「ご査収」の正しい使い方と例文|ご査収ください/ご査収願いします

ビジネススキル

添付ファイルがついたビジネスメールの「締めの定型文」としてよく使われる「ご査収」。正しい用例・類語との上手な使い分け方など「ご査収」に関し紹介しています。「ご査収ください」「ご査収願いします」「ご査収くださいますよう」などの例文も含めました。

更新日時:

「ご査収」の正しい使い方・例文

ビジネス定型文から「ご査収」を探索

ファイルが添付されたビジネスメールの「締めの定型文」の中でよく使われる「ご査収」ですが、ここで、正しい用例・類語との上手な使い分け方など、「ご査収」に関しさまざまな視点からご紹介します。 インターネットが普及して、ビジネス上のコミュニケーションがメールやSNS、メッセンジャーアプリでも行われるようになりました。ただしインターネット普及以前の書類送付といえば、郵送とFAXでしたので、それらには「送り状」「送付状」「送信状」などと呼ばれるビジネステンプレート(雛型)がいまでも存在しています。このビジネステンプレートを改めて確認することで、まずは「ご査収」の活用法の紹介をはじめます。 FAX送信状といえば、こんな記載内容が多くなっていて「ご査収」の典型例といったも過言ではありません。 ---- FAX送付のご案内 送信日:◎年◎月◎日 送信枚数(この用紙を含む):◎枚 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 下記の書類をお送りします。ご査収の程、よろしくお願い申し上げます。 ----

FAX送信状からの「ご査収」アプローチ

トピック1001092/要素1069053

いま紹介したような、FAX送信状での「ご査収」の典型例に加え、FAX送付状のテンプレートには、頻度高く使われる定型文がチェックボックス付きでいくつか用意されていて、FAX送信の要件に合わせ、適当な箇所にチェックをいれるだけで送付状になってしまうというパターンのものも存在します。ビジネス上の文書(書類)送信業務の作業簡素化がはかられている訳です。 ここでは、それらのチェックボックス付き定型文を紹介します。 ---- 「□ご査収ください。」又は「□ご確認ください。」 「□ 至急!」 「□ 折り返しご連絡ください」 「□ 回覧」 ---- などがあります。 ビジネスの書類送付業務上は「ご査収」「ご確認」「回覧」あたりを適確に使い分けられれば、エキスパートともいえる状況だということがお分かりいただけるかと思います。

辞書・類語からの「ご査収」アプローチ

トピック1001092/要素1069030

デジタル大辞泉で調べると、「査収」は、 [名](スル)金銭・物品・書類などを、よく調べて受け取ること。例「どうぞ御―下さい」 とされています また、多くの辞書では、「査収」の類語・同義語として、 ●確認・検収・確認の上受け取る・閲(えっ)する・拝見・受け取る・領収・受領・収受・接受・受理・受納 などがあげられています。 辞書で調べると、金銭や物品の受け取りにも「査収」という言葉が使用できるとの記載があるため、なんとも解釈が難しくなってしまいます。しかし、先にあげた「ビジネスでの書類送付における象徴的な用例」からすると、「査収」とは、「ビジネス文書の内容をよく確認の上、受け取ること」として活用するのが一般的であり、内容としても相手に伝わりやすい上手な使い方といえるでしょう。 「領収書」の存在からもわかるとおり、金銭の受け取りには「領収」を使えばいいですし、また、宅配便などの受け取り時に押すのは「受領印」であることからも、物品の受け取りには「受領」を使用するのが無難といえます。 「『査収』には『受け取る』との意が含まれる」ことから、受け取る意味が含まれない「回覧」「確認」などとの使い分け基準も明確になります。

ここまでみてくると、ビジネスでの書類送付における典型的な定型文「査収」の類語・同義語の中で、使い方を考慮すべきは、「検収」に絞られてきました。 「査収」の「査」と、「検収」の「検」。検査という熟語もあるように、「査」も「検」もどちらも、「よく確認する」「調べる」といった意味があり、使い分け方を悩むところです。 しかし、「査収」は「ご査収」という丁寧な使われ方が通常ともいえるのに対し、「検収」には「ご検収」という使われ方はまずありません。「検収」は、「納品された内容(物品やサービス)が発注のとおりか、発注側の責において確認する」という受発注業務におけるビジネスプロセス名の意が強いことがわかります。 これに対し「査収」とは、契約書・見積書・請求書・企画提案書などに代表される(発行側がよく記載内容を確認してもらいたく思う)「ビジネス文書」の内容を、よく確認の上 受け取るとの意味です。「査収」と「検収」はともに、よく調べて受けとる意味の言葉とはいっても、その対象(内容)には大きな違いがあることが確認できます。

