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A5とB5の大きさ比較・A5とB5サイズ例|パソコン/手帳など

更新日:2024年03月03日

A5とB5の大きさ比較・A5とB5サイズの例についてです。どうしてもサイズの話になると、手帳やノートが中心の話が多くなりますが、ぱっと大きさの比較、どの程度違うのか、身近なものでなにがあるかがわかれば良い、といった方向けの内容です。

A5とB5の大きさ比較・A5とB5サイズ例

A5サイズやB5サイズは大きさや表示方法を示していますが、何が違うのか分からなくなることがあります。そこで、大きさを比較してまとめてみました。身近なものでイメージしやすいA5サイズやB5サイズ、これよりも大きいサイズや小さいサイズについて見ていきましょう。

A5とB5の比較

まず、前提として「A判規格」「B判規格」と呼ばれる大きさの規格があります。

A判規格は、国際規格にもなっており、元々は面積1平方メートルの「ルート長方形」をA0(841×1189mm)サイズと決められています。

B判規格は、面積1.5平方メートルの「ルート長方形」をB0(1030 x 1456mm)サイズと決められています。これは日本の美濃紙が元になっていて、現在では国内規格サイズとなっています。

大きさ

A判規格、B判規格ともに1/2サイズにしたものをそれぞれA1、B1サイズとしています。以降1/2の大きさにする度にA2、A3、A4、A5……と続きます。
結果として、A判とB判ではあとに付く数字が同じ場合、B判規格のほうが大きいサイズになります。

ちなみにサイズとしてはA5(148×210mm)、B5(182×257mm)となっており、おおよそ長編で5センチ近く長さが違います。

倍率

昔はコピー機で、A判をB判用紙に印刷したい時は倍率指定をしてコピーしていました。今はコピー機が優秀なので、サイズを指定するだけで勝手に倍率の調整もしてくれます。

倍率で表示するとA5からB5サイズへの倍率は122.4%、B5からA5サイズへの倍率は81.7%となります。
※コピー機等の余白設定などで微調整が必要な場合もあります

それぞれ、1/2にしたものが次の数字になりますので、ある程度の法則を元に倍率は変動していきます。

A5とB5のノート・ファイル

A5サイズ、B5サイズのノートやファイル、どちらも文房具の取扱があれば、どこへ行っても手に入ります。ただし、B5サイズのほうが国内規格だけあり、取扱店は豊富といえます。
さてこの2つ、当然B5サイズの方が大きいのですが、どちらが良いかについては個人の好みによります。

A判は国際規格なので、お仕事や学校関係、行政等でも申請書や通知書などはA4サイズで作成されます。一般的に普及される書式を半分に折るだけで同様のサイズになるので、あらゆるシーンにおいてA5サイズは便利です。持ち運びもしやすいため、このサイズの手帳やノートはとても多く販売されています。またスキャンして取り込む場合でも、A5サイズであれば2枚でちょうどa4サイズなので、データ化するときも都合が良いです。

対してB判規格は国内規格になりますが、A5サイズよりも少し大きいため、大きめのノートを使いたい方や学校関係の配布物でも使用されることがあります。しかし、一般的に普及されている書式はほとんどA判規格なので、そういった意味では若干使用しづらい点はあります。だからといって、B5サイズだから駄目で、スキャンして取り込めないわけでもありません。国内規格なのでどこへ言っても手に入ることがB5サイズのメリットの1つと言えます。

A5とB5サイズのもの

サイズを比較しやすい代表的なものとして、ノートや手帳が思い浮かびます。
A5サイズは片手で持ちやすく、重さもそこまで気にならないので使いやすく、B5サイズはそれよりも少し大きいので片手で持つにはやや不便ですが、紙面が広く、しっかり記入したい場合には有効です。

他に比較の容易なA5、B5サイズのものとして、iPadがあり、携帯ショップに行けばどこにでも置いてあります。代表的なiPadは9.7インチとよばれるサイズ(iPad、iPad Air、最新版iPadProなど)で、これがB5サイズに近く、少し小さめのiPad miniは、7.9インチサイズで、A5サイズに近いです。

インチが同じぐらいのタブレットであれば、同じように比較できます。また今ではノートパソコンなども大きさの比較としてA判、B判規格で案内が出ていることがあります。ノートパソコン、手帳については後述します。

パソコン

いわゆるノートパソコンで、職場で使うにも、移動時に使用するにも、都合の良いパソコンです。最近では一般家庭での利用も増えてきています。

このノートパソコンも、A4サイズやB4サイズ、A5サイズやB5サイズと呼ばれる規格に近いサイズがあり、パソコン売り場では普通にA4サイズ、B4サイズと書かれている事を見かけます。
一般的に15インチ以上のサイズのノートパソコンはB4サイズで、頻繁に持ち歩くより、いくつかの箇所でのみ使用する場合におすすめされており、画面も大きく置型として使用することを想定しています。

11~13インチと呼ばれるサイズのノートPCは、B5~A4サイズに近い大きさのパソコンが多いです。これより小さい10インチ以下がA5サイズに近い大きさになります。小さい程持ち運びしやすいのですが、使用方法やどのように持ち歩くかによって、それぞれの使い勝手は様々です。

手帳

最近は色々な店舗で、色々な時期に手帳が購入できるようになっています。
この手帳にも様々なサイズがありますが、いわゆるシステム手帳では大きいサイズとしてA5サイズがあります。また糸とじ手帳でもA5、あるいはB6のサイズが多く売り場に整列されています。

手帳に記入する欄がたくさん欲しい人は大きめのサイズを選びますが、持ち運びも考えるとなかなか頭を悩ませてしまいます。

一般的なメリットとしては
・A5サイズ:軽くて持ち運びしやすく、一般的な書類がA4サイズといわれているので何をするにも都合が良い
・B5サイズ:ある程度の紙面が確保でき、どこでも手に入る

と、事務所などであればB5サイズのほうが使いやすく、営業職ではA5サイズのほうが使いやすいメリットが見受けられます。しかし、手帳のB5サイズはあまり見かけない上に持ち運びするような感じはしないので、デスクワークの方でも手帳についてはA5サイズまでにしておいたほうが都合が良いと思います。

次のページ:A5とB5サイズのノート・手帳のメリット・デメリットまとめ

初回公開日:2017年07月19日

記載されている内容は2017年07月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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