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「まんずって聞いたことあるけど、どこの方言だっけ?」
こんな疑問をもったことはありませんか?
本記事では、方言「まんず」の意味と使い方を紹介します。「まんず」の意味や使い方には様々なバリエーションがあります。さらに、地域によって「まんず」の使われ方も少々異なるので、地域ごとの違いを理解していきましょう。
この記事を読むことで、方言「まんず」がどんな地域で、どのように使われているかを理解することができます。意味や使い方を知っていれば、その地域の特色がわかります。また、実際に「まんず」を聞いた時に、相手が伝えたいことをすぐに理解することができるでしょう。
方言「まんず」の意味や使い方、使われている地域を知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
「まんず」の意味とは
「まんず」には色々な意味があり、地域によって異なりますが、この2つが主となるでしょう。
本当に
「本当にそうだ」「本当にそうだなあ」という同意や感嘆を表す言葉で、会話の中で相手に同意するときや相手の主張を後押しするときに使うことができます。
とりあえず
うまく言い表せないことに「まんず」は使われますが、「とりあえず」という意味では仲のいい人と別れる時に使われるケースが多いでしょう。
例えば、「じゃあとりあえず、またね~」の意味で「まんず~」と簡単にいうことができます。
方言「まんず」の使い方
さらに、「まんず」を繰り返したり、語尾を変化させたりした使い方もありますので紹介していきます。
「まんずまんず」と繰り返して使う
「まんず」だけでも軽い同意を表すことができますが、繰り返して「まんずまんず」というと、同意の意思が強いことを表せます。
また、「まんずまんずまんず」で喜びを表すこともあり、繰り返すほど感嘆のレベルが上がっていくと捉えてもよいでしょう。
相槌の意味で「まんずな」と使う
「まんずな」は「うんうん、そうだよな」という相槌の意味で使われることが多いです。
秋田では、「まんずな」を別れのあいさつで使います。例えば、「へば、まんずな」は「じゃあ、またね」という意味になるので理解しておきましょう。
方言「まんず」を使う地域
今回は「まんず」が使われている地域を5つ紹介します。もしかしたらあなたが住んでいる地域で、「まんず」が使われているかもしれませんのでぜひチェックしてみてください。
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宮城
宮城の方々は、「本当にどうもありがとうね」を「まんずどうもね」と言い表します。みなさんも宮城に行ったときに、「まんずどうもね」を使ってみてはいかがでしょうか。
秋田
「まんずまんず」と繰り返していうと「本当にそうだ」という意味になると紹介しましたが、実はこれが秋田県の方言でした。
秋田の方言は「がおる」や「しきでね」など濁音が多いことが特徴です。ちなみに「がおる」は「困る」、「しきでね」は「好きじゃない」という意味を表します。
岩手
岩手の方言は語尾が変化することが特徴です。「おめでとう」を「おめでとーごし」と言ったり、「おはよう」を「おはよがんす」と言ったり、方言の種類は様々です。
青森
また、「まんずまねな」になると「それはあんまりよくないな」というマイナスな意味での感嘆になるので覚えておきましょう。
長野
例えば「まったく問題ない」は「まんず問題ない」になります。
「まんず」の意味と使い方を理解しよう
本記事では「まんず」の意味と使い方を紹介しました。さらに「まんず」は主に東北地方や長野県で使われていることも紹介しました。
「まんず」の意味と使い方をマスターして、現地の人とのお話を楽しんでみてはいかがでしょうか。