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「出席する」の敬語表現・出席するの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年03月12日

ビジネスシーンではたびたび何かに出席することを求められたり、誘ったりする機会があります。そんな時に「出席する」も敬語でしっかりと表さなくてはなりません。いざというタイミングで困らぬよう、「出席」に関しての敬語表現、マナーを押さえておきましょう。

「出席する」時、どう言ってますか?

パーティーや何かしらかの会合に呼ばれることは社会に出れば避けては通れない道ですし、また参加してほしいと声をかけてもらうことはビジネスパーソンにとってありがたく名誉なお話といえます。

内容や相手との関係、または自身の状況によっては喜び勇んで出席したい時もあれば、正直お誘い自体が迷惑に感じることもあるでしょう。そんな時、どのように相手に「出席する」ないし「出席しない」旨を伝えるのが正しいビジネスマナーと言えるのでしょうか。

「出席する」の正しい伝え方と敬語表現、また出席のお願いの仕方や、断り方など、社会人であれば知っていて損のない「出席」のマナーについて、改めて頭に入れておきましょう。

「出席する」の意味

学校へ行くこと、授業に出ること、を指すため「出席する」は慣れ親しんだ言葉でもあるのではないでしょうか。「席」に「出る」という意味から、「出席」は学校の授業のみならず、何かしらかの会合・集まりに出ることを指します。「出席する」といえば実際にその場行くことが条件となります。

反対の意味では「席」を「欠く」と書いて「欠席」となります。

「出席する」を敬語にすると?

敬語には、自分もしくは自分側の人間(家族や会社の人間など)の行動を下げることで相手に対しての敬意を表す「謙譲語」と、相手の行動を持ち上げる「尊敬語」が存在します。では「出席する」を敬語表現するときは、どのようにするのが正解なのでしょうか。また敬語として「出席」を使うときのポイントを押さえておきましょう。

「出席する」の謙譲語

「出席する」自体は名詞の「出席」と動詞の「する」を組み合わせたものですので、「出席する」を敬語にするには「する」の部分を敬語表現にする必要があります。

「出席する」を謙譲語にするには「する」部分を「致す(いたす)」に変換して「出席いたす」とします。

取引先の会合や食事会など「相手側または第三者の許可を受けて行い」「そのことで恩恵を受けるという事実や気持ちのある」場合は「出席させていただきます」とするのがより丁寧になります。

「出席します」の尊敬語

「出席する」を相手の行動に使う際には尊敬語にして用います。「する」部分を尊敬語である「なさる」もしくは「される」に変換し、かつ「出席」に「ご」を足しさらに丁寧にすることが多く、「ご出席なさる」「ご出席される」が良く使われる敬語となります。

また、こちらが招待をする場合は「出席してもらう」を敬語にするため「ご出席いただく」となります。

「出席する」の別の敬語表現例

「出席する」の類語

「出席する」には同じような意味やニュアンスを表す言葉がいくつかあります。そのシチュエーションによっては言い換えられるときもありますし、まったく違う意味となってしまうこともあります。それぞれの意味を理解して、その場や状況によってうまく選択して言い換えるようにしましょう。

「列席」「参列」

結婚式や葬儀などで耳にする「参列(さんれつ)」と「列席(れっせき)」どちらも「出席する事」を表す似たような意味合いです。「出席する」よりもかしこまった印象で、その使い分けについてはあまりわかっていない人が多いです。

というのもこの二つには有力とされている説がいくつかあるので、「こういう時にはこちらを使う」という暗黙の了解をわかっていた方が良いでしょう。

「列席」は「式を主催する人物が使う言葉」と「結婚式のときに使う言葉」、「参列」は「招かれて参加した人物が使う言葉」と「葬式のとき使う言葉」という解釈になります。人によって認識が違いますので、結婚式や葬式などではこれら2種類の解釈を理解したうえで「参加する」と置き換えて用いるようにしましょう。

「臨席」「臨場」

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初回公開日:2018年02月16日

記載されている内容は2018年02月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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