ビジネスでオッケーですは大丈夫?敬語で伝えたい場合|日本語に言い換え

ビジネスマナー

「オッケーです」と答えて取引先から引かれた、上司から注意された、という経験をしたことはありませんか?なぜ「オッケーです」という表現はビジネス用語としては不適切なのか、どういう表現なら良いのか、仕事で使える言葉づかいを紹介していきます。

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オッケーポーズをとる男性

ビジネスシーンで上司や取引先につい「オッケーです」と答えてしまったことはありませんか?

ビジネスでオッケーですは大丈夫?

社会人になり、会社勤めにも慣れてきた頃、職場の上司から仕事を頼まれて元気よく「オッケーです」と答えた時に、「いつまで学生気分でいるんだ!!」と叱られたことはありませんか? 基本的に「オッケーです」という表現は、日本では「若者言葉」の意味合いが強く、友達同士やプライベートで使う分には問題ありませんが、ビジネスシーンでの使用は控えたほうが無難です。

「オッケーです」とは?

そもそも「オッケーです」のオッケーとはどのような意味があるのかを考えてみましょう。

「OK」とは 〈物事が〉満足のいく, 結構[順調]で, いい, 問題ない;(謝罪・謝礼に対して)何でもない, 構わない

つまり「オッケーです」と答えることは、職場で上司に何か仕事を頼まれたときに「構わないです」と答えていることと同じ意味合いになります。そのため、例えば 上司「この○○を頼んだよ」 部下「構わないです」 というやり取りになり、あまり好感を持てません。このように日本語で表現すると、上からものを言っているように感じられてしまい敬語としては不適切と言えます。

「オッケーです」は和製英語?

また、日常、プライベートや友人同士の会話の中では使いやすく、了承を表す「OK」を頻繁に使う方も多いでしょう。しかし、職場に行ったからと言ってすぐに言葉遣いを変えることはなかなか難しいことです。まして日本語における「敬語」は非常に難しく多岐に渡っているため、使いこなすのは至難の業です。つい上司や取引先にも「OK」を使いたくなりますが、さすがに敬語としては認識されないために「オッケーです」と「です」をつけることで「この表現は敬語なんだ」という「当て字」に近い役割を果たし、正当化しているのです。つまり「和製英語」のような、日本だけで通じる、本来外国では使われていない表現が生まれてしまったのではないでしょうか。

「オッケーです」を敬語で伝えたい場合

「オッケーです」は基本的に「了承」を表す表現です。では、「オッケーです」を敬語で伝えたい場合、どのような表現があるのか考えてみましょう。

その1 「承知致しました」

ビジネスシーンで大変よく使用されている表現です。「承知」の「承」は「うけたまわる」という非常に丁寧な敬語の意味合いがあります。ただし、全体的に仲の良い職場などで使用すると、少し「堅苦しい」と受け取られてしまったり、「他人行儀」に感じられてしまったりするかもしれません。むしろ「オッケーです」の方がよいと言われるかもしれません。 また、メールなどでのやり取りの中で「承知致しました」という表現を頻繁に使うと、かなり丁寧な印象を与えますので、相手先によっては「付き合いづらい」と感じる方もいるかもしれません。しかし、目上の取引先、一見のお客様やクレーム処理等に対しては「承知致しました」が無難と言えるでしょう。

その2 「かしこまりました」

「かしこまりました」は基本的には先述の「承知致しました」と同じ意味合いです。そのため、ビジネスシーンではいずれを使用しても構わないのですが、どちらかというと「かしこまりました」の方がより丁寧な表現とされています。「かしこまりました」の「畏まる」はもともとは日本古来の謙譲の表現です。時代劇などでもおなじみのシーンで、お殿様(上司)から何かをもらったり命令を受けたりするとき、武士(部下)が「かしこまって候」などと言いますが、その「畏まる」姿が正座をして面を伏せ、深々とお辞儀する様子から、「かしこまりました」は目上の方や上司・取引先などによく使用される、とても低姿勢な、極めて丁寧な敬語であるとされています。 こちらも使う相手によっては「堅苦しい」という印象を与えてしまいますので、あまり多用はしない方がよいのですが、間違っても「オッケーです」と使ってはいけないような、職場や取引先の上位に位置する相手方(社長などの代表者等)には時と場合に応じてしっかりと使えるようにしておくとよいでしょう。

