フリーランスのPHPエンジニアの仕事内容とは?求められるスキルについても解説
更新日:2024年10月18日
ここからは、フリーランスのPHPエンジニアとして活動していくために身につけるべきスキルを4つ紹介します。フリーランスは自分で仕事を獲得する必要があるため、それぞれのスキルに磨きをかけることで、受注できる仕事の幅も広がるでしょう。
PHPの基本的なスキル
当たり前のことではありますが、PHPエンジニアとして働くにはPHPのスキルが必須となります。基本文法を理解するだけでなく、自力でWebアプリケーションを作れるようになると、案件を獲得しやすくなるでしょう。
また、オブジェクト指向でプログラムを記述できるようになると、効率的に開発できるだけでなく改修もしやすくなります。理解に時間がかかりますが、オブジェクト指向はPHPエンジニアとして活躍するために欠かせない考え方となるため、習得すると良いでしょう。
フロント技術も扱えるスキル
PHPはバックエンドの開発で利用される言語ですが、ホームページ制作の案件ではフロントエンドも任されるケースもあるため、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語も扱える必要があります。
さらに、OSのLinuxやWebサーバーソフトのApache、データベース管理システムのMySQLといった、Webアプリケーション開発全般のスキルを身につけておくことも大切です。
WordPressに関する知識
CMSと呼ばれるWebサイトを簡単に構築・管理・更新できるシステムがありますが、このCMSの中で高いシェアを誇るのがWordPressとなります。
WordPressはPHPで開発されているため、PHPエンジニアであれば細かいリクエストに合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。こういった内容の案件を受注するためにも、WordPressに関する知識は身につけておくべきでしょう。
ソースコードに関するスキル
フリーランスのPHPエンジニアに限ったことではありませんが、読み手にとって理解しやすいソースコードを記述するスキルも重要です。
可読性が低いコードの場合、後になって自分で見返したり他の人が読んだりしたときに、意図を理解するのに時間を要してしまいます。
エンジニアとしての価値を上げるためにも、適切な変数名をつけたり簡潔にコメントを書いたりするなど、読み手を意識してコードを記述しましょう。
フリーランスのPHPエンジニアの平均年収
経験年数やスキル、地域などによって大きく異なりますが、フリーランスのPHPエンジニアの平均年収は850万円程度です。
PythonやGoと比べると低めではありますが、PHPは案件数が圧倒的に多く、継続的に安定した収入を得られるのが強みと言えるでしょう。
高報酬の案件は、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーといったポジションに就くことが求められる傾向にあります。
PHP案件・求人動向は?
PHPはWeb開発で使用される言語の中で高いシェアを誇り、PHPで開発された既存のサービスも多くあるため、新規開発や改修の案件・求人数は今後も安定していると言えるでしょう。
ただ、最近はWeb開発にPythonを使用するケースが増えてきているため、それに伴いPHPの案件・求人数が減る可能性はあります。
フルリモートの案件数に関してはあまり多くはないのが現状ですが、リモートワークが普及した影響で、週2日出社やミーティングのみ出社といった案件は増加傾向にあります。
フリーランスでPHP案件を探す方法
ここからは、フリーランスのPHPエンジニアが案件を獲得する方法を4つ紹介します。それぞれで特徴が異なるため、自分のスキルや働き方に合わせて検討してみてください。
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングとは、企業が業務を不特定多数の人に発注する業務形態のことです。案件の種類は豊富で、受注者が案件に提案する仕組みとなっているため、自分のスキルに合わせて仕事を選べます。
ただ、クラウドソーシングは手軽に利用できる分、全体的に単価の低い案件や単発の案件が多いため、収入が不安定になりやすいというデメリットがあります。また、報酬額の20%程度が手数料として引かれてしまう点にも注意が必要です。
初回公開日:2022年07月05日
記載されている内容は2022年07月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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