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「知らせる」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年09月11日

「知らせる」はビジネスシーンでよく使う言葉です。敬語表現をしっかり押さえておく必要があります。「知らせます」「お知らせいたします」などの使い方を例文をあげながら解説いたします。また「知らせる」の類語とその敬語表現も合わせてご紹介します。

メールでの使い方

「何かあったら知らせる」とメールで書く場合は「何かあったらお知らせいたします」と書くのが適切です。

「何かあったら知らせて欲しい」とメールで書く場合は「何かあったらお知らせいただけましたらと存じます」あるいは「何かあったらお知らせくださいましたらと存じます」になります。

ビジネスでの使い方

ビジネスシーンで「知らせる」使う場合は「お知らせいたします」という形で使うことが多いです。

「A社から連絡がありましたらすぐにお知らせいたします」「何かございましたらお知らせいただけましたらと存じます」「問題が起こった時にはすぐにお知らせいたします」「Aが戻ってきたらすぐお知らせいたしますので、少々お待ちいただけますでしょうか」などの使い方をします。

「知らせる」を敬語表現する時の例文

「何かあったら知らせる」は丁寧語の場合は「何かあったら知らせます」です。謙譲語で言うと「何かありましたらお知らせいたします」になります。尊敬語では「何かございましたらお知らせくださいませ」などの使い方をします。

「知らせる」の別の敬語表現の例

「知らせる」は「Aさんが帰って来た」「電話がかかって来た」「相手からの手紙が届いた」など、内容に関わらず「××ということがあった」ということを相手に伝えるというニュアンスの言葉です。

同様のニュアンスの言葉に「伝える」があります。「伝える」も「××ということがあった」ということをそのまま言うという意味合いを持っています。

「知らせる」は「危険を知らせる」など場合にも使います。危険を「知らせる」の「知らせる」に近い言葉は「警告する」です。

皆に伝える、という意味で「知らせる」を使う事もあります。「Aさんが転勤になると知らせてください」などの使い方をする場合の「知らせる」に意味が近いのは「周知する」です。

それぞれの敬語表現をご紹介していきます。

伝える

「伝える」は丁寧語では「伝えます」謙譲語では「お伝えいたします」尊敬語では「お伝えになる」になります。

「何かあったら伝えます」「何かありましたらお伝えいたします」「何かございましたらお伝えになって下さい」などの使い方をします。

警告する

「警告する」は丁寧語では「警告します」謙譲語では「警告いたします」尊敬語では「警告になる」になります。

緊急時に使われることが多いので、敬語を使わずそのまま「警告する」と言うかあるいは「警告します」と言う場合が多いです。

周知する

「周知する」は「周りに知らせる」「皆に知らせておく」という意味です。「周知する」の丁寧語は「周知します」謙譲語は「周知いたします」尊敬語は「周知なさった」です。

「飲み会の開催日程が決まったので周知します」「飲み会の開催日程が決まったので周知いたします」「飲み会の開催日程を部長が周知なさいました」などの使い方をします。

「知らせる」と「教える」の敬語の意味の違い

「何かあったら知らせて欲しい」を使うのと同じ場面で「何かあったら教えて欲しい」と言うことがあります。同様に「何かあったら知らせる」を使うのと同じ場面で「何かあったら教える」ということがあります。

「教える」は元々は内容を理解した上でそれを相手に教授する、という意味ですが「知らせる」と同じニュアンスで使われる場合は「知らせる」「伝える」と同じ意味です。

しかし「教える」は「教授する」という意味合いもある言葉ですので、目上の人に「何かあったら教えて」と言われた場合は「お教えいたします」ではなく「お知らせいたします」と答えた方が丁寧な印象になります。

「知らせる」は目上の人に対して使いやすい言葉

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初回公開日:2018年02月13日

記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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