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「堂々巡り」の意味と使い方・由来・類語・ことわざ・四字熟語

初回公開日:2018年05月29日

更新日:2020年07月27日

記載されている内容は2018年05月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

みなさんも、堂々巡りという言葉を一度は使ったことがあるでしょう。しかし、堂々巡りとは、本来どういう意味なのでしょうか。そこで今回は「堂々巡り」の由来や、言葉の意味、またどんな場面で使えばいいのか、さらに、類似語や例文もわかりやすく解説していきます。

「堂々巡り」の意味と使い方

みなさんは、堂々巡りという言葉を聞いたことがあるでしょうか。また堂々巡りとは、本来どういう意味で、どんなシーンで使うのが正しいのでしょうか。

今回は「堂々巡り」の由来や、言葉の意味、またどんな場面で使えばいいのか、さらに、類似語などや例文などもわかりやすく解説していきます。

堂々巡りの意味

「彼女との会話は堂々巡りで先に進まない」「会議が堂々巡りで終わらない」

上記のように堂々巡りという言葉をよく使うシーンでは、意見や考え方が似ていて、いつまでも結論が出ず、同じことを繰り返してやっている状態をいうことが多いです。

また、「堂々巡り」という言葉は、前後の文脈や使用方法によって、多少ニュアンスが変わってきます。

堂々巡りに陥る

堂々巡りに陥るとは、悩み事などが解決されずに、精神的に逃げ場所を失うことや、出口がふさがれて追い詰められた時に使われる言葉です。

堂々巡りの応酬

こちらは、議論などで話がうまくまとまらずに、いつまでも終わらないエンドレスなやり取りで、よく使用される言葉になります。

堂々巡りの会話

堂々巡りの会話をしていると、同じようなことを違う表現に変えて会話しているだけなので、結論が出なくて疲れてしまうことが多いでしょう。

このようなことは、会社の会議でもよくあります。たとえば、議論の論点が発散したり、問題点が明らかになっていない場合に長く議論していても、結果は何も生まれない場合が多くなります。

会議の時間が長いから議論が適切にできたか、成果が出たかというと、それは全く別の話しであり、堂々巡りをしているだけであれば時間の無駄になります。

堂々巡りをしています

堂々巡りを英語で表すと、「go around in circles」になります。これは、文字とおり円形になってぐるぐると回るという意味です。

たとえば「They went round and round on the same problem for hours.」で「彼らは時間をかけて同じ問題について堂々巡りをしました。」になります。

goは行くという意味になり、round という英単語には、回って、回転してといった意味があります。

これにより、go round だけでもぐるぐる回転するという意味になりますが、さらにもう1つ、round をつけ加えれば、どうしようもなく堂々巡りするという強い表現になります。

「堂々巡り」の由来

「堂々巡り」の語源は、一つではないようですが、僧侶や信徒の方が願いごとを叶えるために、神社やお堂の周りを何度も回る儀式に由来しているとの話が中心になっている模様です。

また、中国のエピソードでは、苗字に「堂」の文字が入った、すばらしい腕を持った武芸者が二人おり、勝負をすることになったのですが、何日戦っても勝負がつかなかったことから、勝負のつかない闘い=いつまでも白黒はっきりしない、というような意味合いで「堂々巡り」と言われるようになったとも伝えられています。

清水寺が「堂々巡り」の語源になった?

実は「堂々巡り」と言う言葉が、京都の清水寺が語源だったということはご存知の方は少ないはずです。清水には、七不思議と呼ばれている謎があり、その一つが本堂についた、爪で引っかいたような長く尾を引いたようにみえる傷だと言われています。

この溝は、別目弁慶の爪痕とも呼ばれていて、懐中電灯などなかった時代、夜に願かけで、お百度を踏む際に、怪我をしないように指で壁をつたったりしたとき、ついた溝だと言われています。

話の内容などが、ぐるぐる回って、なかなか解決の糸口がみつからないことを、話が堂々巡りすると言いますが、この堂々巡りという言葉は、清水寺の本堂をお百度参りで何度も行ったり来たりして巡ることから生まれた言葉だと言われる説もあります。

「堂々巡り」の類語

堂々巡りとは、ああでもない、こうでもないと、自分や他者の考えがぐるぐると同じところを行ったり来たりして、いっこうに解決策が浮かばない、という時に用いる言葉だということがわかりました。

それでは、堂々巡りと同じような意味で使われる言葉や類似している言葉はあるのでしょうか。

いたちごっこ

「いたちごっこ」も、堂々巡りと同じように「キリがないこと、徒労に終わる、不毛の議論」として使われていることが多い言葉です。

しかしその語源は違います。いたちごっこは、江戸時代後期に流行ったといわれる、子供の遊びから生まれた言葉です。

これは、二人一組となり、「いたちごっこ」と言いながら相手の手の甲を順につねっていくもので、両手がふさがったら下にある手を上に持っていき、また相手の手の甲をつねるというきりがない遊びでした。

このことから、互いに同じようなことを繰り返すだけで、決着がつかないこととして「いたちごっこ」と言い継がれるようになりました。

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