「いらない」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日：2024年04月19日

あなたは、いらないという言葉を敬語で表現しないといけない場面に遭遇したことはありますか。いらないという言葉は、そのまま使えばマイナスな印象を与えかねません。ここでは、大事なシーンでいらないということを敬語で円満に表現できる方法をご紹介していきます。

ビジネスシーンにおいても、メールと同じように考えます。相手方は、あなたからいきなり「いらない」ということを「いりません」ときっぱり言われると大きく拒絶されてしまったという印象を抱く可能性もあります。

ビジネスシーンで取引先とやり取りする場合には、「ご遠慮します」やさらに丁寧な「ご遠慮申し上げます」などを使うことがおすすめです。この表現であれば、いらないという気持ちを柔らかい印象で伝えることが可能です。

「いらない」というこちらの主張をアピールしつつも、相手方のメンツも大事にした言い回しが理想的です。

「いらない」を敬語表現するときの例文をご紹介！

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ここでは、具体的なシーン別に「いらない」という思いを敬語表現で伝える例文をご紹介していきます。ぜひ、今後同じようなシチュエーションになった時の参考に利用してみましょう。「いらない」と表現する必要がある場合には、相手の立場に立った言い方がおすすめです。

返信がいらないということを表現したい場合

返信がいらないということを敬語で表現したい場合には、「返信はいりません」と書くときっぱり断られてしまったという印象を与えるので止めておきましょう。また、「返信不要」とのみ書くことは高圧的にみられる可能性が高いです。

返信がいらないことをアピールしたい場合には、丁寧な言葉遣いにします。「このメールへの返信は不要です。」や「メールへのご返信は結構です。」などがおすすめです。

重要な取引先や上司へは、「特別問題なければ、メールへの返信は結構です。なお不明な点があれば、お問い合わせください」などと付け加えておくとより丁寧です。

お金がいらないことを敬語で表現すると？

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物を販売している人は、お金を取らず無料でアイテムを配ったり、おまけを付けることによって今後の売り上げを期待するという人も多いでしょう。その際にお金やお代はいらないということを敬語表現で伝える際には、どう表現したらスマートかと悩む場合もあります。

「お金はいらない」ということを敬語で表現する場合には、「お代は結構です」などという表現がおすすめです。お金がいらないことは今回だけであるということを表現したい場合には、「今回は、お支払いは不要です」などと今回を付けておくと今後に繋がります。

心配はいらないということを敬語で表現するには？

ビジネスだけでなくプライベートでも、目上の人から必要以上に心配だ言われることもあるでしょう。そんな時は、「心配はいらない」と強く言うとお互いの関係にひびが入ってしまう可能性があります。

より丁寧な敬語表現で心配いらないことを伝えたい場合には、「ご心配なさらないでください」と表現することがおすすめです。敬語表現もしっかりできているので、あなたに任せても大丈夫という気持ちになってもらえるでしょう。

さらに強い気持ちで心配はいらないということを表現したい場合には、「ご心配なさる必要はありません。」という表現がおすすめです。強い気持ちが伝わってきますが、その分しっかりと成果を出す必要があります。

返事がいらないということを敬語で表現するには？

返事がいらないということを敬語で表現する場合は、基本的には返信不要と同じ言い方で大丈夫です。「返事は必要ございません」や「返事なさる必要はありません」など柔らかい言い方を心掛けましょう。

またビジネスのシーンなどでは、返事や返信がいらないと言っているのにも関わらず返信しないと失礼と考える人が多いです。自分が逆の立場になった場合を考えて、返事や返信があってもスマートに対応するようにしましょう。