でも「知る」ために努力を惜しまないという意味に変わります。

「知りたい」の使い方について

「知りたい」の意味には物事を知るために努力する行為を表しています。「知る」という言葉と「知りたい」という言葉の違いをご紹介しますのでニュアンスの違いを体感してください。

「知る」は「AさんがBさんについて知る」や「今日会議があることを今、知った」というように第三者から知り得た情報をもとに知ったという感覚です。

一方、「知りたい」は「AさんはBさんについて知りたい」と表現した場合は、自分から何らかのアクションを起こす自己顕示欲の強い現れが出ています。つまり自分の欲求を満たす場合に使うのが「知りたい」です。

「知りたい」を使うとふさわしくない例

それでは実際に「知りたい」がふさわしくない例をご紹介します。

例えば、「今日、会議があるのかどうか知りたいのですが」という表現があるとします。よく使われる言葉ですが、この場合の「知りたい」はビジネスシーンでは不適切です。少し幼い印象を与えてしまい、信頼性に欠けるという印象を持たれてしまうでしょう。

そこで表現を「今日、会議があるのかどうか教えていただきたいのですが」と言い改めます。そうすることで、大人の余裕が感じられ、相手にいい印象を与えることができるでしょう。

正しく「知りたい」を使ってスキルアップ

今回は「知りたい」の意味と使い方についてお伝えしました。

普段私たちが何気なく使っている言葉にはビジネスシーンにおいて不適切な場合があります。しかしほとんどの人はその不適切さに気づきもせずにそのまま使ってしまっています。他人が話しているのを聞いているとおかしいと気づくものの、いざ自分が使うとなったら本当にこの表現でよいのかと迷ってしまうこともあるでしょう。

よく使う言葉だからこそ、本当にあっているか疑問に感じたときは立ち止まって考え言い改めましょう。そうすることでご自身の評価も今以上にグンとアップします。

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