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「色々」の意味と使い方・類語・敬語・書き言葉|いろいろ

初回公開日:2018年05月24日

更新日:2020年03月10日

記載されている内容は2018年05月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

さまざまなシーンで使うことの多い「色々」をさまざまな局面から探求して、意味や使い方・類語に敬語・四字熟語の紹介、漢字の「色々」とひらがなの「いろいろ」の使い分けや、目上の人に対して「色々」を使いたいときの表現はどのようにしたらよいのかご紹介します。

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「色々」ってどういうもの?

会話や文章などさまざまな場面で「色々」を使っています。さて、この「色々」の意味と使い方、類語にはどのようなものがあるか、敬語で「色々」を言い改めるとどのような言葉になるのか、「色々」と「いろいろ」はどちらが書き言葉なのかと考えれば興味が尽きませんが、どれだけの人が「色々」の知られざる顔をご存知でしょうか。

そこで今回はこの「色々」が持つ言葉の魅力について、さまざまな観点からお伝えしていきます。

「色々」の意味と使い方

最初にお伝えするのは「色々」の意味と使い方です。私たちは日々の生活の中で漠然とまた便利なものとして「色々」を使っていますが、「色々」の意味と正しい使い方についてどこまで知り尽くしているのでしょうか。

ここでは「色々」の意味と使い方についてご紹介します。

「色々」とはどんな意味?

「色々」にはどのような意味が含まれているか皆さんはご存知でしょうか。「色々」のイメージは異なる種類のものであったり、抽象的なものであったり、思考などがたくさんあるというイメージがあります。

「色々」の意味とは、上記した印象から受けるように、異なる種類や状況や思考といったあらゆる「モノ」がたくさんあることを指しています。

重ね言葉

「色々」は「色」がたくさんあるというイメージです。この場合の「色」とはcolorとは違い、異なる種類や異なる状況や思考に対する意味になります。異なる種類や異なる状況や思考がたくさん集まることに対して「色」という言葉を用い、それを重ねることでその量を表しているのを重ね言葉と言います。

今回は「色々」ですが、他にも重ね言葉はたくさんあります。例えば、どのような言葉があげられるでしょうか。

重ね言葉の例の紹介

重ね言葉は使う状況において忌み嫌われる言葉の一つです。例えば結婚式での招待状やスピーチ、プロフィールや両親へのあいさつなどおめでたい席では禁句とされています。重ね言葉には何度も繰り返されるというイメージが付いているので、そのようなおめでたい席では好まれません。

そのようなマイナスなイメージを持つ重ね言葉ですが、「色々」以外にも多くの重ね言葉があります。それではご紹介します。

・度々

・くれぐれも

・皆々様

・かえすがえす

・重々

・またまた

・しばしば

・次々

形容詞・形容動詞など

ところで「色々」の品詞について皆さんはどのように考えられているでしょうか。動詞なのか、あるいは形容詞や形容動詞なのか、と疑問を持たれるでしょう。

「色々」は名詞でも動詞でもないと言い切れます。なぜならば、「色々」は固有名詞ではないからです。また、動詞のようにモノの動きを表現している言葉ではないからです。それでは形容詞あるいは形容詞なのでしょうか。

「色々」は形容詞?それとも形容動詞?

あいまいな表現なので副詞なのだろうかと考える人もいるでしょうが、副詞でもありません。それなら残りは形容詞か形容動詞と言うことになります。次は、形容詞もしくは形容詞である根拠はどこにあるのかお伝えいたします。

「色々」の品詞の考え方

結論から言うと「色々」には品詞がありません。しかし、「色々」につける接尾語により品詞に分類されます。例えば、「色々」の後ろに「な」を付けると「色々な」という言葉になります。「色々な」という言葉になると副詞的な要素持つものになります。

「色々」には品詞が無いとお伝えしました。それでは「色々」が生じた元の言葉は何なのでしょうか。どの言葉にも元となる言葉があります。元となる言葉から派生してそれが名詞になったりあるいは形容動詞になったりしますが、「色々」と使われるようになる前の言葉について考えてみます。

「色々」の語源

「色々」はどこから来た表現法なのでしょうか。実は「色々」のようにそれ自体に品詞を持たない言葉は珍しくはありません。例えば、私たちが普段使いしている「きれい」や「すてき」といった話ことばにも、語源となっている言葉が存在しています。

「きれい」や「すてき」という言葉は、「きれいだ」や「素敵だ」という形容動詞から派生した言葉です。その考え方と同じで「色々」も「色々だ」の形容動詞から派生しました。因みに「色々な」は「色々だ」の連体形です。

「色々」の使い方

「色々」の語源がわかったところで、「色々」の使い方についてお伝えしましょう。「色々」を皆さんはどのように使われていますか。このように改まって尋ねられるとどうだったかとふと立ち止まって考えてしまいます。それでは「色々」の使い方の例をいくつかご紹介します。

・いろいろな工夫がされている

・色々と困難なことがある

・色々な理由を言ってくる

・色々と手入れをされている

・色々と都合の良いことを言ってくれる

・色々お世話になりました

・色々な批判がありますが

・色々景品がありますね

・色々種類があって楽しいです

・色々問題になっていることが多い

いかがでしょうか。お使いになられたことはあるのではないでしょうか。

「色々」の類語

「いろいろ」にはどのような類語があるかご存知でしょうか。ぱっと脳裏に浮かぶ言葉で「さまざま」という言葉がありますが、それ以外に思いつくものはありますか。「色々」の類語の代表例は「さまざま」ですが、それ以外となると例えば「諸々(もろもろ)」や「種々(しゅしゅ)」さらに「多種多様」と実に多くの類語があります。

