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フリーランスエンジニアの労働時間の平均は?時間管理の注意点も解説

更新日:2024年10月18日

フリーランスエンジニアはどれぐらい働いているか知りたい人も多いでしょう。本記事では、フリーランスエンジニアの平均労働時間や時間管理の注意点を解説します。本記事を参考にして効率良く仕事を進められるフリーランスエンジニアになりましょう。

フルタイムで働くエンジニアの労働時間は月にどれくらい?

労働調査協議会の『ITエンジニアの労働実態調査』からみるITエンジニアの労働と課題によると、2018年のITエンジニアの平均労働時間は年に1,981時間でした。

単純計算をすると、月に165時間程度働いていることになります。

出典:「ITエンジニアの労働実態調査」からみるITエンジニアの労働と課題|労働調査協議会
参照:https://www.rochokyo.gr.jp/articles/2103.pdf

フリーランスエンジニアは月に何時間くらい働いている?

基本的にフリーランスエンジニアは個人のスキルや環境、経済状況などによって労働時間や勤務形態が異なります。その人が重要視する要素によっても変わるでしょう。

収入面を重視する場合は一般の会社員同様にフルタイムで働く人もあれば、希少価値のあるスキルがあったり育児や家事と両立したりするために週2、3日程度の副業ベースで取り組む人もいます。

また、企業に常駐する場合と在宅で働く場合、時間単価で契約をする場合と納品ごとに報酬を得る場合など、雇用形態や契約形態はさまざまです。

ここからは、フリーランスエンジニアの労働時間を「常駐型」と「在宅型」に分けて見ていきましょう。

クライアント企業に常駐する場合

企業のオフィスに常駐して働くフリーランスエンジニアの労働時間や休日は、基本的にその企業の規定に沿っています。そのため、一般的な会社員と同様平日フルタイムの働き方をすることがほとんどです。

単純計算をすると1日8時間で月20日間勤務すると、160時間程度の労働時間となります。

在宅で仕事をする場合

在宅で働くフリーランスエンジニアの労働時間は個人の状況によって大きな差があります。平均的には1日6~8時間、月の労働時間は130時間程度でしょう。

しかし、スキルが高く報酬が高い場合は労働時間が月に30~50時間という人もいれば、複数の案件をかけ持ちして1日10時間以上、月に250時間以上働く人もいます。

また、副業としてフリーランスエンジニアをしている人は週2~3日程度、または1日2~3時間程度の実働時間の場合もあるでしょう。

在宅と常駐の兼業をする場合

フリーランスエンジニアの中には週に2~4日間はクライアントの企業に常駐し、残りは在宅でできる案件をこなす人もいます。このようなフリーランスエンジニアの平均的な月の労働時間は120~150時間程度です。

在宅と常駐の兼業エンジニアのメリットは、常駐型のクライアント企業からの安定した固定収入と、在宅型のフレキシブルに働ける雇用形態という両者の利点を享受できる点です。

会社員エンジニアとの働き方の比較

自分で労働時間をコントロールしやすいため、フリーランスエンジニアを選択する人も多いでしょう。会社員エンジニアとの働き方の違いを理解したうえで、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。

ここでは、会社員エンジニアとの労働時間に関わる働き方の特徴を比較してみましょう。

フリーランスエンジニアは契約の時間内で働く

企業に常駐するフリーランスエンジニアは、事前に契約した既定範囲内の労働時間と内容で働くため、契約外の残業や無償労働などは発生しません。

一方、会社員エンジニアは自分で仕事量や労働時間などをコントロールできません。ときには、納期や予想外のトラブルに追われて残業を強いられたり、給与に見合わない仕事量を任されることもあるでしょう。

時短勤務を選ぶこともできる

フリーランスエンジニアのメリットは会社員エンジニアよりもフレキシブルな労働環境を構築できることですが、常駐型のフリーランスエンジニアはそのメリットが享受しづらい側面があります。

しかし、常駐型の案件でも企業によっては週2〜3日の勤務やリモートワークが許可されているケースもあります。

このような案件やクライアント企業は人気が高いため高度なスキルが要求されますが、数ある案件の中には常駐型のデメリットをカバーできる案件がみつかることもあるでしょう。

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初回公開日:2022年07月01日

記載されている内容は2022年07月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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