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目上の人への労いの言葉のかけ方と例文|敬語/メール/ビジネス

更新日:2024年11月15日

「労いの言葉」をテーマにして、目上の人へ労いの言葉を掛ける際のポイントなどをご紹介しています。また、メールや大欲者、夫など、さまざまなシチュエーションや相手に労いの言葉を掛ける際のポイントや例文もまとめているので、参考にしてみて下さい。

何て言えば良い?いろいろな人への労いの言葉

部下や後輩の目線から見て、上司や先輩が頑張っている、努力していると感じた場合、何とかその気持ちを相手へと伝えたいと考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、自分よりも立場が上の相手に対して、どのように接すれば良いのか分からないという方も少なくないと予想できます。

また、上司以外にも、退職者や夫など、いろいろな人へ労いの言葉を伝えるべき機会もありますが、どのような言葉を掛ければ良いのか分からず、悩んでいる方もいらっしゃると予想できます。

今回は、上記のようなシチュエーションに注目して、「労いの言葉」をテーマにし、目上の人をはじめとするさまざまな人に対する労いの言葉や労いの言葉の掛け方などをご紹介していきます。

目上の人への労いの言葉のかけ方

メールでの労いの言葉の例文

続いて、メールで労いの言葉を掛ける場合、どのように表現するべきか考えていきます。メールで労いの言葉を掛ける場合は、メールの相手との関係性や立場によっても、適切な表現は変わってきます。

メールにおける労いの言葉も、オーソドックスなものは「お疲れ様です」「お疲れ様でした」などとなります。しかし、それ以外にも、労いの言葉や相手を労うテクニックは多数存在します。メールで相手を労うテクニックの1つとして、相手を褒めるテクニックが挙げられます。以下でご紹介する例文のように、相手のことを褒めることで、労いの言葉として受け取られる可能性があります。

・先程の〇〇さんのご対応は、大変勉強になりました。
・○○作業でご一緒させていただき、〇〇様のお仕事を間近で拝見することができ、大変勉強になりました。
など

敬語の労いの言葉の例文

上司などの目上の人に対する労いの言葉は、敬語へと言い換えた方がより丁寧になるケースもあります。そこで続いては、労いの言葉の敬語表現について考察していきます。

敬語として認識されるかどうかは微妙なところですが、上司などに言っても失礼ではない労いの言葉は、やはり「お疲れ様」などとなります。「お疲れ様」という言葉は、立場に関係なく使うことができる言葉だと言われています。しかし、中には「お疲れ様です」なども目上の人に対して使うのは失礼だという見解もあるため、使用する際は注意が必要な言葉でもあります。

また、目上の人の体調を気遣う言葉なども、労いの言葉と言えるでしょう。目上の人の体調や立場に関する労いの言葉を使った例文を、以下でご紹介していきます。

・寒い季節となりましたので、お身体くれぐれもお大事になさってください。
・ご家族のご体調が優れないとお聞きしました。ご心痛お察しいたします。
など

労いの言葉へのお礼の例文

ここまで、労いの言葉を掛ける立場の目線で、労いの言葉についてご紹介してきました。続いては、反対に労いの言葉を自分が掛けられた場合、どのように答えれば良いのか、例文を通してご紹介していきます。

目上の人から労いの言葉を掛けられた際、否定的な返事をするのは失礼な行為となります。以下のような言葉を使って、上手く返事をすることで、相手も「労って良かった」と思える可能性があります。

・恐縮です。
・恐れ入ります。
・もったいないお言葉です。
・そのようにおっしゃっていたただけて、光栄です。
など

退職者への労いの言葉の例文

共に仕事を頑張ってきた同僚や先輩、上司などが退職する際は、労いの言葉を掛けることが一般的だと言えます。そこで続いては、退職者への労いの言葉について考えていきましょう。

退職者への労いの言葉は、前向きなものや感謝の気持ちを示すものにするのが一般的です。印象的なエピソードがある場合は、そのことについても触れると良いでしょう。

・いつも○○さんの明るく前向きな姿に励まされてきました。
・○○の企画は、〇〇さんのご指導があったからこそ、成功させることができたと思っております。
など

女性への労いの言葉の掛け方

女性に対して労いの言葉を掛ける場合は、言葉の掛け方や話の内容などについて、よく考えることをします。女性が掛けられて特に嬉しいと感じるような言い方や言葉で労いの言葉を掛けるようにしましょう。

女性へ労いの言葉を掛ける際、容姿や服装については、触れないようにした方が良いでしょう。女性としても、仕事で評価されたいと思っている場合、容姿や服装について褒められると、自分の能力や仕事を正当に見てもらえていないと感じてしまう危険性があります。

いつも仕事を見ていることや、最近の女性の仕事で良かった点などを伝えるようにし、「いつも○○の仕事を頑張っていますね」「先日の資料、とても正確に作成されていて助かりました」といった形で労いの言葉を伝えると良いでしょう。

ビジネスでの労いの言葉の例文

労いの言葉を掛ける機会は、日常生活のさまざまなシーンにありますが、やはりビジネスシーンでは、他人を労う機会が多いと予想できます。そこで続いては、ビジネスシーンで他人を労う際に使える労いの言葉の例文をいくつかご紹介していきます。

・○○様のご協力により、先日のイベントでは予想以上の成果が見られました。心よりお礼を申し上げます。
・どうかご無理をされませんように。
・くれぐれも、お身体をお大事になさってくださいませ。
など

嬉しいと思われやすい労いの言葉の例文

せっかく労いの言葉を掛けるのですから、相手にも喜んでもらいたいと感じている方は、少なくないでしょう。そこで続いては、言われたら嬉しいと感じる人が多いと予想される労いの言葉について、例文を通して考察していきます。

一般的に、人は自分の活躍や働きを認められたり、他人が自分のことを心配してくれたりした際に嬉しいと感じるものだと考えられます。ですから、労いの言葉をかける際は、その人のことを真剣に思う気持ちや、その人の働きを素直に認める気持ちを伝えると良いと予想することができます。

・いつも真剣に業務と向き合っている○○さんの仕事ぶりは、大変勉強になります。
・以前○○さんから教えて頂いたことが、未だに忘れられません。
・お忙しい時期ですが、くれぐれもご無理はなさらないでくださいませ。
など

お客様への労いの言葉

労いの言葉は、社内の上司・部下だけでなく、時にはお客様に掛けるケースもあります。お客様に労いの言葉を掛けたい場合、どのように掛ければ良いのか見ていきましょう。

お客様を労う場合は、相手の苦労や働きに対して労うようにすると良いでしょう。しかし、あまりにも大袈裟であったり、相手にとって実感がないことであったりすると、労ってもあまり嬉しいと感じられない可能性があります。ですから、以下でご紹介する例文などをもとに、お客様の状況や状態に合わせて、よりお客様にフィットした労いの言葉を言えるようにしましょう。

・本日は、お足元が悪いなか起こしくださり、誠に有難うございました。
・本来であれば私からお伺いするべきところでしたが、この度はおいでいただき大変申し訳ございませんでした。
など

夫への労いの言葉の掛け方

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初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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