Search

検索したいワードを入力してください

2018年07月24日

「やむなし」の意味と使い方語源・類語・敬語・対義語・方言

「やむなし」という言葉を聞いたことはありませんか。「中止もやむなし」といった表現で使用され、新聞やニュース記事などでもしばしば見られます。「やむなし」の意味を知っておくとビジネスシーンでも活用できます。この記事では「やむなし」の意味や使い方などをご紹介します。

「やむなし」の意味と使い方・例文は?

「やむなし」の意味と使い方語源・類語・敬語・対義語・方言

「やむなし」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。「やむなし」は、「中止もやむなし」「~という判断もやむなし」といった使い方があり、ビジネスシーンで使用されることもあります。「やむなし」の意味や使い方、例文について、詳しく見ていきましょう。

「やむなし」の意味は?

「やむなし」は、「やむを得ない」「仕方がない」という意味があります。例えば、「中止もやむなし」と表現すれば、「中止になってもやむを得ない」「中止になっても仕方がない」という意味を表します。「~という判断もやむなし」であれば、「~という判断をしてもやむを得ない」「~という判断になっても仕方がない」という意味があります。

「やむなし」は、「他の選択肢がなく、そうするしかない」と考えると、イメージが浮かびやすいでしょう。「中止もやむなし」であれば、中止以外の選択肢がなく、中止するしかない状態を表します。

「やむなし」の使い方は?

「やむなし」は、「○○もやむなし」「○○はやむなし」といった使い方が基本です。例えば、「中止もやむなし」「~という判断もやむなし」「延期はやむなし」「辞職はやむなし」といった使い方があります。

「やむなし」は、「やむを得ない」「仕方がない」という点を強調したい場合に使用できる言葉です。例えば、「中止になっても仕方がない」という表現を「中止もやむなし」と表現すると、「やむを得ない」「仕方がない」という意味が強く示されます。

また、「辞職はやむなしとの声が上がっている」という表現であれば、「やむなし」を使うことで、「辞職はやむを得ない」「辞職は仕方がない」という点をわかりやすく示すことができます。「やむなし」はこのような使い方があり、新聞やニュース記事などでもしばしば使用されます。

「やむなし」の例文は?

「やむなし」の意味と使い方語源・類語・敬語・対義語・方言

次に、「やむなし」の例文を具体的に見ていきましょう。「やむなし」の基本的な表現となる「○○もやむなし」「○○はやむなし」を中心に考えると、イメージが浮かびやすくなります。

「やむなし」の基本的な例文は?

「やむなし」の基本的な例文は、次のようなものがあります。

・天候によっては、試合の中止もやむなしと考えている。
・今回のイベントは、悪天候で中止もやむなしと判断された。
・この天候では、臨時休校という判断もやむなしだろう。
・辞職はやむなしとの声が上がっている。
・解任はやむなしと判断されるだろう。
・今後の動向によっては、値上げもやむなしと考えられる。
・職場では、多少の衝突が起こることはやむなしと考えた方が良い。

いずれも、「やむを得ない」「仕方がない」という意味が強調されます。また、「○○もやむなし」「○○はやむなし」という表現が多く使用されています。

その他の「やむなし」の例文は?

「やむなし」は、「○○もやむなし」「○○はやむなし」以外の使い方もあります。例えば、次のような例文が考えられます。

・試合中止は、この天候を考えればやむなしだ。
・値上げは、最近の動向を考えるとやむなしだろう。
・この物件の家賃は、立地条件を考えるとやむなしだろう。
・辞職は、これらの状況を考慮するとやむなしだろう。

「やむなし」にはこのような使い方もあるので、おさえておきましょう。

「やむなし」の漢字は?

「やむなし」の意味と使い方語源・類語・敬語・対義語・方言

「やむなし」は「止む無し」「已む無し」と書きます。以下、詳しく見ていきましょう。

「止む無し」

「やむなし」の書き方の一つに「止む無し」があります。「やむなし」は、一般的には平仮名で表記されることが多いですが、「止む無し」のように表現されることもあります。

「止む」というのは「止まる」という意味で、ここに「無し」を加え、「止まることが無い」という意味が基本となります。これが転じて「仕方がない」「やむを得ない」という意味になりますが、この点については後述します。

「已む無し」

「やむなし」は「已む無し」と書く場合もあります。「已む無し」の「已む」は、「止む」と同じ意味があります。一方で、「已む無し」は「止む無し」と比べ、使用例は少ない傾向があります。

そもそも「やむなし」は平仮名で表記されることが多く、漢字を使用する場合でも「止む無し」が多く見られます。これらの表現と比較すると、「已む無し」の使用は少ないと言えるでしょう。

「やむなし」の語源は?

「やむなし」の意味と使い方語源・類語・敬語・対義語・方言

「やむなし」は、「やむない」「やむなく」といった言葉とともにおさえておくと効果的です。「やむなし」の語源などについて、詳しく見ていきましょう。

「やむない」とは?

「やむなし」は、「やむない」という言葉を基本に考えることができます。この「やむない」が変化した形が、「やむなし」や「やむなく」となります。

「やむない」は「やむを得ない」「仕方がない」という意味があり、「やむなし」と同じように考えることができます。例えば、「中止もやむないことだ」と表現すれば、「中止もやむなし」と同じ意味があります。

「やむなし」は「やむない」が基本となるので、「やむなし」の語源を考えるには「やむない」の語源を知っておく必要があります。

「やむない」の語源は?

