警察官の志望動機の書き方と例文｜憧れを志望動機にする場合の注意点

警察官への憧れや小さい頃の夢など、警察官への志望動機は様々あります。警察官の採用面接や書類選考では、ほぼ確実に「警察官への志望動機」が問われます。そこで、わかりやすい志望動機を例文をもとに紹介します。

警察官は、市民の生活の安全は勿論、市民の命や財産などを守るべく活動する公務員です。テレビなどで特番が組まれることも多いため、それをきっかけとして警察官に興味があるという方も多いです。ただ、テレビ番組というのは、事実を全て伝えているというわけではありませんので、どの情報が正しいのかという点を自分で見極め、調べる必要があります。

日本の警察官は、大きく分けると「警察庁」と「都道府県警察」に分類されます。
「警察庁」は、国に関する公安、警察全体の調整などをおこない、国家公務員試験に合格した人の中から採用されることになっています。「都道府県警察」は、各都道府県が管理している警察となっていて、その地域内で起きた事件に対応していきます。

都道府県警察には、いくつかの部門が設けられています。
○地域警察部門・生活安全部門・交通部門・警備部門・総務・刑事部門などが設けられていますがその中でも各課にわかれています。
○警務課・留置管理課・会計課・生活安全課・地域課・刑事第一課・刑事第二課・組織防犯対策課・交通課・警備課です。

というように、同じ都道府県警察でもいくつかの部門や各課に分けられているということです。社会では様々な事件・事故が発生しています。警察官は被害者を増やさない為に予防活動もしています。パトカー警ら活動では、交通事故につながりそうな車両がないか、明らかに挙動不審な人物がいないか等に目を光らせています。日本の安全と市民の治安を守りながら日々、与えられた職務を執行しているのが警察官です。

警察官を志望する理由として、「正義への情熱」、「責任感」、「安全・安心への熱意」を志としてしっかり持っていないといけません。警察官の志望動機は最も重要で、志望動機は面接の際に必ず聞かれます。警察官になりたいと思っている人は、今までの自分の実体験を織り交ぜて志望動機を考え、伝えます。

全ての警察官は、平和な日常を守り、国民の治安を維持するために日々奮闘しています。警察官は、誰よりも正義感を持って悪と戦い、国民の安全と安心を守りたいという、強い意志を持っていなければなりません。志望動機の書き方としては、自身の強い意志を書きあらわすことが大切です。それでは、例文を紹介していきます。

《志望動機の例文》
私は、困っている人を助け、人の役に立ちたいという思いから警察官という職業に就くことを決意しました。警察官の方々が日々発生する事件に真摯に取り組んでいる姿勢に感銘し、自身の持っている正義感と熱意を生かせる仕事は警察官だと思い志望しました、また、小学校から大学までの16年間剣道をしており、そこで得た精神力や体力を活かし、生まれ育った□□県の治安を守り、地域の人々の暮らしに貢献していきたいと考えております。

《志望動機の例文》

実際、ここ最近は女性警察官の採用人数も増えていることが特徴です。犯罪を起こすのは、男性だけではありません。女性被害者や被疑者からの事情聴取は、女性警察官の方がうまくいくケースもあります。性犯罪やドメスティクバイオレンスなどの分野では、女性警察官の能力・特性が発揮できる場面も多くあります。女性の警察官が増えるにつれ、県警察の本部長や警察署長など、女性警察官の幹部登用も進んでいます。現在は、女性の視点を反映した警察組織づくりも進んでおり、さらなる活躍が期待されています。

さらに女性被害者の増加、性犯罪の増加により、女性の能力が求められる機会が増加し、刑事課や生活安全課に配属される女性捜査員も増員されています。女性警察官の志望動機は、女性ならではの知識や技能、精神力や繊細さなどを織り交ぜて志望動機を考えます。

女性警察官の仕事のには、生活安全係としてストーカーやDVの対策や捜査、各種防犯対策などの業務があります。相談者から「安心して生活できるようになった」という喜びの声にやりがいを感じる仕事だと思います。相談者に寄り添って働くことができます。正義感を持って、安全と安心を守りたいという、意志を持った女性警察官の志望動機の書き方を紹介します。