「末永くお幸せに」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現
更新日：2024年10月03日
当然、年賀状であったとしても話し言葉と同じで「末永くお幸せに」を使用することができます。
通常であれば年賀状に記入されるべき文章は敬語になっている必要がありますが、「末永くお幸せに」は不敬な言葉として多くの人に認知されているわけではないので、年賀状であったとしても使用することができます。
手紙での使い方とは？
「末永くお幸せに」という言葉は手紙の中でも使うことができるのでしょうか。できるとしたら、相手に不快感を与えない言葉なのかどうか知ることが重要になります。
特に、直筆で書く手紙などは相手に自分の気持ちを伝えやすい道具になります。
そのため、言葉遣いを間違ってしまった時には、相手に悪い印象を与えてしまうことになりかねませんので、注意する必要があります。
誤解を防ぎたいのであれば敬語表現を
例えば「末永くお幸せに」という言葉を手紙などに記入して祝福のメッセージ相手に伝えることもできますが、手紙を送る相手が職場の上司になどの場合は「末永くお幸せに」という言葉を使うことに抵抗を覚える可能性もあります。
そのような場合は、敬語表現でもある「末永くお幸せになるよう祈っております」という文面で締めくくる方が無難と言えます。
せっかく祝福のために相手にメッセージを送っているのに、相手の反感を買いたい人はいないはずです。そのため、誤解を防ぎたいのであれば敬語表現を使うことをお勧めします。
「末永くお幸せに」を敬語表現するときの例文とは？
「末永くお幸せに」という言葉を、どのように敬語表現で使うことができるのか、すでに理解することができました。
しかし、その敬語表現とどのようなフレーズを組み合わせて使うことができるのでしょうか。
普段の会話で「末永くお幸せに」という意味を敬語表現で使うためには、具体的な例文に精通している必要があるでしょう。
最初に祝福のメッセージを添える
「末永くお幸せに」という言葉をすぐに伝えることができますが、もっと良い表現を使いたいのであれば、最初に祝福のメッセージを添えることができるでしょう。
具体的には「ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せになられることを祈っております」という敬語表現を使うことができます。
このフレーズであれば、最初に祝福のメッセージを伝えることに成功していまし、その後にも、今後の生活が幸せになるように願っていることも伝えることができています。
多くの人に受け入れられる優れた敬意表現と言えるのではないでしょうか。
「末永くお幸せに」の別の敬語表現とは？
確実な敬意表現を使いたいのであれば「末永くお幸せになられることを祈っております」という文章を使う必要があるでしょう。
しかし、場合によっては親しみを込めたフレーズを使う必要があります。そのような時には「どうぞ、末永くお幸せに」という表現を使うことができます。
意外と感じられる方も多いでしょうが、このフレーズにも敬意が込められていると言えます。なぜ、そのように言うことができるのでしょうか。
なぜなら、最初の部分に「どうぞ」というフレーズが使われているからです。辞書でこの言葉を調べてみると「許諾の意を表す、丁寧な言い方」という意味が含まれていることがわかります。
「どうぞ」で程よい敬意を示す
そのため「末永くお幸せに」というフレーズよりも「どうぞ、末永くお幸せに」というフレーズの方が敬意が示されていることになります。
親しい友達でありながらも、相応しい敬意を示したいと考えているのであれば「どうぞ、末永くお幸せに」というフレーズを選択することができるでしょう。
「末永くお幸せに」の丁寧語とは？
やはり「末永くお幸せに」という言葉を敬語で言いたいのであれば「末永いお幸せをお祈りしております」 や「末永いお幸せをお祈りしています」と言う敬語表現になります。
「末永くお幸せに」は敬語表現で言い換えたとしても、それほど多くのバリエーションがあるわけではありません。
それでも、どの敬語を使うことができるのか知っておくのは非常に重要なことです。
よく「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがありますが、まさに、その通りで「末永くお幸せに」という言葉を敬語で言うことができるようになれば、親しい友達に対しても深い敬意を示すことが可能になります。
本当に親しい友達であれば「末永くお幸せに」という一言でも気持ちを理解してくれるはずですが、考え抜かれた丁寧語や敬語表現が使われているのであれば、あなたのメッセージを受け取った友達は、もっと喜んでくれるはずです。
「末永くお幸せに」で祝福する
初回公開日：2018年02月07日
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