「やむない」は、漢字で書くと「止む無い」「已む無い」となります。この場合、「止む」と「已む」は同じ意味ですが、「やむない」の語源は「止む無い」で考えるとわかりやすいです。

「止む無い」は、「止まる」と「無い」に分けて考えられます。つまり「止まることが無い」という意味があります。「止まることが無い」は「止まることができない」というニュアンスがあり、転じて「どうしようもない」「どうすることもできない」という意味で考えることができます。これは、「やむない」が持つ「仕方がない」という意味につながります。

「やむなし」も、漢字で書くと「止む無し」「已む無し」となります。「止まること無し」と考えることができるので、「やむない」と同様に「仕方がない」という意味になります。

「やむなし」と「やむない」の語源の特徴は?

「やむなし」と「やむない」の語源について、さらに詳しく考えてみましょう。「やむない」も「やむなし」も、「他の選択肢がなく、そうするしかない」というニュアンスがありますが、これは「止まることが無い」という言葉から考えるとわかりやすいでしょう。

「止まることが無い」は、「止まることができない」「止まれない」という意味で考えることができます。これは、「進む以外にどうしようもない」という意味になり、転じて「そうするしかない」となります。

この「そうするしかない」という意味は、「仕方がない」「やむを得ない」という言葉で表現することができます。つまり、「やむなし」「やむない」の意味は「仕方がない」「やむを得ない」となります。

「やむなく」とは?

「やむない」が変化した形に「やむなく」があります。「やむなし」と関連し、「やむなく」という表現もおさえておくと便利です。

「やむない」は、連用形にすると「やむなく」となります。この「やむなく」は使用例が多く、「やむなく承諾する」「やむなく値上げする」「やむなく受け入れる」「やむなく変更する」といった使い方があります。いずれも、「やむを得ず」「仕方なく」という意味があります。

「やむなく」は、「やむなく~する」のように副詞的に使用する例が多く見られます。一方で、「やむなし」は「○○もやむなし」「○○はやむなし」という使い方が基本です。「やむなし」と「やむなく」では使い方が異なるので、注意しましょう。

「やむなし」の類語は?

「やむなし」の意味と使い方語源・類語・敬語・対義語・方言

次に、「やむなし」の類語について詳しく見ていきましょう。「やむなし」は、「やむを得ない」などの類語と比較することが大切です。

「やむなし」の類語の例は?

「やむなし」の類語には、「仕方がない」「やむを得ない」「せざるを得ない」「避けられない」「避けて通れない」「他に手がない」といった言葉があります。「やむなし」には「仕方がない」「やむを得ない」という意味がありますが、これらの言葉も「やむなし」の類語として挙げられます。

「やむを得ない」

「やむなし」には「やむを得ない」という意味があるので、「やむなし」と「やむを得ない」は同じように使用することが可能です。特に「やむを得ない」という表現は、日常生活やビジネスシーンで頻繁に使用されています。

「やむを得ない」は、「○○はやむを得ない」といった使い方が多く見られます。また、「やむを得ず」に変えると、「やむを得ず~する」のように表現できます。これらは「やむなし」や「やむなく」の使い方と同じです。

「やむなし」の対義語・反対語は?

「やむなし」の意味と使い方語源・類語・敬語・対義語・方言

「やむなし」は「他の選択肢がなく、そうするしかない」というニュアンスがあるので、これと反対の意味を持つ表現が「やむなし」の対義語・反対語となります。

「やむなし」の対義語・反対語は、「他に選択肢がある」といった表現が考えられます。「やむなし」の場合、対義語・反対語として一語の言葉を挙げることは難しいと言えます。一方で、「他に選択肢がある」のような表現であれば、「やむなし」と反対の意味を持つ言い回しとして考えることができます。

「やむなし」の敬語は?

「やむなし」の意味と使い方語源・類語・敬語・対義語・方言

「やむなし」の敬語表現には、「致し方ありません」「致し方ございません」といった表現があります。これらは「仕方がない」の敬語表現でもあります。「やむなし」だけでは敬語にならないので、敬語で表現したい場合は「致し方ありません」のような表現を使用しましょう。

「やむなし」に方言はある?

「やむなし」の意味と使い方語源・類語・敬語・対義語・方言

「やむなし」は「やむない」や「やむなく」と同様に、どの地域でも同じように使用されると言えます。そのため、どの方言でも「やむなし」のまま使用することができるでしょう。

「仕方がない」であれば、方言で「しゃーない」と表現する場合があります。一方で「やむなし」の場合、「中止もやむなし」のように使用されるので、ある程度堅い表現となります。新聞やニュース記事などの文章で使用されるため、方言の影響は少ないと言えるでしょう。

例文をおさえて具体的な使い方を知っておこう

「やむなし」の意味と使い方語源・類語・敬語・対義語・方言

今回は「やむなし」の意味や使い方、例文や語源、類語や対義語、敬語などをご紹介しました。「やむなし」は「やむを得ない」「仕方がない」という意味があります。「他の選択肢がなく、そうするしかない」というニュアンスで考えるとわかりやすいでしょう。

「やむなし」は、「中止もやむなし」などの表現をおさえておくと、イメージが浮かびやすいです。このような表現を例文からおさえ、具体的な使い方を知っておくことが大切です。

「やむなし」は新聞やニュース記事、ビジネスシーンなどで使用されます。「やむなし」の意味や使い方を知り、ビジネスシーンでぜひ活かしてみてください。

Related