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いかがいたしましょうかの意味と使い方|上司に使う場合・敬語として使う場合

更新日:2022年07月08日

ビジネスシーンでもよく登場する「いかがいたしましょうか」ですが、「いかがなさいますか」と混合されることも珍しくありません。では、「いかがいたしましょうか」はどのような敬語表現なのか?意味や使用場面などをお伝えしていますので、参考にして下さい。

いかがいたしましょうかの意味と使い方

なにをどうするのかを聞く時に使用される「いかがいたしましょうか」ですが、「いかが」と「いたしましょうか」に分けられ、それぞれで意味を持っています。

二つの意味が繋がった言葉がどうしましょうか?という意味で使われる「いかがいたしましょうか」になります。

「いかが」の意味は?

「いかが」は動詞の一種で、意見・様子・態度などを尋ねる時に用います。「いかがいたしましょうか」が「どうしましょうか」という意味であるように、「いかが」は「どう」の言葉と同義ですが、「どう」よりも畏まった印象が強い言葉になるため、畏まって言う必要がある場面や相手には「いかが」を用いて尋ねるとよいでしょう。

「いたしましょうか」の意味は?

「いかが」が「どう」であったことから予想されるように、「いたしましょうか」は「どうしますか」という意味があります。

「いたしましょうか」を漢字にすると「致しましょうか」となり、「致す」は「する」の謙譲語になるため、目上の人や謙遜した態度で接するべき相手に「どうしますか?」と聞く時は「いかがいたしましょうか」と尋ねることになります。

「いかがなさいますか」とは違うの?

「いかがいたしましょうか」と「いかがなさいますか」は、敬語表現においてよく間違われる部分です。「いかが」は、同じですが「いたしましょうか」と「なさいますか」という違いがあり、言い方として違うことは分かると思いますが、具体的にどのように違うのかについてはイマイチ分からない方もいることでしょう。

「いかがいたしましょうか」の「いたしましょう」は「致しましょう」であり、謙譲語であると言いましたが、「いかがなさいますか」の「なさいます」は「なさる」のことであり「なさる」は尊敬語になるため「いかがいたしましょう」と「いかがなさいますか」は使用する場面が異なります。

謙譲語は、目上の人に対して自分側のことを示す時に用いる敬語表現で、「いかがいたしましょうか」を使用する時は「自分側が何をしたら良いのかを尋ねる時」です。一方の尊敬語は目上の人のことを示す時に用いる敬語表現なので、「いかがなさいますか」の言葉を使用する時は「相手が何をしたのかを尋ねる時」です。

上司に使うのはOK?

「いかがいたしましょうか」は謙譲語になるため、上司に使う敬語表現としては適切です。しかし、これまでにも触れましたように「目上の人に対して自分が何をすれば良いのかを尋ねる時」に用います。間違っても、目上の人側がすることに対して何をしたいのかを尋ねる時に使用してはいけません。

「致す」は「する」と言いましたが、謙譲語なので「する」のは自分側です。「私は何をしたら良いのでしょうか」と目上の人に尋ねる言葉が「いかがいたしましょうか」です。「なさる」も「致す」同様に「する」のことですが、尊敬語であり、自分ではなく相手のことを表す言葉になるため「いかがなさいますか」は「あなたは何をするのですか」ということになります。

敬語として使いたい場面

「いかがいたしましょうか」は謙譲語なので、自分側が何かする必要があることに対して相手にどうしたら良いのかを尋ねる時に使用します。そのため、使用する相手は目上の人・上司・お客様・お世話になっている取引先の方などです。

上司との間では「どうしますか」といった言葉もごく一般的に使用されています。しかし、「いかがいたしましょうか」と言うことでビジネス感が増すでしょう。

また、会社によって堅い口調の方が良いのか親しみある口調の方が良いのかが異なるため、シーンに応じて使い分けることが適切です。

ただ、ビジネスに於いては上司には「どうしますか」でも問題ないとしても、お客様やお世話になっている取引先など会社以外の人には「いかがいたしましょうか」のように謙譲語で丁寧に接する方が好ましいとされています。

「いかがいたしましょうか」の使用場面例

・上司の指示で自分側が何かする必要がある時。

・サービスを提供する側で相手に求めるサービス内容を尋ねる時。

・ 相手がすることだが出来ないため、引き受けることを伝えたうえで何をするのか尋ねる時。

など、こちらが何かをするうえで、目上の人や顧客側の意見が必要になる時です。目上の人や顧客自身が何かをするのではなく、目上の人や顧客側の意見をもとにこちら側が何かする前提で尋ねる場面で「いかがいたしましょうか」を使用します。

「いかがなさいますか」の使用場面例

・上司がすることに対してどうするのかを尋ねる時。

・お客様が購入を検討している際に結果的に購入するのかしないのかを尋ねる時。

今回は「いかがいたしましょうか」をメインに説明していますが、間違われやすい「いかがなさいますか」と比較した方が「いかがいたしましょうか」の使い方は分かりやすいので「いかがなさいますか」の使用場面例も記載しました。参考にしてみてください。

ビジネスで使うシーン

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初回公開日:2017年08月16日

記載されている内容は2017年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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