その3 「分かりました」

「オッケーです」の意味合いに一番近い表現が「分かりました」でしょう。初対面の目上の取引先の方などには少々軽い感じがするので先述の「承知致しました」や「かしこまりました」が妥当ですが、同じ職場の上司や先輩などに、会話の中で一番使う表現ではないかと思います。 しかし、メールなどのビジネス文書に記載する場合は「分かりました」と言う表現は避けた方が無難です。特に「分かる」は尊敬の語句も入っておらず、文書にしてしまうとあまり好ましくはないとされています。同様の意味合いで「了解」という言葉も「解」は「解ける」に通じるため、メールや文書にする場合はやはり「承知致しました」「かしこまりました」を使用するとよいでしょう。

会話表現の中の「オッケーです」

このようにいくつか表現を上げてみると分かるのですが、会話の中で使うには少し仰々しい表現と言うのもあります。職場の近しい上司に「かしこまりました」ばかり使うと人間関係もぎこちない空気が流れたり、どこかよそよそしい感じを受けてしまいます。だからと言ってどれほど近しい存在であったとしても、やはり「オッケーです」はビジネスシーンの中では好ましくない表現と言えるでしょう。 また文書での表現は丁寧な表現の方が一般的に使用されています。ビジネス文書は会社によっては形式を重んじる傾向が強い職場も多く、表現の1つ1つを丁寧に修正されたり指摘されたりします。了解する意を伝える場合は、初めから「承知致しました」「かしこまりました」などの表現を使う方が無難と言えます。 なお「オッケーです」については、ビジネスシーンや文書表現のいずれにおいても不適切です。ただ、現在ではあまり「若者言葉」というカテゴリーに分類しなくても良いくらいに私たちの社会に浸透してきておりますので、特別年齢にこだわらず、友人知人等の近しい関係の時やプライベートで使用して、より親近感を与える「近さ」を演出するのも良いのではないでしょうか。

オッケーですを日本語に言い換えた場合

「オッケーです」を日本語に言い換えると、先述のようにたくさんの意味合いがあり、そのどれもがビジネスシーンにはそぐわない印象を受けます。では、どのような状況のときにどのような意味合いで「オッケーです」と使うのか、また使うことが出来るのかを考えてみましょう。 例えば何かを頼まれたとき、「オッケーです」と答えることができます。この意味合いは「分かりました」や「大丈夫です」のような「請負の了解」と言えます。また、飲食店などに誘われたときにも「オッケーです」と答えることが出来ます。この場合は「いいですね」や「行きます」の意味を含む「勧誘に対する同意」と言えるでしょう。その他、準備が出来たときや作業を終えたときにも「オッケーです」と使います。これは「終了を表す意思表示(合図)」でもあります。さらに依頼した仕事を受け取り、その内容に満足した時にも「オッケーです」を使うことができます。 このように、「オッケーです」の一言で様々な用途に使えることが分かります。とても便利な言葉であるのですが、便利ゆえについ口に出しやすい言葉でもあります。学生の頃やプライベートでしたら、それほど気にせず使うことが出来る言葉も、時と場所が変わると違和感が生じたり不適切であると眉をひそめられたりすることもありますので、ビジネスシーンでは注意が必要です。

言葉遣いも適材適所!

言葉は人が口に出すものですので、一度出してしまえば取り消すことが難しいものでもあります。ましてビジネスの中で使う言葉は相手に合わせて使わないといけませんのでなかなか難しいものです。しかし、だからといって「オッケーです」と言ってしまったからといって、致命的な失敗になるわけでもありません。もし失敗したと感じるようでしたら、次は適切な表現で会話ができるよう、普段から「言葉遣い」について意識するとよいでしょう。

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