「悩む」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例・類語
更新日:2024年09月24日
「悩む」の敬語表現
「悩む」という言葉は普段どのように使っているでしょうか。言葉の表現にする場合相手には敬語を用いて失礼のないように伝えたいものです。そのためには単語自体の意味をよく知り正しく敬語に直して使う必要があります。
「悩む」という単語を敬語で使う場面としては何か難しい問題に直面した時やわからない時が出てきたときでしょうか。様々な場面で「悩む」という言葉を相手に伝えたい時が出てきます。
今回はそんな「悩む」についての敬語表現について悩んで考えてみましょう。正しい敬語表現で相手に良い印象で伝えるようにしましょう。
「悩む」の敬語での使い方
「悩む」という言葉の敬語を考える前に敬語を細かく知っておくことも大事になってきます。敬語には3種類あり、それぞれの場面や相手を考えベストな言葉を選んでこれからの関係をうまく築き上げていきたいところです。敬語を用いるに当たって1人で会話をすることはできません。
コミュニケーションを円滑にするためにも、敬語の種類から考えて相手に伝えることが大切となってきます。正しい言葉はすぐに身に付くわけではありません。それでも今のうちに覚えておき、正しい敬語を意識して使う事によって身に付き心構えももっと変わってくるものです。
敬語の種類
先程少し、敬語には3種類あるという事を述べました。悩むの敬語表現について述べるに当たって敬語3種類に従って「悩む」の敬語について紹介していきます。
まずは「丁寧語」についてです。丁寧語とは語尾を「ですます」とすることが特徴で、丁寧な言い方で相手に敬意を表すと言葉です。
2つめは「尊敬語」で相手の動作や持ち物など相手に関わる物事について述べる時に使用する敬語です。主語は相手となるように言い表します。
最後に謙譲語です。自分や自分の身内にまつわるものの動作や持ち物について述べるときに用い、主語が自分やその身内・自分の組織になります。
使い方
敬語について細かく述べましたのでその意味に当てはめて「悩む」をどのように使えるかを考えていきましょう。
丁寧語で言い表すならば「悩みます」が一番シンプルな丁寧語であると言えます。「悩んでいます」も現在進行形として表現できる丁寧語です。
尊敬語の場合は主語は相手となる為「お悩みになる」「悩まれる」という言い方が正しいです。この場合「お悩みになられる」は二重敬語となる為、適切な表現ではありません。
謙譲語の場合は「悩んでおります」と言うように自分や身内の状態を言い表すことができます。
メールでの使い方
メールにおいて相手に「悩む」という表現を使う場合はこちらが悩んでいる場合「時間がかかり相談したい」という旨で書く場合があったりで相手に時間がかかるという事を伝える物でもあります。
メールでは最初に挨拶と名乗りが大切です。その後に本題に入るものですが、自分が悩んでいるのであれば「大変申し訳ございません少々頭を抱えておりまして」などマイナスにとらわれる表現は避けた方が良い関係は築きやすいと言えます。
「悩む」を敬語表現するときの例文
ここまででどのように「悩む」を敬語表現に変換することができるかを考えてきました。敬語表現に分ける際も相手なのか自分なのか動詞であれば意味も捉え方も変わって来てしまいます。
場面でも言い方ひとつで失礼に聞こえてしまったり何に対してなのかわからなくなってしまったりするものです。そこで場面別にどのように「悩む」を敬語表現できるか考えていきます。
結婚
結婚式に呼ばれた場合、予定を合わせる努力をしようにもいけるかまだわからない時は出てきてしまうものです。それでも相手は参加してくれるか否かを確認しなければ会場の為の人数調節も難しくなってきてしまうものです。
結婚式においては「列席」「参列」という言葉があります。どちらも「式や行事に参加する」と言う言葉の意味を持っていますが、列席と言う言葉は新郎新婦や親族・司会者さんなど主催者の方が使うものでゲスト側は「慶んで参列させて頂きます」と使います。しかし「参列」と言う言葉はお葬式でも使われるためゲスト側も「列席」を使う場合もあります。
そして本題の悩んでいる時の返答ですが、「悩んでいます」とストレートに言ってはマイナスなイメージになってしまい失礼です。そこで曖昧表現ですが「出席」という言葉があります。行けない時は「出席することができません」と言えば良いだけで「悩みましたが」と言う必要もありません。
仕事
仕事の場面で悩むという言葉をストレートに言う事は先方の方にも失礼にとらわれてしまうので言い方を変えると良いでしょう。「判断に苦しみましたが」や「考慮する時間がかかってしまいましたが」と言い換えることが望ましいでしょう。
子供など
初回公開日:2018年02月09日
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