Search

検索したいワードを入力してください

「ただいま」の敬語表現・ただいまの使い方と例文・別の敬語表現

初回公開日:2018年03月28日

更新日:2020年06月02日

記載されている内容は2018年03月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「ただいま」と言う言葉を、みなさんはどのようなシーンで使いますか。家に帰ってきた時に家族と交わす挨拶の言葉でしょうか。それとも「今」の違った言い方でしょうか。今回は「ただいま」の敬語や、敬語と組み合わせた表現について確認します。

「ただいま」の敬語表現

「ただいま」を使うときはいつでしょうか。家に帰ってきた時に、家で待っているお母さんに「ただいま。」が口について出ることでしょう。家族が待つ家に戻った時に、「ただいま」を使うことが多いのではないでしょうか。

「ただいま」という言葉は「帰宅」時に使われる挨拶言葉ですので、「ただいま」は、それだけでは敬語ではありません。しかし、「ただいま」の後に言葉を足して、敬語表現とすることができます。

たとえば「ただいま帰りました。」や「ただいま調査中でございます。もう少々お待ちください。」、「ただいま電話に出ることができません。」は、敬語としてビジネスシーンでも問題の無い表現です。

今回は「ただいま」の意味や使い方、敬語表現をご紹介いたします。

意味

ここでは「ただいま」の意味について説明します。同じ「ただいま」という言葉でも、微妙に意味が変わっていますので使い方とともに確認しましょう。

いま

「ただいま」の意味として良く知られているものは「今」「現在」を強調したり、丁寧にしたりする表現です。挨拶で使われる「ただいま」や、多くの人に告知を行う時に使われる「ただいまより、入学式を行います。」などの表現がそれに当たります。

挨拶で使われる「ただいま」は、「ただいま帰りました。」「ただいま戻りました。」を省略した言葉です。外から戻った時に使う「ただいま」は、家族や親戚の間であれば、問題ありません。しかし、ビジネスシーンでは敬語で無いため、上司に対して使うとおかしなことになります。外回りから帰った時には省略せず、「ただいま帰りました。」「ただいま戻りました。」を使います。

告知で使われる「ただいま」は、「より」と組み合わせることで、丁寧な敬語表現として使うことができます。

すぐに

「いま」ではなくて、現在からすこし後を表現するために「ただいま」を使う場合があります。たとえば、訪問した会社で受付の人から「ただいま、係の者が参ります。」と言われたら、担当者がこの後来てくれるということが分かります。

「ただいま」を使わずに「いま、行きます。」と、近しい関係の間で交わされることがあるでしょう。確かに「いま、行く。」よりは丁寧な表現ですが、ビジネスシーンではふさわしくありません。敬語として使う場合は「ただいま、参ります。」「ただいま、うかがいます。」を使います。

いまから少し前

「今」から少し前を言うために「ただいま」を使う場合があります。「ただいまお帰りになりました。」であれば、少し前にその場を離れて戻っている途中であると分かりますし、敬語としても成立しています。

「いま帰りました。」はどうでしょうか。「ました」を使っているので丁寧語ではありますが、ビジネスシーンでぶっきらぼうな響きが感じられ、敬語としては不足し、失礼に感じられます。

敬語として使うには、「ただいまお帰りになりました。」「ただいまお戻りになられました。」などのように、「ただいま」を使えば、失礼さを感じることも無く、過剰な敬語にもなりません。

「ただいま」の方言での敬語表現

「ただいま」は挨拶言葉ですので、目上の人に話しかけたり、家族以外に使わなければならないことがあります。敬語として使われる場合、その表現は、地方によってさまざまです。言葉は地域や時代によって変化しますので、その地域全てでこの表現が使われるということではありませんが、下にいくつかの県で使われている表現を挙げました。

沖縄

沖縄の方言ですと、「こんにちは」が「はいさい」「はいたい」、「ようこそ」は「めんそーれ」と言った言葉が有名です。

沖縄の言葉で「ただいま」は「なま、ちゃん」で、「おかえりなさい」は「けーたんなー」です。敬語表現で「ただいま」は「なま、けーやびたん」、「おかえりなさい」は「けーいみそーち」となります。

鹿児島

鹿児島の言葉で「ただいま」は「たでま」で、「おかえりなさい」は「おかえり」、敬語表現で「おもどりなさいもんせ」です。また、沖永良部島で「今から行きます」は「なまからいちゅんど」となります。上記の沖縄の言葉とおなじ「なま」が使われます。

京都

京都の言葉では、「ただいま」は「たやいま」「ただいま」、「おかえりなさい」は「おかえり」です。「ただいま」は京都の言葉で敬語表現にあたるものはありません。

「ただいま電話に出られません」などは、語尾が変化し、「ただいま電話にでられまへん」「ただいまお時間ございますやろうか」となります。

「たった今」を表す言葉としては「さいぜん」「さいでん」を使います。「さいぜんまでそこらにいゃはりましたけどなぁ。」のように使います。

「ただいま」の敬語での使い方

「ただいま」は挨拶言葉ですので、これ単体が敬語になることはありません。「ただいま。」「おかえり。」の挨拶が交わされる、アットホームな職場もあるでしょう。家族のような関係を、長い時間をかけて職場で作ってきたのであれば素敵なことです。しかし、「ただいま」が一般的にビジネスの場でふさわしいかというと、そうではありません。

「ただいま」は、その後に続く言葉によって、敬語として使うことができるようになります。ここでは敬語としての使い方を説明します。

Latests