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間違いも多い「出来る限り」の敬語表現・ビジネスにおける使い方と例

更新日:2024年10月07日

何かを急いでしてもらい時「できる限り○○して下さい」と使います。できる限りには、2つの意味があり、それぞれ使い方が違います。ビジネスメールで、できる限りを使う時の例文やできる限りに変わる類義語をご紹介します。しっかりマスターして日本語美人になりましょう。

○○株式会社○○部○○課
○○様

いつもお世話になっています。
○○株式会社の山田です。

先日の○○につきましてもう少し詳しく教えていただきたく存じます。
ご多忙中大変恐縮ですが、カタログを一緒にいただけるとありがたく存じます。
なお、申し訳ありませんが、できる限り早くご送付いただけると助かります。
何卒よろしくお願い致します。

〇〇株式会社
山田
電話03-000-0000
メールアドレス ----------

できる限り要望に応える例

○○株式会社○○部○○課
○○様

いつもお世話になっております。
株式会社○○の山田です。

この度はデザインの依頼をいただき、ありがとうございました。
○○のデザイン見積書を添付ファイルにて送ります。
見積書内容にご不明な点やご要望がありましたらお申し付けください。
できる限りご要望に添えるように努力いたします。

見積もり書のお返事は、〇年〇月〇日までにお返事いただければ幸いです。
ご検討の程よろしくお願い致します。

○○株式会社
山田
電話 03-000-0000
メールアドレス ------------

上司に「できる限り早く」を伝えるには

ビジネスで上司に物事を頼むことがあります。そのような時、正しい敬語が使えず気を悪くさせてしまうことがあります。上司は部下の言葉遣いに対して厳しいものです。

丁寧な敬語を使える部下は重宝されます。同じ仕事内容でも、綺麗な敬語を話せるかどうかで変わってきます。たかが敬語ですが、敬語は社会人にとってとても大切です。

上司に物事を頼むとき、なるべく早く返答が欲しい時があります。そのまま伝えて「なるべく早く返事をお願いします」と言われたらどうでしょう。なるべく早くとは上司に使いません。丁寧語ではないので不適切といえます。では、どのように使えば良いのか見ていきましょう。

上司に使う敬語とは何か?

ビジネスでは敬語の使い方に悩む時があります。敬語で苦労した人も多いでしょう。慌てている時やいきなり話を振られた時は、心の準備ができていないので、正しい敬語が使えずに失敗することもあります。

できる限り早くを伝えるために、「なるべく早くお願いします」と口が滑って後で後悔するケースもあります。上司を会話をする時は、上司をたてる気持ちで言葉を選んで話すと失敗が減ります。正しい敬語を使う事は、上司をたてる気持ちからきます。

相手に失礼のない表現方法

では、実際に敬語の無い「できる限り早く」を上司に伝えるにはどのようにしたら良いでしょうか。相手に失礼なく伝えられるのは「可能な限り早い対応をお願いします」がベストでしょう。この表現方法なら上司も悪い気分になりませんし、早くしてほしいと伝える事ができます。

ついつい自分の気持ちばかり優先して「なるべく早くお願いします」と言ってしまいがちですが、ここは相手を敬って「可能な限り」に置き換えて使ってみましょう。きちんと身に着けていれば、慌てている時でも口が滑らずスムーズに使うことができるでしょう。

日常ではこんな使い方もある

同僚や部下が困っていたらこんな使い方もあります。例えば、仕事が覚えられず日頃から悩んでいる部下がいます。そんな時「私ができる限りサポートはするから、何でも言ってね」と伝える事ができます。誰かにお願いをする時だけは無く、悩んでいる人や困っている人に声掛けをしてあげる一言でもあります。

また、自然災害が多く被災される方々がいます。親族や友人がそのような場面で苦しむこともあるでしょう。そんな時も「できる限りの事はしたいと思っておりますので、何でもおっしゃってください」と被災者に寄り添うことができます。

このように、ビジネスだけではなく日常でも相手を思いやる言葉として使う事ができます。覚えておくと様々なケースで使えるのでとても便利でしょう。

「できる限り」をオン・オフで使い分けよう!

いかがでしたか?「できる限り」という言葉には多くの類語がありました。ビジネスシーンだけではなく、日常でも使える言葉で覚えておくととても重宝するとわかりました。相手に気持ちを伝える時、スマートに使えるように身に付けましょう。

初回公開日:2017年09月04日

記載されている内容は2017年09月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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