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「ございますでしょうか」の言い換えの敬語5個・使い方

更新日:2024年11月20日

「ございますでしょうか」はさまざまなシーンで日常的によく使います。しかしその「ございますでしょうか」という言葉は本当に日本語として正しいのでしょうか。耳になじみ過ぎて正しいかどうか確認することもないかもしれない「ございますでしょうか」について見ていきます。

敬語5は「あるでしょうか」という言葉です。

「ございますでしょうか」は「あるでしょうか」という言葉に言い換えることができます。「あるでしょうか」は二重敬語に当てはまらない、正しい敬語表現です。

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ございますでしょうかの言い換えの使い方

「ございますでしょうか」の言い換えの使い方をご紹介します。

先ほどは「ございますでしょうか」の言い換え表現があるとご紹介しました。次にご紹介するのは「ございますでしょうか」の言い換え表現の使い方です。

「ございますでしょうか」の言い換え表現の使い方を「メール」「手紙」「上司に対して使う場合」の3つのパターン別にご紹介します。

ぜひ、「ございますでしょうか」の言い換え表現を使用する際の参考にしてください。

メール

メールで「ございますでしょうか」の言い換え表現を使う場合の使い方をご紹介します。

例えば、質問があるか尋ねるという場合に、「何かご質問がございますか」という形で使うことができます。

「何かご質問はございますでしょうか」は間違いです。また自分が質問したいときに「ご質問がございます」も間違った使い方です。

「ございます」は自分がへりくだって謙譲語として使うこともありますが、この場合は自分に対して使いません。

手紙

手紙で「ございますでしょうか」の言い換え表現を使う場合の使い方をご紹介します。

例えば、手紙で「お変わりありませんか」というような使い方をするのをよく目にします。「お変わりございますでしょうか」という表現は間違いです。

上司

上司に「ございますでしょうか」の言い換え表現を使う場合の使い方をご紹介します。

上司に「ございますでしょうか」の言い換え表現を使う場合、「質問はございますか」や「連絡事項はございますか」というように使うことができます。

注意する点は、間違った日本語である二重敬語の表現は使わないということです。敬語は目上の人や上司に丁寧な対応をしなければならない場で使うものなので、間違った言葉を使うわけにはいきません。

他の二重敬語

「ございますでしょうか」の他の二重敬語をご紹介します。

「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」などの敬語のうち、別の敬語、または同じ敬語を2つ重ねて使ってしまうと二重敬語という間違った敬語になるとご紹介しました。「ございますでしょうか」の他に、二重敬語になってしまっている言葉があります。

今回は、二重敬語の中でも「おっしゃられていた」と「ご覧になられた」をご紹介します。間違った言葉だということを理解しましょう。

おっしゃられていた

「おっしゃられていた」という言葉は二重敬語です。

「おっしゃられていた」は二重敬語ですから、「おっしゃっていた」という形で使うのが正しい敬語表現です。

同じく「言っていた」の敬語表現としては、「言っていました」という表現があります。「おっしゃっていた」も「言っていました」も二重敬語には当てはまりません。

「おっしゃられていた」を使わずに、「おっしゃっていた」や「言っていました」という表現を使いましょう。

ご覧になられた

「ご覧になられていた」は二重敬語です。

「ご覧になられていた」を正しい敬語表現にするには、「ご覧になっていた」という形にするのが正しいです。

「社長が手元の資料をご覧になられていた」は間違いで、「社長が手元の資料をご覧になられていた」が正しい言い回しです。

「見ていた」ということを言う場合、「ご覧になられていた」と言うのではなく、「ご覧になっていた」や「見ていました」を使いましょう。

二重敬語を使わないように気をつけよう

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初回公開日:2017年12月06日

記載されている内容は2017年12月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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