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「助かります」や「ありがたい」の敬語の言い換え表現|例文も紹介

更新日:2024年03月17日

「助かります」や「ありがたい」を正しく使えているでしょうか。本記事では、「助かります」や「ありがたい」の意味や正しい使い方、さらには敬語としての言い換え表現などを紹介しています。正しい敬語を使っていきたい人は、ぜひこの記事を読んでください。

「手伝ってもらってありがたいです、は日本語として正しいの?」
「助かりますの言い換えってあるのかな」
「うまいお礼の言葉って、どういうものがあるんだろう?」
このような悩みをもっている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「助かります」や「ありがたい」の使い方や言い換え表現などについてまとめています。

この記事を読むことで、「助かります」や「ありがたい」の正しい使い方を学ぶことができるでしょう。いま、使い方について悩んでいる人にはぴったりです。

さらに、ビジネス等で使える言い回しについてもまとめているので、そういった場面における言葉遣いに自信のない人にはとても役立つ記事となっています。正しい言葉遣いをしていきたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

「助かります」や「ありがたい」は敬語として間違い?

まず、「助かります」のほうは丁寧語です。「助かる」に「です・ます」を付けて丁寧な言い方にしたものとなります。これは必ずしも聞き手への敬意を示すわけではありません。

よって、使う場面によっては間違った敬語になってしまいます。

そして、「ありがたい」に関しては形容詞です。「めったにないこと」や「思い通りにいってうれしく思う」のような意味となっていますので、敬意は含んでいません。

どちらも、敬語としては正しくない場面が多くなってきます。

「助かります」の使い方

「助かります」はビジネスの中でも使われます。「助かる」の丁寧語の表現なので、感謝の気持ちを伝えるときに使ってください。

感謝を伝える言葉なので、お世話になった取引先や、上司に使ってしまいそうになりますが、丁寧語ですので、あまりふさわしくありません。そのような場合は、尊敬語や謙譲語に言い換えていきましょう。

「ありがたい」の使い方

「ありがたい」は「物事が都合よくいってうれしく思う」や「めったにないことだと感謝する」と言うような意味を持ちます。

よって、こちらも「助かります」と同じように感謝を表す場面で使っていきます。ただし、「ありがたい」だけだと形容詞なので、「です・ます」を付けて丁寧語にしたり、「ありがたい~」のように、ほかの言葉と組み合わせて使っていきましょう。

「助かります」や「ありがたい」は目上の人に対して使う敬語としてはNG

これまでで確認してきたように、「ありがたい」も「助かります」も尊敬語や謙譲語ではありません。よって、目上の人に対して使う敬語としてはふさわしくないのです。

どちらも、同僚や目下の人に対して使うのは問題ありません。しかし、取引先などに使うのは避けるようにしましょう。余計なトラブルを招く可能性があります。

どうしても使いたいのであれば、類語や言い換え表現に直していきましょう。

「助かります」をビジネスシーンで依頼する時の敬語での言い換え表現

「助かります」や「ありがたい」の敬語の言い換え表現|例文も紹介

まずは「助かります」の言い換え表現を見ていきましょう。「助かります」は相手のサポートによって、自分の労力が削減されたことに対する感謝の言葉です。よって、時には上から目線に捉えられてしまいます。

言い換え表現においては、感謝を表すことになるので、場面に合った敬語を覚えていきましょう。ビジネスではお礼を言うことは多くなります。そのため、使う機会も増えますので、しっかりと押さえていってください。

「ありがとうございます」

シンプルな言葉ですが、感謝の気持ちを表す言葉なら「ありがとうございます」を使っていくとよいでしょう。相手の助力に対して、お礼を述べる言葉でありながら、多くの場面で使うことができるでしょう。

また、誤解を生まない感謝の言葉ですので、日ごろから積極的に使うことで人間関係の円滑化を図ることができます。

どんな場面でも使うことができるので、取引先や上司に使っても、きちんと感謝の気持ちを伝えることができるのです。

次のページ:「助かります」をビジネスシーンで感謝の意味で使う時の敬語の言い換え表現

初回公開日:2017年07月24日

記載されている内容は2022年11月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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