スイスに移住する方法は?メリットとデメリットについても紹介
更新日:2024年10月01日
スイスでは、州ごとに教育制度が異なります。
義務教育の期間は州によっても違いますが、4歳から18歳までです。
公立の学校では学費・教材費が無料なので誰でも学ぶことが可能です。
また、日本のような受験制度はなく、成績のいい生徒のみが高校・大学に進学し、他の生徒は企業も協力している職業訓練学校に進学するのが一般的です。
公立学校とは違い、スイスの私立学校はとんでもなく学費が高いことでも有名ですが、ボーディングスクールが多く、質のいい教育を受けられると世界各国から訪れる人も多数です。
ヨーロッパ旅行をしやすい
スイスは隣国にドイツ・フランス・イタリアなどがあり、すべての国と陸続きで繋がっているので、気軽に鉄道でヨーロッパ旅行が楽しめます。
フランス・イタリアへはおおよそ3時間ほどで行けるようです。その他、オーストリア・チェコ・スペインなども近いので、気軽にヨーロッパ旅行の計画が立てられそうです。
これも、スイスに移住するメリットの一つでしょう。
職業訓練校と給料の高さ
スイスの職業訓練校は、中学2年生ごろから進路選択の一つとして案内されるようになります。
職業訓練の職種は様々ですが、職種によっては週の3~4日は職場で働き、週の1~2日は専門学校で学んで実践に活かせるように教育を行うなど、とても充実しています。
スイスは物価が高いのでその分お給料も高くなるのですが、定職につかなければお給料ももらえず、生活が困難になります。
なので、職業訓練学校で専門知識を身に着ければ、高学歴でなくても就職先が見つかり、お給料もきちんともらえ、生活できるようになるので安心です。
清潔感のある街並み
スイスの街並みはとてもきれいです。
スイス人は美意識が高いといわれており、街中にゴミが落ちていることがほとんどありません。
電車内やレストランなどでも、各席にゴミ箱が設置されており、街中でもワンちゃんのお散歩中に出たごみを入れる専用boxまであります。
生活ごみも人目に付きにくい路地裏にゴミステーションを配置するなど、景観を損ねないような配慮がたくさんされています。
人種・国籍がインターナショナル
スイスは、歴史的に移民が多い国だったので、人種や、国籍がインターナショナルです。特に、フランス、ドイツ、イタリア、ポルトガルなど、ヨーロッパ出身の在住者が多いですが、アジア、アメリカ、アフリカの在住者も多数います。
また、教育環境が充実しているので、他国からの留学生なども多くいます。
学校や職場などで、いろいろな国の人と出会うことができるでしょう。
スイス移住をして感じたデメリット
今まではスイスに移住した際のメリットについて紹介してきましたが、デメリットもあります。
デメリットを理解したうえで移住しなければ、結局しんどくなるのは自分自身です。
ここでは、スイスに移住した際のデメリットについて紹介していきます。
言葉の壁
何度もお伝えしているように、スイスの公用語は、ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語の4か国語です。地域によって話す言語が違うため、共通語がありません。
特にドイツ語はスイス特有のドイツ語なので、独特な訛りがあり、習得するのがとても難しいです。このように、言葉の壁をなかなか越えられないことはデメリットといえるでしょう。
初回公開日:2022年07月11日
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