「ご査収」の正しい使い方・例文とNG例

「ご査収」の誤った使い方とは

トピック1001092/要素1069054

ここで、いくつか「ご査収」の間違えやすい用例を挙げます。 まずは、親しい友だちや家族への連絡には、「(ご)査収」はあまりふさわしくありません。丁寧な言い方としても「よく確認の上、お受け取りください。」で十分と言えます。 また、たとえビジネス文書であっても、すでによく確認・共有されている文書のちょっとした修正などの提示の場合は、「ご査収」を使うのはあまり上手な用例とはいえません。すでに共有済みのスケジュールや送付済の契約書の最終版など改めて送る場合には、「(改めて)ご確認ください。」で十分な場合もありますのでご注意ください。 また、メールでの「ご査収」の活用では、「内容をよく確認の上 受け取って欲しい ビジネス文書のファイル“添付”が前提」であるといっても過言ではありません。文書の添付ファイルがない場合には、「ご査収」は決して使わないように心掛けてみてください。

例文:「ご査収ください」

<手紙に同封される 送付状 の例文> 「さて、下記の書類を同封いたします。よろしくご査収ください。」 <FAX送付状の例文> 「下記の書類をお送りします。ご査収くださいますようお願い申し上げます。」 <文書添付メールでの例文> 「さて、添付ファイルにて、今回のプロジェクトの企画書を送付いたします。ご査収くださいますようよろしくお願い申し上げます。」 「いつもお世話になっております。来週の会議用の資料を添付いたしましたので、ご査収くださいませ。」 「本件の契約書案(第一稿)をお送りします。まだ協議が必要な箇所も残っていますが、次回交渉のたたき台となりますので、ご査収くださいますようお願いいたします。」

例文:「ご査収願いします」

<手紙に同封される 送付状の例文> 「さて、下記の書類を同封いたします。よろしくご査収(の程)(お)願いします。」 <FAX送付状の例文> 「下記の書類をお送りします。ご査収(の程)(お)願い申し上げます。」 <文書添付メールでの例文> 「さて、添付ファイルにて、今回のプロジェクトの企画書を送付いたします。よろしくご査収(の程)(お)願い申し上げます。」 「本件の契約書案(第一稿)をお送りします。まだ協議が必要な個所も残っていますが、次回交渉のたたき台となりますので、ご査収(の程)(お)願い申しあげます。」

例文:「ご査収くださいますよう」

トピック1001092/要素1069056

<手紙に同封される送付状の例文> 「さて、下記の書類を同封いたします。ご査収くださいますようお願いします。」 <FAX送付状の例文> 「下記の書類をお送りします。ご査収くださいますようお願い申し上げます。」 <文書添付メールでの例文> 「さて、標記の件、書類を添付いたします。ご査収くださいますようお願いします。」 「さて、添付ファイルにて、今回のプロジェクトの企画書を送付いたします。ご査収くださいますようお願い申し上げます。」

これでビジネス文書送信業務のエキスパート!?

いかがでしたでしょうか? 「査収」とは、「そのビジネス文書の内容を、よく確認して受け取ること」です。 「ご査収ください。」「ご査収願いします。」「ご査収くださいますよう」は、そのビジネス文書の「内容をよく確認の上 受け取っていただくこと」として活用していきましょう。

あなたの年収、適切ですか?

「こんなに働いているのに、なんでこんなにお金がないんだろう。。。」 そんなことを考えてしまう方もいらっしゃると思います。 実はその悩み、転職すれば解決できるって知ってましたか? 転職をすると今の年収よりも平均15%アップするというデータもあります。 また転職エージェントを使うと、専属のアドバイザーが年収の交渉もしてくれるので、あなたのスキルにあった年収を手に入れることができます。 転職エージェントの比較記事もあるので、合わせて読んで見てください。

Related tag関連タグ

アクセスランキング

キャリアコンシェルジュ

キャリアコンシェルジュ

《最大6つの質問で診断完了!》
Facebook Messenger
経由で
あなたにマッチした転職を診断します。

今スグ診断(無料)
キャリアコンシェルジュ

キャリアコンシェルジュ

《最大6つの質問で診断完了!》
Facebook Messenger
経由で
あなたにマッチした転職を診断します。

今スグ診断(無料)