「色々」の四字熟語

続いてご紹介するのは「色々」の四字熟語です。ここでは類語の延長上として同じ意味を持つ言葉をご紹介します。例えば、「多種多様」「十人十色」「千差万別」などがあげられます。こうして見てみると「色々」の四字熟語も「色々」とよく似た雰囲気を醸し出していることがうかがえます。

「色々」の敬語

さまざまな局面で使用する「色々」ですが、上司や目上の人に使う丁寧語や尊敬語を使う場面でも「色々」と使ってよいのでしょうか。「色々」を会話や書類またはメールの中で使うことは相手に失礼にならないのでしょうか。

日々何気なく使っている話し言葉も状況によっては相手に対して失礼になる場合があります。そこで「色々」の敬語についてお伝えしますので、ご参考にしてください。

丁寧語

自分より目上の人や会社の上司といったビジネスシーンにおいて「色々」という言葉を使うのは適切でしょうか。よく支店異動になった担当者があいさつ回りに来られた時、「〇〇様には色々とお世話になりまして、ありがとうございました」という言葉を聞いたことはないでしょうか。

「色々とお世話になりまして」という言葉は丁寧に聞こえますが、実は大変失礼な言葉であると皆さんはご存知だったでしょうか。丁寧な響きで聞こえますが、あまりにも砕けすぎていて公私混同していると指摘されてもおかしくない表現です。それでは「色々」を丁寧語で表現するとどのようにすればよいのでしょうか。

「色々」を丁寧語で表現する

それでは「色々」を丁寧語で表現できるのでしょうか。実はできません。「色々」は丁寧語や尊敬語、謙譲語と言ったどの敬語にも分類されないからです。それなら先ほどの例のような、「〇〇様には色々とお世話になりまして、ありがとうございました」と感謝の言葉を伝える時はどのように表現すればよいのでしょうか。

「〇〇様にはいつも何かとお世話になりありがとうございました」と表現を変えると、丁寧な表現になります。

尊敬語など

それでは尊敬語で「色々」を表現するとどのようになるのでしょうか。「色々」にはそれ自体には尊敬語がありますので、目上の人にし連れにのない言葉に変換することが必要です。

例を挙げてみましょう。

「日ごろからいろいろとお世話になっております」という表現を尊敬語で表現しなおすと次のようになります。

「平素は何かとお世話になっております」

他の言葉でも見てみましょう。「毎回、色々と助けていただき、本当にありがとうございます。を尊敬語で表現しなおすと、「平素は何かとご支援いただき、深く感謝申し上げます」となります。

漢字「色々」とひらがな「いろいろ」の使い分け方

「色々」を文字で表現するときに、「色々」と書く場合と「いろいろ」と書く場合があります。なぜ私たちは同じ言葉である「色々」を漢字とひらがなとに分けて使うのでしょうか。その使い分け方には何か法則があるのでしょうか。

「色々」と感じで表現するときは物理的なもの、例えば「色々な資料を用意してくれてありがとう」というように、特定の種類のものに対して修飾するときに使うのが一般的です。

ただ文章にして残すには読み手に対してやや冷たい印象を与えてしまいますので、メールや手紙といった相手の心情に訴えるものに対しては、ひらがなの「いろいろ」を使うのが良いでしょう。

「色々」の書き言葉

「色々」の書き言葉についてお伝えします。手紙やメールで「色々」と使いたい時はどのように書く表現をすればよいのでしょうか。手紙やメールといった読み手の感情に訴えるものに対して漢字の「色々」を使うことは、読み手にどこか冷たい印象を与えてしまいます。

逆に「いろいろ」とひらがなで書くとやわらかい優しい印象が伝わります。このようにひらがなで「色々」を表現するのと漢字で表現するのとでは随分と印象が変わってきますので、書き言葉のときは「いろいろ」とひらがなで書くのをおすすめします。

「色々」に関することわざ

「色々」という言葉はある意味奥が深い言葉です。そこで今度は「色々」に関することわざを見ていきましょう。どのようなことわざがあるのでしょうか。

ことわざの紹介例

直接的にことわざの中に「色々」という言葉は使われていませんが、ことわざの意味の中に表現されている言葉をお伝えします。

暗中模索

暗中模索の意味は色々と試してみることです。解決策はわからないけれども、色々と手探りで探している状態のことを意味しています。

細工は流流仕上げを御覧じろ

モノを作っている経過は色々なのだから、途中でとやかく言わないででき上がりを見てから批判してほしいと言うことを意味しています。

掃き留めに鶴

色々な種類のものが寄せ集められて井状態のことを意味しています。

案ずるより産むが易し

お産する前は本人はもちろんのこと周囲の人もいろいろと心配することがあるけれども、終わってしまうと案外何でもなかったかのようになる心情を表現しています。

「色々」を自由自在に使い分けよう

いかがでしたでしょうか。普段私たちが何気なく使っている「色々」についてその意味と使い方についてお伝えしてきました。安易に使っている「色々」は非常に奥が深くて目からうろこが落ちた人もいることでしょう。

普段の会話やメールで「色々」と使う分はよいのですが、これがビジネスシーンとなると話は変わります。「色々」と何気なく使っていることで公私混同しているという印象を持たれてしまってはビジネスにマイナスです。

今回はビジネスシーンにおいて「色々」をどのように変えて使うのが良いかについてもお伝えしてきました。ここでのことを踏まえて、「色々」のさまざまな表現を自由自在に使いビジネスチャンスをつかんでください。

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