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「今から」の使い方と例文・敬語の種類・今からの別の敬語表現

更新日:2024年08月03日

ビジネスで「今から」という言葉を使うシーンは意外と多くあります。「今から」という言葉を丁寧にすると「ただ今から」という言葉を使うことが一般的ですが、あとに続く言葉によっては「今から」という言葉の方が良い場合もあります。「今から」の使い方の参考にしてください。

「向かう」という言葉も「行く」という意味の言葉を別の言葉で表したものです。「行く」のは、相手の人ではなく、自分なので自分の行動を敬語にする必要があります。つまりこの場合、「行く」という言葉の「謙譲語」を使う必要があるということです。

ただし、前の項目で説明したようにあまり敬語を重ねてしまうと、くどい表現になりますので注意するようにしましょう。

【例文】
・ただ今からお伺いします

今から食事など

ビジネスなどで連絡する場合、お昼休みの時間はさけて連絡することがマナーです。しかし、仕事の都合なので相手の方が通常のお昼休憩(PM12:00~13:00)以外に食事をされることがあるため、食事時間前に電話などをしてしまうことがあります。そのような場合の例文をご紹介します。

【例文】
・ただ今から食事に出ますので、○時頃こちらから折り返しご連絡いたします

今から旅行

ビジネスの場面で、今から旅行ということを相手の人に伝えることはあまり考えられませんが、旅行中は、公共の乗り物(電車、新幹線、飛行機)などで移動することがあります。こういった公共の乗り物に乗っている時間帯は、電話などの連絡がつかないことがあります。

友達などで、旅行に行くことを知らない人が、急に連絡してきた場合は、「今から旅行に出かけるから、○時頃なら、連絡が取れる、○時頃は連絡が取れない」のように連絡が取れない時間帯などを伝えるようにしましょう。

自分の移動の時間帯を相手に伝えて、公共の乗り物の中で電話などをしなくてはいけない状況になることは、できるだけ避けるようにしましょう。

「今から」の別の敬語表現例

「今から」という言葉を別の敬語で表現すると、今までご紹介しましたように「ただ今から」という言葉を使うことが一般的です。

しかし、1つの文章であまり敬語をたくさん使い過ぎてしまいますと、表現がくどくなってしまい、逆に相手に内容が伝わりにくくなってしまうことがあります。このような場合は、「ただ今」ではなく、「今から」という言葉はそのまま使い、それに続く言葉を敬語にすることで使うこともあります。

状況に合わせ、どちらの言葉を使うことが適切かを考えて、使い分けると良いでしょう。

敬語の使い過ぎには注意しましょう

ビジネスでは、相手が年上、年下などに関わらず敬語を使うことが基本です。しかし、1つの文章でたくさんの敬語や丁寧な表現をしてしまいますと、くどい表現になってしまうため、内容が相手に伝わりにくくなってしまうことがあります。

「今から」という言葉は、丁寧な表現にすると「ただ今」ですが、この言葉に続く言葉を敬語表現にした場合、「ただ今」ではなく、「今から」という言葉を使う方が適切な場合もあります。ここで紹介した例文を参考に、相手にわかりやすい敬語を使うように心がけましょう。

また、「今から」という言葉は、「今、この瞬間から何かをする」といった時に使われる言葉です。電話などで伝える場合は良いのですが、メールなどで連絡する場合は、「今から」という表現の連絡は避けるようにしましょう。

メールを使って連絡をする場合は、相手の人がすぐにメールを確認しなくても支障がない場合にのみ利用しましょう。

初回公開日:2018年02月15日

記載されている内容は2018年02月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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